左舷紅翼

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Comment: 異論はほとんどありません。昨日当方のブログにコメントいただいた通り、受験勉強が教育の趣旨を失っているという点も含め、その通りだと考えます。文部科学省は色々知恵をしぼって「ゆとり教育」を考え出し、また、撤回したりとふらふらしているようですが、私が昨夜主張した趣旨は、そもそも大学受験の受験問題等の形式が、丸暗記手法が有利な従来のクイズ形式を崩さないために、小中高の教育も、そのように歪むと考える次第です。ちなみに、大学在学中の出欠確認とテストの一般勝負方式で成績判定する仕組みも、教育の本質を失っているでしょう。大学こそが教育とは何かを見なおす必要があるのだと思います。ゆとり教育の行き詰まりは、ゆとり教育の問題だけでなく、小中高の教育方針が変わっているのに、大学の受験方式が変わらず、従って塾が繁盛した点にあると考えます。そして、塾に通わせられる層は中～高所得者層ですから格差の固定という問題にもつながります。ゆとり教育の趣旨に見合った大学受験制度を大学が考えたという話は聞いたことがない。そして、今も昔も大学を卒業した人間が本当に優秀なのか、その確証がないことも問題かと考えます。
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