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今日は私が騙されていたと感じたことについて。。。

二十歳前後まで、私という人間は……田舎に住む人間は偏屈で狭量で受け入れ難い人間というイメージが強かった記憶があります。
中島みゆきさんの「ふぁいと」の歌詞にもありますけれど……
薄情もんが田舎の町にあと足で砂ばかけるって言われてさ　出てくならお前の身内も住めんようにしちゃるっていわれてさ　うっかり燃やしたことにしてやっぱり燃やせんかったこの切符　あんたに送るけん持っといてよ　滲んだ文字　東京行き～♪
って歌詞にも代表される通り、私は田舎の人間は縄張り意識が強くて狭量ってイメージがホントに強かったのです。。。
テレビドラマ等でも、そういう雰囲気のドラマが幾つかあり……そのイメージは本当に強かったのですけれど。。。

何がだ、馬鹿野郎！！

都市部の人間より、田舎の人間の方が、ずっと話が通じるじゃないか！！

いや、本当に。
仕事で田舎を巡る機会が多いのですけれど、これぞ日本人って感じの人間ばっかりなんですよ。
こちらに気を使い、強く主張もせず、笑顔でにこにこと、周囲の和を乱さず。。。
そういう方々ばかりなのです、田舎の人間って。。。
そりゃ、一部部落の人間は非常に偏屈で狭量かもしれません。
ですが、私の知る限り、基本的に日本人の老人（戦前世代）というのは、本当に人が良くて協調精神を大事にして、言いたいこともろくに言わず、こちらが最大限の譲歩しても相手が損をしているんじゃないか？って思うくらいのお人よしばかりで……

なのに、何故、そんなお人良しばかりの田舎人を誤解するようなイメージが先行していたか？

それを考えると、三つの仮説が思いかびました。。。

一つ目。
中央集権によって都市部に人口が集まった。
田舎を捨てて都市部に住むことになった人々がドラマを作る際、田舎のイメージを悪くすることで、故郷を捨てた罪悪感を軽減させようとしたという仮説。

二つ目。
都市部に人口を集めようと画策した戦後すぐの役人たちが、日本の発展のために仕方なくマスメディアに命令を行うことによって、田舎のイメージを悪くすることで、都市部人口を増やそうとしたという仮説。

三つ目。
マスメディアに従事した人間の出身地は、基本的に偏屈で狭量な人間の多い地域……つまり特定部落出身者が多かったため、自然と偏屈で狭量な田舎のイメージがマスメディア内に浸透した……。

私は……今のマスメディアの酷さ、加えて人権屋に対して異様なまでの厚遇から、三つ目の仮説が正しいのではないか？と思ってしまっております。。。


結局のところ。。。
如何なる人間でも……普段偉そうにブログを書き連ねている私でさえ……目や耳、即ち情報入手の段階で歪んだ情報ばかりが入ってきたならば、主観はどうやっても歪んでしまうのです。
そういう意味で、テレビを三種の神器と読んでいた呼んでいた段階の世代の方々が、未だにマスコミの報道を信じ込み……
官僚は悪で、自民党の政治家はクズで、民主党の政治家は善で。
田舎はダメで都会が素晴らしく、アメリカは横暴で、中国はアジアのために頑張っていて、韓国・北朝鮮は被害者で、日本は加害者であり悪で……
財政赤字は国民の借金で……って説を信じ込んでいても、ある意味仕方ないとは思うのです。

だからこそ、絶対正義の報道はあり得ず、様々な視点から報道されるべきであり……

今のマスメディアが中立と正義の報道と名乗りを上げ続ける限り、私はソレを不要の存在と断じるしかないのです。

……逆に○○○の方向に偏向していますと自主申告すれば、それはそれで当たり前の報道機関だと認めることが出来るのですけれども。。。


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