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■共産主義

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■そうか。マスコミさんたちは……

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今日はちょっと他にやりたいことがあるので一発ネタ。

三橋氏曰く「誰かの負債は誰かの資産」というのは基本的に誰しもが納得する言葉だと思うのですけれど。

つまり、日本政府の負債=日本国民の資産ですよね。
(この場合、企業は考えません)


そう考えると……一時期のマスコミさんたちの裏にある思想が見えてきます。

「国の借金はいけない! 無くすべきだ!!」

このフレーズを上記の等式に当てはめて変換すると↓↓↓

「国民が資産を持つのはいけない! 無くすべきだ!!」

……と、こうなります。


つまりが共産主義ですね。
しかも、思いっきり間違った方面の共産主義です。
本来の共産主義ってのは、生産者(プロレタリアート)の活動による成果は生産者が平等に分け合うべきなのに、資本家(ブルジョワジー)に奪われゆく現実があり、だからこそ資本家と戦うためには暴力も辞さない……という考え方です。
あくまで労働者の充実が基本
私有財産の廃止や暴力による革命ってのは手段に過ぎないのです。

そんな言葉を全力で唱え続けていた訳ですから、マスメディアが赤い思想に染まっているのもまぁ、当然なのでしょうね~。
ま、実際のところ、そんな経済の大原則すらマスメディアの連中は知らなかったって方が正しいのでしょうけれど。


ちなみに私は……共産主義ってのは労働者の成果が資産家に奪われさえしなければそれで良いって思想だと思うのです。
権力者がアホみたいにイデオロギーを唱えて自分の権力拡大に利用したから、最悪の暴力主義ってイメージが先行しておりますけれど。。。


ま、こういうことを言うような労働者の敵も存在しますから、まだ共産主義の火は必要だとは思いますけれど。。。


トヨタ伊地知専務「日本の技術力を守るために労働規制の緩和を」

トヨタ自動車の伊地知隆彦取締役専務役員は2日、2011年度第1四半期決算会見で日本の六重苦について触れ、「今の労働行政では、若い人たちに充分に働いてもらうことができなくなっている」と述べた。

伊地知専務によると、ヒュンダイとトヨタの技術者を比べた場合、個人差はあるものの年間の労働時間がヒュンダイのほうが1000時間も多いそうだ。ということは、10年で1万時間も違ってしまう勘定になる。

「私は若い人たちに時間を気にしないで働いてもらう制度を入れてもらえないと、日本のモノづくりは10年後とんでもないことになるのではないかと思う」と伊地知専務は危惧する。

もちろん心身の健康が第一であるが、日本の技術力を守っていくためには若いうちから働く時間を十分に与え、さまざまな経験を積ませる必要があるというわけだ。


http://response.jp/article/2011/08/03/160391.html



ですが、各国と日本の労働時間を比べて見ると下図のようになってます。

70725b02.jpg


……まだ働けと??
しかも、サービス残業に値する数値がこれだけあって??



たわけ。
企業が金を払わないから、労働者が充実して働けないのだろうが!!

しかも、下請け苛めで有名なトヨタが何を抜かすか。
正社員ばかりではなく、下請け、期間労働者の待遇も見ると凄まじいんだろう??
本来ならば……こういうクズに労働者が言いように使われないために、共産主義があるのです。

共産主義ってのは、共産党員が列車や人間を埋めるためにあるんじゃないんだからねっ!!

と、何となくツンデレで。。。

ちょっとだけのつもりが、いつも通りのエントリに……
共産主義が絡むと、現状の不遇もあって非常に言いたいことが多々……



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■おいおい、カンボジア。。。

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確かに共産主義が嫌われるのも無理ないな~と思ったカンボジアの悲劇。。。

ポルポト派による戦後最悪の大虐殺の歴史。

もう見ていて唖然とするばかり。
人間が出来る行動じゃないですよ、コレは。。。
今まで詳しくは知らなかった訳ですから、あまり偉そうなことは言えませんが、調べてみて吃驚です。

総人口800万足らずのこの小さな国で、実に、200万から300万近くの人間が虐殺されたとの話。
しかも、知識層は6割以上が虐殺されたとか。




そもそもの原因は、当時のシアヌーク国王が南ベトナムに存在していた反国王派の拠点を叩こうと、北ベトナム軍の基地を作ったことでしょう。
この結果、カンボジアはベトナム戦争に巻き込まれます。
それを破壊し我が物とするため、アメリカ軍は親米派のロンノル将軍(当時の国防相)に巨額の軍資金を提供し、バックアップをすることを約束して、シアヌーク国王を追い出しました。
結果、アメリカはその北ベトナム軍基地を爆撃し、カンボジアは内乱状態に陥ります。

一方、亡命したシアヌーク国王は、国外からロンノル政権打倒を呼び掛けます。
これに賛同したのは、北ベトナムと国内に潜伏するカンプチア共産党、つまり後のクメール・ルージュ。
ベトナム戦争が激化する最中、カンボジア国内は、熾烈な戦闘が至る所で繰り返され、5年越しの内戦状態に突入してしまいます。

内戦によって首都プノンペンは物や食料の不足が深刻化、民衆の不満は高まります。
その上、テロや内乱やらで国土の6割は解放勢力の手に落ち、主要幹線はいたるところで切断。
北ベトナム軍がカンボジア領内に入り込み、それを追撃してきた南ベトナム軍、アメリカ軍と間で猛烈な戦闘が生じます。
結局のところ、このような事態で大被害を被ったのはカンボジア人でした。


そして、ベトナム戦争にアメリカが負けた時点で、悲劇が開始されます。
親米派だったロンノル政権はアメリカの後ろ盾を失って失墜。
その後に政権を握ったのはクメール・ルージュ(赤いクメール)と言われるポル・ポト派だった訳です。


1975年、4月17日。
ポルポト派による政治が始まります。
国民はようやく内乱が終わることを期待していた訳ですが……



彼らがまず行ったことは、適当な理由をつけて都市部の住民を全て農村部へ退去させることでした。
病院で寝ている患者も老人も何もかも、着の身着のままで。
逆らうと殺されてしまうため、全員が仕方なく歩きます。
酷い場所では一ヶ月以上も歩き続けなければなりません。
赤ちゃんや老人、病人はこの強行軍に耐えられずに亡くなりました。

と同時に、彼らは新国家設立のための協力者を募集します。
前政権の将校、医師、教師、技術者、僧侶、そして海外で勉強していた人たちはカンボジアの発展のために知識と技術が必要だと言われ、望んで名乗り出ていきました。

ですが、これはクメール・ルージュによる罠で、彼らは全て皆殺しに遭いました。

そして国民に対する弾圧が始まります。
休日のレジャー・音楽・映画、恋愛などは、資本主義的行為とされ全面的禁止。
貨幣は撤廃され、米が通貨として扱われ始めました。
宗教は全面的に禁止。宗教家は寄生虫や黄色い衣装を着た怠け者とか蔑まれ、農作業やダムの工事現場に追いやられた挙句、寺院はことごとく豚小屋や集会場に、モスクは倉庫となりました。
教育も一切消滅しました。
授業は、一日30分程度、それも革命の歌やスローガンを連呼するための時間となり、国民に課せられた使命は、農作業や土木工事など、ただアリのように黙々と働き続けることだけとされました。

都市に住みメガネをかけているだけで知識階級と見なされ殺されたとも言います。

(上記の条件に当てはまっているので、この時点で私、確実に殺されています。ついでに、国家のための知識人が必要といわれれば望んで出頭しそうですし。。。)

このような政権の手でまともな国家運営が出来る筈もありません。
あっさりと行き詰まり、絶望的な中で崩壊を迎え始めます。
が、何故かクメール・ルージュの人たちはそれを大人が信用出来ない所為だと考えます。
その結果、大人は信用されず、頭の中に旧来の知識を全く持たない子供だけが重視されるようになりました。
子供が大人よりも重大な仕事につくことになり、子供兵士、子供看守、子供医師という特異な存在が次々と生み出されました。

そうした子供兵士たちは旧来の知識が無いからこそ、あっさりと洗脳の虜となります。
彼らは13才程度の子供で、徹底的な洗脳によってポル・ポトを神とあがなう狂信的集団になっていたのです。
命令があれば肉親でも殺せるのです。

子供たちはスパイと化し、子供たちは虐殺者と化し、子供たちはポルポトの手先と化しました。
こんな国家でまともに生産力が発揮できる筈もありません。
何しろ、農作物を作る知識を持つ大人が居ないのです。
行政を行う大人が居ないのです。
病気を治す大人が居ないのです。
そして、子供に道徳を教育する大人が居らず、洗脳教育のみが施されるのです。
餓死、病、怪我、そして虐殺。


結果として、総人口の1/3が虐殺されたとか。。。

証拠として、今のカンボジアの人口層がこんな感じみたいです。

800px-Pyramide_Cambodge.png

……少子化が問題とか、そういう次元の人口比の狂い方じゃありませんね。


ちなみに、朝日新聞は頑張ってこの国を擁護していたみたいです。

asiayasasisa1.jpg


……まぁ、ここまでは某2ch板からの知識なので、私個人の見解を入れると。

ポルポトにあったのは、酷い劣等感と、それを埋めるための肥大した自尊心だったのでしょう。
劣等感故に他者を信用できず、自尊心を満足させるために権力を求めた。
一国を手にしてもそれは変わらなかったのでしょう。
自分自身の知恵に劣等感がある。だから知識人と対等に協議して良い政治を進めるというのは自尊心が許さない。
……だから、殺す。

都市部に人間を集中していたら、反抗される恐れがあるから隔離し、文明から遠ざける。
……だから、都市部から強制的に排除する。

変な知識を与えたら逆らわれる。
……だから、教育を廃止する。

お金を溜める人間が出てきたら武器を買われて叛乱を起こされるかもしれない。
……だから、紙幣を廃止する。

彼はそもそもの意味で人間や国家を理解できていなかったのでしょう。

人間という生き物は、強制的に働かせるよりも自発的に働かせた方が良く動きます。
人間という生き物は、罰則よりも利益を与えると良く働きます。
人間という生き物は、一方的に搾取するよりもお互いに利益があると理解させた方が逆らいません。
人間という生き物は、謂れなき罰則には反発しますが、理を説いた罰則には反発は少ないものです。

同時に、利益を与えすぎても働かなくなるとか、利益を与えすぎるとそればっかり求め始めるとか、罰則を条件付でも緩和するともっと緩和させろと要求が大きくなってしまうとかも続きますけれど。。。
その辺りの調整も考えないといけませんけれど。

また、国家というものは……
国民を動かすよりも動いてもらうと思った方が上手く行きます。
搾取するよりも、相互利益を考えた方が収益は多くなります。
人口を減らして労働力を削減するよりも、人口を増やした方が収益は増えるのです。

こんな当たり前のことすら理解出来ない人間が、国家運営するなんてそもそも不可能だったという訳でしょう。


そして、何より。

社会ってのは法律で成立している訳ではありません。
法律があるからこそ、同じように社会生活を行っている人間は犯罪を起こすことはないだろうという、相互信頼によって成り立っているのです。


だからこそ、他人を信頼しない人間に、国家を上手に動かすことなんて不可能なのです。
生憎と、ポルポトは人間不信だけはとてつもなく上手だったようですから、こうして叛乱の芽を潰し、国家を疲弊させながらも自分の権力だけは保つという自衛手段だけには長けていたみたいですけれど。。。



今日の結論。

国家や人間をよく理解出来ない人間が国家を動かすと、こういうことになりかねませんという話でした。


PS:
ついでにさっき見た動画を添付します。。。



……日本って平和ですよね~~。


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■社会主義の欠陥。。。

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個人的に言わせて貰いますと、社会主義や共産主義というのは素晴らしい制度です。
いや、もう私はアカと自負していますから、この主張だけは崩せません。

ですが、生憎とその制度に生きる人間そのものに欠陥があり、未だに正式に成立したためしがありません。

では、何が問題なのでしょう??

実のところ、現状で認識されている社会主義という制度の最大の欠陥は、労働者という存在を深く理解していないことです。

労働者の労働意欲というのは、大きく分けて五つほどの条件で決まってきます。

1.報酬面
2.保障面
3.環境面
4.貢献面
5.自発性

1.は言わずもがな。賃金のことです。
お金になるからこそ、人間は働きますし、やる気が起ころうというモノです。

2.は保障。怪我をしたときに助けてくれたりとか、問題を起こした場合に会社や社会に助けられる保障があるのと見捨てられるのとでは、仕事をやろうという気力も大きく変わってくるでしょう。

3.環境面は、仕事環境のことです。
会社内でセクハラやパワハラ、人種差別、コネばっかりで昇給していく人間がいれば、やる気なんて起こる筈もありません。
と言うか、そんな会社のために頑張ろうなんて思えないのです。

4.貢献面は、自分の仕事がどれだけ社会のため、周囲のため、会社のためになっているかという認識が出来るかどうかです。
人間という生き物は生まれながらにして社会性というのを持ち合わせておりますから、誰かのためになると思えば、実のところ少しくらい辛い仕事でも頑張ってしまいます。
……特に日本人はその傾向が強く……過労死なんかが問題にもなっておりますね。

そして、5.の自発性。
これは労働者が自分から頑張ろうと思う心です。
家族のため、車のため、将来のため、鐘のため、そういう自分自身が持ちえる目的のことですね。
何らかの資格を取るでも構いませんし、嫁を貰うためでも構わないのです。
労働者が自発的に努力しようと思わなければ、どれだけ環境が整っていても高い賃金を保証しても労働者が働くわけがありませんから。。。


さて。
社会主義というシステムは、確かに素晴らしいと思います。
特に1.と2.の報酬と保障を国家が強制的に確保することで、労働者の労働意欲を高めるという素晴らしいシステムであると胸を張って言える制度です。

ですが、労働者はそれだけで動いている訳じゃありません。
3.の環境面は、確かに法律でセクハラや差別などを取り締まれば一定の効果が上がります。
それでも、個々の精神面までは法だけでは縛れません。
この環境面を確保するために大切なのは、道徳……即ち教育というシステムを最大限に活用しなければ出来ないのです。

4.の貢献面も同じ。
こればかりは国家の教育でもどうにもなりません。
確かに○○民主主義人民共和国マンセー……じゃなかった万歳!!!と叫ばせることで意気揚々を謀る事も出来ますけれど、それだけではいつまでも頑張り続けるのは難しいでしょう。
自分の行っている仕事が、如何にして国家の、会社の、誰かのためになっているかということを心の底から納得できる。
そういう教育を社員が、上司が、集団全てが受けないと、この貢献面でのやる気はなかなか発揮されないのです。

そして、5.の自発性。
これが社会主義で確保するのが最も難しいでしょう。
何しろ、社会主義というシステムでは、この概念が完全に欠落しているのです。

これを促す最も有効な手段が、実は競争です。
上記四つの労働者への刺激はあくまでも労働者のやる気を促すだけ。
何もなくても労働者自身がやる気を発揮してくれるならば、それに越したことはありません。
だからこそ、競争主義というものが非常に有効だという原因がコレなのです。

……勿論、上記四つが悪いと、折角のやる気も削がれてしまいますけれど。。。
同様に、働いても働かなくても報酬が同じであれば、労働者のやる気なんて育つ筈もありません。。。

何故、社会主義というシステムがこの自発性という概念を欠落しているかと言うと。
社会主義というシステムが出来た当時は、労働者が働かないということは、ほぼあり得なかったからです。
何故ならば、働かないと死ぬから。。。
一生懸命、身体を壊すまで働いて、それでも労働付加価値の殆どを富裕層に搾取される。
それが、カール=マルクスが生きていた時代、社会主義・共産主義の原点が生まれた時代の常識でした。

ついでにカール=マルクスがプロイセン……ドイツ出身だったのもあるんでしょうね。
私はドイツ人のイメージは、非常に勤勉で機械的、やるべき義務はキッチリこなすというイメージしかありませんので。。。


加えて、ブルジョワジー……富裕層を駆逐する際に武力を使ったのは取りあえず最も手っ取り早い手段として評価はします。
ですがそこで、権力の維持を目論み、武力で反対意見までもを駆逐し、権力者と労働者という二階級の社会システムを築き上げてしまった。
いや、それ自体は悪くありません。
権力者が政治運営を必死に学び、労働者が居るからこそ自らが存在できているのだという感謝の念を忘れず、自分の双肩には非常に大きな責任を担っているという自覚の下で権力を行使したのであれば。。。

……そうです。
要は権力者は働かず努力せず搾取だけした。
労働者は働いても報われず、働かなくてもそれなりに暮らせた。
この状況で、どうやって労働意欲を出せと言うのでしょう??

社会を最も効率よく回転させるためには、各々が得意分野を頑張ることで社会が回転するという分業システム
そして、各々がやる気を失わない程度の公平性……この両者が必要です。
ですが、支配層は楽して豊かになり、反対意見は抹殺。
労働者は働いても働かなくても同じ。。。

結局のところ、現在存在している社会主義は、5.の自発性を非常に欠くシステムだったのです。
だからこそ、ソ連は崩壊して失敗しました。


ちなみに、社会主義が唯一上手く回転していた社会というのは、江戸時代の日本だと思います。
支配層である武士は権力を有するが故に清貧を旨とし自戒し文武に努めた。
食糧生産層である農民は、一方的に税を奪われる代わりに食料だけは豊富にあった。
工業生産者は自分の仕事に誇りを持ち、労働の喜びを代々教えあうことで技能の向上に努めた。
商人は流通を担当しつつも、貯蓄を武士へと貸し与え、だけど政治には深く関われないという原則があった。

階級性でありながらも、富をそれぞれで分け合い、だけど弱者を救済するシステムまで存在している。
それらは全て、日本人の性質があってこその話でしょうけれど。。。

あ、もう一つ。
ナチスドイツも成功していましたっけ。
戦争さえしなければ、全てのドイツ人労働者が労働者として最高の生活を営めていた時代だと、未だに言われるほど、ナチスドイツ時代の社会主義は非常に素晴らしいものでした。
……敗戦へと突っ走るまでは。。。

ですから、社会主義はただの理想じゃないのです。
様々な保障や法案でしっかりと労働者の労働意欲を刺激しつつ、弱者を救済して社会不安を消し去り、教育により労働意欲と社会貢献意識を高め、労働者がそれぞれ自発的に労働意欲を見出してくれるならばこれ以上ない素晴らしい社会を実現できるシステムなのです。

どうも今の日本は、アメリカの対共産主義戦略の影響の所為か、社会主義を扱う人間の欠陥社会主義の欠陥と混同視しているようで。。。
勿論、近代民主主義として言えば、そうやって人間の欠陥が社会の欠陥へと反映されるシステムそのものがダメなのでしょうけれど。
その辺り、上手く法治さえすれば、素晴らしい社会主義も訪れると思うのですけれど。。。

社会主義を実現する上で特に重視すべきは……
しっかりした社会保障。
労働意欲と道徳観溢れる教育。
公平な政治。

この三つなのです。

……あれ??

社会主義者の集まりであると評判で、左翼政権と呼ばれた民主党
社会保障を頑張っているのは認めます。
ですが、労働意欲を道徳観溢れる教育?? あれ? 日教組が支持母体??
公平な政治?? あれれ?? 民主党の候補が出ていないところへの冷遇??

他にも。。。
政治への熱心な勉強意欲。
国民を率いているという責任感。
国民が勤労意欲を感じられる公平性。


社会主義を名乗るにしては、ちょっとばかり必要な要素が足りてないような気がするのですけれど??


結論。
どんな主義主張も、結局は扱う人間次第です。。。


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■交通マナーと個人主義、社会主義。。。

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最近、車の運転を見ることが、個人主義と社会主義がどういう仕組みかを理解するのに最も適切ではないか?と思っている今日この頃です。
まぁ、マナーの悪さというのが目に付いて、苛々させられただけというのが事実であり、そこまで難しい話ではありませんけれども。


まず、個人主義社会主義の定義から語ります。

個人主義とは、自らの利益を個人個人がそれぞれ尊重することで、社会全体の利益を増やそうという国家思想。
社会主義とは、社会全体の利益のために、個人個人が多少の不利益を我慢することで、結局は社会全体の利益が増し、個人個人も失った不利益以上の利益を得ることが出来るという国家思想。

……です。
ちょっと長いかな?

ま、それを分かり易く説明させて貰うために、車の運転を例に挙げるのですけれど。


まず、語りたいのが、交差点や公共交通機関に対する態度。
道路交通法を例に挙げますけれど。


(停車及び駐車を禁止する場所)
第44条 車両は、道路標識等により停車及び駐車が禁止されている道路の部分及び次に掲げるその他の道路の部分においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない。ただし、乗合自動車又はトロリーバスが、その属する運行系統に係る停留所又は停留場において、乗客の乗降のため停車するとき、又は運行時間を調整するため駐車するときは、この限りでない。
1.交差点、横断歩道、自転車横断帯、踏切、軌道敷内、坂の頂上付近、勾配の急な坂又はトンネル
2.交差点の側端又は道路のまがりかどから5メートル以内の部分
3.横断歩道又は自転車横断帯の前後の側端からそれぞれ前後に5メートル以内の部分
4.安全地帯が設けられている道路の当該安全地帯の左側の部分及び当該部分の前後の側端からそれぞれ前後に10メートル以内の部分
5.乗合自動車の停留所又はトロリーバス若しくは路面電車の停留場を表示する標示柱又は標示板が設けられている位置から10メートル以内の部分(当該停留所又は停留場に係る運行系統に属する乗合自動車、トロリーバス又は路面電車の運行時間中に限る。)
6.踏切の前後の側端からそれぞれ前後に10メートル以内の部分




良いですか?
交差点内で車を停車させるのは許されないのです。
だと言うのに、数メートル前へ進むことだけを争い、交差点内へと車両を進めるドライバーの多いこと多いこと。
特に渋滞時とか。
しかし、それをやらかしてしまえば……個人利益の数メートルを確保するために交差点内で停車して身動きが取れなくなってしまえば……信号が変わった時や突然救急車等の緊急車両がその交差点を通過しなければならなくなった時、どうなりますか??
その交差点を渡ろうとした複数のドライバーの交通を妨げ……彼らの進める筈だった時間を奪ってしまうのです。
同時に、救急車の通行を妨げたとなれば、それはもしかしたら助かっていた筈の人間の命を奪う行動に繋がり兼ねず、助かる筈だった彼の生命を、自分が数メートル走るという利益のために奪ってしまうことになるのです。


これが、まさに個人主義と社会主義のどちらが社会的に有益か?という問題の結論だと思うのです。

ちなみに。
横断歩道の5メートルを何故確保するかと言えば、反対側を走っているかもしれない車両が、横断する人を早急に発見できるようにするためです。
安全地帯や踏み切りに対しても同じ。
要は、ルールというのは理由があって決まっているから……という理由を考えれば、実のところそう難しい話でもない訳ですけれども。。。


このように、個人個人の利益を法律で縛ることで、個人個人の利益を権力によって奪い、代わりとして、社会全体の交通量を増加させることで、渋滞発生を最小限に抑える。
これが、道路交通法の理念であります。
と言うか、法律ってのは基本的に社会主義的な発想で出来ているんですよね。
自由主義は彼らを放っておくことで、平均的な目的地達成時間が短くなるという発想。
事実、田舎道等の人よりも猿が多い地帯で信号があっても邪魔なだけです。
そういう場所においては、ドライバーの自由に任せていた方が目的地への到達時間は短くなります。


……今の資本主義社会はどうでしょう?
投資家・銀行等に自由に任せていた結果、サブプライムローンの暴走により世界規模のデフレを招くことになりました。
つまり、世界の資本は既に自由放任に任せておいた方が社会全体の利益が上がるという状況ではないと思うのです。
要は、都市部の車状況と同じで(東京とかは意外と車少ないみたいですけれど……私の言うのは「田舎の都市部」です。田舎育ちで申し訳ない)、既に資本は放任主義が有効とされる過密量の限界値を超えていると思います。

だからこそ、今から流行るのは個々の資本を自由放任するのではなく、アメリカのオバマ大統領みたく資本家・投資家に規制をかけることで社会全体の利益を追求する、社会主義方面だと思うのですよ。。。
(冷戦期は自由資本主義がまだ限界を迎えていなかったからこそ、アメリカ側の勝利に終わりましたけれど)


……ちなみに。
車の機能を最も生かすためには、車の運転を全自動の機械制御にすれば良いのです。
そうすれば、コンピューターが全ての車両が最も短縮された時間で目的地に達成するための経路を選んでくれます。
基本的に渋滞というのは車の一時停車等、流れが淀んだ場所が伝播して起こるのが基本ですから、全ての車両が自然と流れていけば、渋滞なんて起こらないという理論ですね。

それはそれで、多分、自由が欠片もなくなりますので、非常に嫌われる意見になるとは思うのですけれど。
交通事故で一年間に一万人単位で亡くなっていることを

あと、私はこういう交通ルールを罰則を以って現実化するのではなく個々の自由意志と先見の明によって自然とそれらを理解し、みんなが安心して便利に使える道路を目指してそれぞれが利用する
そういう社会が理想だと思います。
そして、資本等の流通にしても土地占有権等の問題にしても、みんながみんな、そういう考え方を自然と持ち合わせてくれれば、社会はもっと素晴らしくなるのです。
……と言うか、ルールをみんなが理解しないならば、結局守ろうとしないあるだけのルールと化すでしょう。
中国にも交通ルールはあるでしょうけれど、誰も守っていないのが良い例。。。


こういう発想こそ、私が目指す……権力による強制ではなく、個々の自由意志によって全体利益を重んじる自由社会主義……即ち、私の考える共産主義への足がかりだと思っているんですけれども。
(ちなみに、私はマルクス理論は詳しくありません。ただ単に自分の理想に最も適合している思想が共産主義というだけだったりします)
まぁ、決められた交通マナーすら忘れて目先の数メートルの利益に我を忘れて飛び込むバカ共が居る限りまだまだ理想の社会は遠いんだな……と、思わざるを得ません。。。


渋滞で苛々するのは分かるんだけれど、ちょっとだけ前に進むことと引き換えに、誰か数名が前に数百メートルは進める権利を侵害するのは馬鹿馬鹿しいでしょう??
その所為でまた何処かで渋滞が加速して、結局自分が損をするのですから、尚更です。
だから、交通運転をするときは、自分が前に進むことだけじゃなくて、もうちょっと通行する車両の流れ全体に目を向けることで、社会全体のために数メートルを我慢する程度の理性を持って欲しいと思うのです。

……渋滞よりも交通ルールを守らない連中に苛々させられたので、こういうエントリを書かせてもらった次第であります。
そういう意味じゃ、信号すら守らない・クラクションは鳴らしたい放題の中国では、共産主義を実現するためにはああいう恐怖政治を行うしか手段はないんじゃないかなぁ?とも思ってしまう今日この頃でした。


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■労働者は金儲けの道具である。

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とてつもないタイトルですけれど、企業にとってこれは間違いのない事実であります。
何しろ労働者を用いることで資本を稼ぐ以上、その言葉に反論出来る人はいないでしょう。
大企業になればなるほど、その傾向が強まるのは当然ですね。
何しろ個々人の顔すら見えないのですから。。。


ただ、だからと言ってその労働者という道具を使い捨てる。
それは大きな間違いだと言わざるを得ません。

昔の職人にとって道具とは即ち職業の全てを賭けるほど、人生の全てと言うほど大切なものでした。
だからこそ一流の職人は常に道具のメンテナンスを欠かさず、何があっても道具を手放さないほど徹底されていたそうです。
うちの祖父もそんな感じでした。
特に日本人は八百万の神を信仰し……使い込んだ道具には神が宿ると伝え、針供養などという行事すらあるくらいですから、その道具に対する愛着もまた、とてつもないものがあるのでしょう。

まぁ、そこまで入れ込まなくても、兵士が道具に過ぎない筈の武器・兵器の手入れを怠るでしょうか??
その道具に命を賭けなければならない戦場において、道具に裏切られれば即死です。
である以上、僅かな不具合もないように、常に最高の動作を出来るように、必死に整備を行うでしょう。
……まぁ、激戦になればそれなりでやっていかなければならない状況も出てくるのでしょうが。。。


企業において、人材というのは金儲けの道具にしか過ぎないでしょう。
ですが、企業は人材という道具がなければ……あっけなく死んでしまいます。
法人という存在は結局のところ、資本が回り続けなければ死ぬような、脆い存在なのですから。。。

だからこそ、今の企業に必要なのは、その命を預ける大切な道具である人材の、整備・補修の大切さを理解することだと思うのです。
道具であったとしても温度・湿度・錆……それらの僅かな不具合で大きく性能が変わってくるのです。
人間がそれ以上に繊細で手入れが欠かせない存在だと……そう自覚することこそが、今の企業に最も必要な姿勢だと思うのです。

道具だから大切にしない……その思想は間違いなく使い捨て文化が日本人にもたらした非常に悪い発想でしょう。
本来、資源がろくにない日本人は、道具だからこそ大事にする。そういう発想を重視した筈なのです。
企業にとっての人材は、確かに金儲けの道具にしか過ぎないでしょう。
ですが、その道具を如何に整備し・手入れし……最高の状態で使い続け、最適と思われる場所に用い、そうして最高の成果を上げる。
それこそが、企業がこれから先大切にしていくべき姿勢だ
と、私は思うのですよ。。。


……と言うのを考え付いたのは、実はコードギアス第二期で「道具扱いして」と扇たちが嘆いているのを見て、どうして道具扱いするからといって人材を粗末に扱うかどうかは全く別だと考え付かないのか、非常に不思議に思ったのが最初だったんですよね~。

実際、道具だからと言って粗末に扱う人間は、粗末な仕事しか出来ません。
道具一つ一つを大事にする人間だからこそ、素晴らしい仕事が出来るのだと、私は思うのです。。。

……結構雑な私だからこそ色々なものを大事に扱おうと……心がけてはいるのですが……という記事でした。


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