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■自衛隊の問題。。。
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今日のお題はコレ↓を読んだ感想をば。。。
はっきり言いまして、幾つか笑わせてもらいました。
……全く笑い事じゃない内容だったのですけれども。。。
自衛隊が知事の了承なく被災地へ行けないこととか、火薬取締法違反により武器弾薬を十分量貯蔵できないこととか、まぁ、色々と問題が書かれております。
その中で、筆者に一つだけ述べたいことがありました。
役人と政治家の所為で自衛隊の行動が制限されているとあります。
……だけど。。。
少しだけソレは過ちであります。
私の知る限り……役人というものは責任の伴う行動を取ろうとはしません。
必ず、根拠となる法律があってこそ、動きます。
まぁ、それは戸籍や税などの強大な権力を行使出来る行政として正しい行動ではあります。
何しろ、戸籍係がちょっと悪戯を思いつくだけで、１歳男児と１０２歳のお婆さんの婚姻を成立させることも出来るのですから……多分。。。
税金だって、彼らの胸のうちで税率を好き勝手出来るでしょう。
勿論、そんな好き勝手な行動を禁じるように法律があり、彼らはそれに基づいて動いております。
そこから離れると、上記の好き勝手と変わらない行動と見なされ、責任を取らされるため……行政職というのは行動を規律で思いっきり縛られる訳です。
……その辺りは自衛隊とほぼ変わりませんね。
だからこそ、有事の際に行政職の人間が融通が利かないと嘆くのは間違いです。
何故ならば、有事の際の法整備がされてないから、彼らは動けないだけなのですから。
……そりゃ、私だってもうちょっと融通を利かせても良いとは思いますけれど。
同時に、何故有事の際の法整備が出来て居ないか？
立法機関の政治家が先を切って動かないからです。
……立法を行政、即ち官僚に任せている限り、彼らは自分の枠内で仕事を上手く動かそうと法律を組み立てます。
逆を言えば、自分自身に責任がかぶさってくるような、有事の際の法案等を彼らが組み替えることは、絶対にあり得ないのです。。。
つまり、そういう有事の際に備えるために動かなければならないのは、常に立法機関……政治家であるべきです。
ですが、政治家は政治屋になり果て……票集めのことしか考えていませんでした。
そして、非難を恐れるだけで動かないならまだしも、票集めのことだけに専念し、立法権そのものを放棄してしまったのです。
その間に立法権は……官僚が握ってしまい、立法機関である政治家の手から零れ落ちています。。。
結局のところ。。。
自衛隊が思うように動けない現状すら、三権分立が正常に機能して居ないことに問題があるのです。
そして、愛国心に溢れる政治家よりも、票集めの上手い政治屋を当選させてきた日本国国民にも問題があるのでしょう。
……ついでに言えば、責任を取りたがらない行政職の性格にも問題があると思います。
ただ、その煽りを喰らっているのが自衛隊の方々であり……
この本はそれほど濃い内容を描いているとは言えませんけれど、目を通す価値はあると思った一冊でしたので、こうして紹介した次第であります。。。
……おまけ。
こういう本を紹介すると、私が堅い人間だと思われそうなので。
最近、凄く気に入った本をついでに紹介しますと……
……こういう本も好きだったりします。
兎に角、活字なら何でも読んでおりますので……
ま、ここまで突き抜けた作品は久々に読みましたので、かなり気に入った訳で、こうして紹介をば……
当たり前ですけれど、まともに憂国されていらっしゃる方は一番上の本を読んで下さいね。。。
友達が少ないとまともに憂いている方は……下の二つを見て安心するのも手かもしれません。
……ただ、友達作りの参考にはならないと思います、多分、いや、絶対。。。
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はっきり言いまして、幾つか笑わせてもらいました。
……全く笑い事じゃない内容だったのですけれども。。。
自衛隊が知事の了承なく被災地へ行けないこととか、火薬取締法違反により武器弾薬を十分量貯蔵できないこととか、まぁ、色々と問題が書かれております。
その中で、筆者に一つだけ述べたいことがありました。
役人と政治家の所為で自衛隊の行動が制限されているとあります。
……だけど。。。
少しだけソレは過ちであります。
私の知る限り……役人というものは責任の伴う行動を取ろうとはしません。
必ず、根拠となる法律があってこそ、動きます。
まぁ、それは戸籍や税などの強大な権力を行使出来る行政として正しい行動ではあります。
何しろ、戸籍係がちょっと悪戯を思いつくだけで、１歳男児と１０２歳のお婆さんの婚姻を成立させることも出来るのですから……多分。。。
税金だって、彼らの胸のうちで税率を好き勝手出来るでしょう。
勿論、そんな好き勝手な行動を禁じるように法律があり、彼らはそれに基づいて動いております。
そこから離れると、上記の好き勝手と変わらない行動と見なされ、責任を取らされるため……行政職というのは行動を規律で思いっきり縛られる訳です。
……その辺りは自衛隊とほぼ変わりませんね。
だからこそ、有事の際に行政職の人間が融通が利かないと嘆くのは間違いです。
何故ならば、有事の際の法整備がされてないから、彼らは動けないだけなのですから。
……そりゃ、私だってもうちょっと融通を利かせても良いとは思いますけれど。
同時に、何故有事の際の法整備が出来て居ないか？
立法機関の政治家が先を切って動かないからです。
……立法を行政、即ち官僚に任せている限り、彼らは自分の枠内で仕事を上手く動かそうと法律を組み立てます。
逆を言えば、自分自身に責任がかぶさってくるような、有事の際の法案等を彼らが組み替えることは、絶対にあり得ないのです。。。
つまり、そういう有事の際に備えるために動かなければならないのは、常に立法機関……政治家であるべきです。
ですが、政治家は政治屋になり果て……票集めのことしか考えていませんでした。
そして、非難を恐れるだけで動かないならまだしも、票集めのことだけに専念し、立法権そのものを放棄してしまったのです。
その間に立法権は……官僚が握ってしまい、立法機関である政治家の手から零れ落ちています。。。
結局のところ。。。
自衛隊が思うように動けない現状すら、三権分立が正常に機能して居ないことに問題があるのです。
そして、愛国心に溢れる政治家よりも、票集めの上手い政治屋を当選させてきた日本国国民にも問題があるのでしょう。
……ついでに言えば、責任を取りたがらない行政職の性格にも問題があると思います。
ただ、その煽りを喰らっているのが自衛隊の方々であり……
この本はそれほど濃い内容を描いているとは言えませんけれど、目を通す価値はあると思った一冊でしたので、こうして紹介した次第であります。。。
……おまけ。
こういう本を紹介すると、私が堅い人間だと思われそうなので。
最近、凄く気に入った本をついでに紹介しますと……
 | 僕は友達が少ない (MF文庫J) (2009/08/21) 平坂 読 商品詳細を見る |
 | 僕は友達が少ない 2 (MF文庫J) (2009/11/21) 平坂読 商品詳細を見る |
……こういう本も好きだったりします。
兎に角、活字なら何でも読んでおりますので……
ま、ここまで突き抜けた作品は久々に読みましたので、かなり気に入った訳で、こうして紹介をば……
当たり前ですけれど、まともに憂国されていらっしゃる方は一番上の本を読んで下さいね。。。
友達が少ないとまともに憂いている方は……下の二つを見て安心するのも手かもしれません。
……ただ、友達作りの参考にはならないと思います、多分、いや、絶対。。。
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