左舷紅翼

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Comment: 今別の戦線で戦闘中なので、他へ戦線を広げると収拾がつかなくなるのですが、対岸の火事でもないので以下の通り感想を。 ※ちなみに本日の投稿ですでに「暴落」と呼べるレベルの価格下落は考えにくいと記載したところですが・・・。まず一点質問させてください。「ここで注意して欲しいのは、赤字国債が増えた分……民間や企業の赤字が減った、もしくは貯蓄額が増えたということに繋がります。そして、その赤字減少分の埋め合わせや貯蓄額増加は、銀行の余剰預金……強制借金に早変わりしますから、その金額で銀行はまた多くの国債を購入する必要が出てくる訳で。要は、現状と全く変化ありません。」の個所が、ちょっと分からなかったのです。「貯蓄額が増えた」とは銀行預金が国債に変わるということなら、増えたということではないような…全然違う話かもしれません。よろしければが詳細をご教示いただけないでしょうか。ご記載の内容については以下の通りです。まず、１はないですよね。これは誰も想定していないと思われます。２については、H17～19年（2005～2007年）は、国債が減り、税収は増えています。外需主導で経済成長していた時期です。３でも基本的に円安になれば、輸出拡大で経済成長が可能であるというご意見が何度か見られますが、外需主導の経済成長はリーマン・ショックで突然失速しています。円安で輸出が拡大するというご意見は、常に外需は安定しているこという前提が必要かと思いますがいかがでしょうか。リーマンショック規模の経済危機が何度も起こるとは思えませんが・・。経済成長は望ましいので、その結果、国内雇用の拡大や賃金上昇を通じて、内需拡大につなげるべきかと思いますが、当方の議論でも申し上げている通り、国民の貯蓄志向が強く、輸出の拡大が内需拡大につながりにくい(即預金化する）と思われます。預金は銀行にとっては強制借金なので、国債を購入、公共工事となって建設業に金が流れ込みますが、また即預金化し、また、国債を・・・と。輸出で稼いだ分だけがクルクル回っているうちはいいのかもしれませんが、家計資産などストックを国債に投入していけば、いずれ天井が来るかと思います。その時点で内需不振・国債発行残高が高ければ、海外資本が日本国債を買い叩く、高金利国債を要求し、それを低価格で買うという事態も想定されるかと思いますが、いかがでしょうか。また、３の段階で「国債は売れなくなるが、税収は増える」とありましたが、法人税がすぐに回復しないなど思うように税収は増えないのではないでしょうか。また、増えたとして、歳入不足分を補えるかどうか、という問題もあるように思いますがいかがでしょう。
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