■結局、何も分かってないのね。
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こんな私でもFC2なら何とかなってます。。。
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石原都知事の提案により、強引に可決してしまった東京都青少年育成条例改悪案。
まぁ、実際に可決されたものがどういうものなのか、細かく規則を見てみましょう。
この法案そのものを見ている場所ってのはなかなか珍しいもので。。。
とりあえず、図書についての規制がこちら。
○青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの
……を、以下のように変更した訳ですね。
○第七条第一項
青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの
・第二項
漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの
……何が変わってるの??
といえば、簡単。
第二項として漫画・アニメーションその他の実写を除く画像をピンポイントで狙ってきているだけ。
実写で近親者間における性交若しくは性交類似行為を不当に賛美し又は誇張するように表現しているのは良しってことなのでしょうか??
多分、第一項にある、性的感情を刺激し……という項目が引っかかるからダメってことなのでしょうけれど。
なら、何故イチイチ漫画、アニメーションその他の画像というようにピンポイントで狙い撃ちし、実写をわざわざ除いているのでしょう??
言葉で説明しても理解し難いでしょうから、絵を用意しました。
実写の元画像が何なのか、正直知りません。
適当に水着で検索して出てきた画像(実写とイラスト両方)を適当に加工しただけですから。


……わざと台詞で、近親者間における性行為を煽ってみました。
すると、あら不思議。。。
下の絵がダメで、上の絵はOKなのです。
無論、出版が不可能となっただけですけどね。。。
おかしいでしょう??
やってることも内容もほぼ同じですのに、両者にはこんなに違いがあるのです。
と言うか、近親者間の性行為を煽る行動が実際に性犯罪推進に効果があるのでしたら、迷うことなく実写での描写も防ぐべきです。
それをしないということは、結局のところ、効果なんて机上の空論というか、空想の中にしかないということなのでしょうね。。。
と言うか。
都知事及び都議会に向けて、はっきり言わせて貰います。
自由主義と近代法と民主主義を理解しろ!!
……と。
そもそも、自由主義国家において、自由とは国民の権利……言わば財産です。
ま、これはわざわざ言葉に出さなくても、中華人民共和国を見てみればよく分かると思いますが。。。
その財産を取り上げようと言うのですから、間違いなく論理的な根拠がなければなりません。
漫画やアニメーションが青少年を犯罪へと誘っているのであれば、その因果関係をしっかりと説明しているデータを提示しなければならないでしょう。
例えば……タバコの害ならば、喫煙者と非喫煙者のガン発生率として明確に出ております。
しかも、主流煙だけではなく副流煙によるガン発生率向上も問題とされていて……それでも尚、未成年者の喫煙と分煙の推奨だけになっておりますよね??
それは何故か??
タバコを吸うという自由……即ち国民の財産が重んじられているからです。
明確な根拠が出ている、身体にとって害しかない行動すらも、自由を重んじるという理由で優先されているのが日本の自由主義です。
それなのに、何故……何の根拠もない漫画やアニメーションが性犯罪等に結びつくと決め付け、それで居て同様の描写を繰り返している実写を規制しないのでしょうか??
そもそも、漫画は個人がお金を払って買っている商品です。
TVは無料で垂れ流している……言わば誰でも見える放送です。
殺人事件や昼ドラなどは、基本的に真昼間の……子供でも視聴可能な時間帯に放送されております。
しかし、アニメーションはそのTVの中でも、規制の対象とされるようなのは有料放送か深夜帯で放送されている番組でしょう。
どちらがより国民への影響力が高いか、特に青少年への影響が高いか……比較するだけ馬鹿馬鹿しいとは思いませんか??
本当に青少年への指導を行いたいならば、まずどちらへの規制が必要でしょう??
勿論、TVへの規制を行う場合でも、私は同じように国民の権利を主張して反対させてもらいますが。。。
第二に、近代法的な視点からの話に移ります。
近代法というものは、兎に角、権力から力を奪うことを前提に成り立っております。
三権分立を始めとして……ですね。
だからこそ、近代法全ては絶対に権力が必要以上に及ばないように、範囲を限定して効果が発揮されるように非常に限定的な法案が多いのです。
その近代法を中心としたこの日本で、「慎重な運用を求める」なんて付帯決議付きの法律を作ってどうするつもりなのでしょう??
慎重な運用を求めるということは、拡大解釈が可能である……ということです。
それは即ち、国民の自由を法案を運用すべき側の一存で好き勝手に奪えるということを意味します。
早い話が、都知事の権力を異様に拡大する行動ですね。
小さな政府、国家権力の介入を最小にとするこの現代で、そんな時代に逆行する法案を作ってどうするつもりなのでしょう??
別にこういう表現を規制する法案を作るなとは言いません……反対はしますが。
それでも、拡大解釈が可能な法案を強引に可決させるのは近代法の観点から見ても、絶対にすべきでない行動です。
もしこういう法案を作るのであれば、しっかりと利権者や有識者との協議を経た上で、拡大解釈の余地の入らないような、効果が確実に限定される法案を作るべきなのです。
それを、こうも安易に議決されたとなると……議会民主主義が正常に機能しているとは思えなくなります。
要は、都議会議員たちが法の理論も分からないような愚物ばかりで、衆愚政治と化しているとしか思えないのですよ。。。
最後に、民主主義的な反対を言わせて貰いますと。。。
議論がおかしいのです。
「幼い子の強姦(ごうかん)がストーリーとして描かれている」漫画って、要は18歳未満が禁止されるような漫画のことでしょう??
性描写がされてある一般漫画を不健全図書として……つまり、18禁漫画にするという議論を行うときに、例に挙げる事例で不健全図書を挙げてどうするんでしょう??
それこそ、議論の前提がおかしくなってくるとは思いませんか??
勿論、現状の漫画・アニメーション業界の性描写が行き過ぎていることに対して、私も懸念しております。
が、その性描写が犯罪と結びついた根拠は一切御座いません。
年代別の犯罪発生件数がこちら↓です。

ついでに、少年による犯罪がこちら↓。。。

逆に漫画の発行部数(上)とその金額(下)のグラフがこちら↓。。。


犯罪と漫画の間には、何の根拠も無いことが確実に証明されるでしょう。
である以上、そもそもの議論の前提が間違っていることになります。
間違った前提に基づいた議論やその決議に、何の意味があるのでしょうか??
これはとある化学物質の性質を示した文章です。
1. 酸性雨の主成分であり、地球温暖化にも大きく関与している
2. 海難事故などの際、多くの人命を奪う原因となっている
3. 末期のガン細胞にも必ず含まれている
4. 気体状態のこの物質に触れると、水ぶくれやケロイドになることがある。また爆発事故を起こすこともある
5. 固体状態のこの物質に長時間触れていると、皮膚の大規模な損傷を起こす
6. 多くの金属を腐食し、さびさせる
7. この物質は日本中の工場で洗浄・溶剤用などに使われ、何の規制もなく河川へ排出されている
8. 結果、南極の氷や母乳などからも、高濃度のこの物質が検出されている
さて、この化学物質を規制するべきでしょうか??
まぁ、これは有名なコピペですから、知っている方も多いでしょうけれど、その答えは一酸化二水素……つまりがただの水なんですよね。。。
このように、話をする前提条件を明示する/しない、もしくは誇張・賛美する/しないだけで、議論の行方は簡単に変わっていってしまうのです。
である以上、確実に数値データによる根拠と因果関係を示した上で、議論は行われるべきです。
と言うか、数値データと因果関係を確実に示した上記コピペでも、使用規制の署名活動を行った処、50名中43名が同意のサインをしたそうですので、議論が如何に難しいかが分かりますよね??
だからこそ、民主主義的に物事を決める上では、確実なデータに基づき、故意にデータの一部を隠匿するような真似は正常な議論とはいえません。
という訳で、議論の根底に有害図書漫画としての描写を用い、それらが有害であるから規制が必要だという議論を行っている時点で、この青少年育成条例に対する議論は意図的な誘導がなされた正常でない議論だったと断言出来ます。
以上の理由によって、私は今回の東京都青少年育成条例の改悪に反対させて頂きます。
勿論、反対した上で……私は性的な野放図となっている漫画業界にゾーイングを用いることを提案しますが。
だって、酷い描写があること自体は、否定出来ませんもの。。。
手元にあるKiss×sisって漫画なんて……


……コレですからね~~。
この漫画が性犯罪を喚起したり、姉弟による性行為を喚起したりするとは思えませんが、流石に小学生にコレを読ませるのは拙いってのは私でも思います。
ま、載っているのがヤング紙ですから、R指定くらいで十分だとは思っておりますけど。。。
尤も、それはあくまでも民間企業が任意で行うべきであり、その指定に関して行政権が立ち入りを行う事態は出来るだけ避けるべきだ……と、思っております。
権力が民間の自由を奪う行動は最小にすべき……なんですよ、基本的に。
という訳で、しばらくサボっていた分を埋めるくらいの重厚な記事になったとは思っております。
いや、村クエストラストまで辿りつくのに、意外と苦労した所為でね。。。
PS:……長々と書いたのがすぐに埋もれるのはちょっと惜しいため、暫くの間、上の端にしておきますね。。。
本記事に1クリックの価値くらいは見出せたって方は、ブログランキングよろしくお願いします。
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都育成条例改正案、成立 本会議で可決
12月15日に開かれた東京都議会本会議で、青少年健全育成条例の改正案が、「慎重な運用を求める」とする付帯決議付きで賛成多数で可決・成立した。
議決に先立つ意見表明では、共産と生活者ネットワークが反対を表明。「創作活動が萎縮するという懸念は付帯決議では解消しない」などと訴えたが、自民と公明、最大会派となる民主が賛成を表明。賛成多数で可決した。
新たな改正案は、「刑罰法規に触れる性交もしくは性交類似行為」などを「不当に賛美しまたは誇張」した表現を対象としたもの。
漫画家や作家、出版社、ネットユーザーなどが反対の声をあげており、角川書店、講談社、集英社、小学館など大手漫画出版社が自社が原作を持つ作品の東京国際アニメフェアの出展を取りやめるなど、波紋を呼んでいた(関連記事:角川書店、「東京国際アニメフェア」出展取りやめ 社長「都の姿勢に納得できない」、菅首相、ブログで都条例に言及 「アニメフェアが東京で開催できない事態にならないよう努力を」)。
本会議の中継映像は後日、都議会のWebサイトに掲載される。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/15/news051.html
まぁ、実際に可決されたものがどういうものなのか、細かく規則を見てみましょう。
この法案そのものを見ている場所ってのはなかなか珍しいもので。。。
とりあえず、図書についての規制がこちら。
○青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの
……を、以下のように変更した訳ですね。
○第七条第一項
青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの
・第二項
漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの
……何が変わってるの??
といえば、簡単。
第二項として漫画・アニメーションその他の実写を除く画像をピンポイントで狙ってきているだけ。
実写で近親者間における性交若しくは性交類似行為を不当に賛美し又は誇張するように表現しているのは良しってことなのでしょうか??
多分、第一項にある、性的感情を刺激し……という項目が引っかかるからダメってことなのでしょうけれど。
なら、何故イチイチ漫画、アニメーションその他の画像というようにピンポイントで狙い撃ちし、実写をわざわざ除いているのでしょう??
言葉で説明しても理解し難いでしょうから、絵を用意しました。
実写の元画像が何なのか、正直知りません。
適当に水着で検索して出てきた画像(実写とイラスト両方)を適当に加工しただけですから。


……わざと台詞で、近親者間における性行為を煽ってみました。
すると、あら不思議。。。
下の絵がダメで、上の絵はOKなのです。
無論、出版が不可能となっただけですけどね。。。
おかしいでしょう??
やってることも内容もほぼ同じですのに、両者にはこんなに違いがあるのです。
と言うか、近親者間の性行為を煽る行動が実際に性犯罪推進に効果があるのでしたら、迷うことなく実写での描写も防ぐべきです。
それをしないということは、結局のところ、効果なんて机上の空論というか、空想の中にしかないということなのでしょうね。。。
と言うか。
都知事及び都議会に向けて、はっきり言わせて貰います。
自由主義と近代法と民主主義を理解しろ!!
……と。
そもそも、自由主義国家において、自由とは国民の権利……言わば財産です。
ま、これはわざわざ言葉に出さなくても、中華人民共和国を見てみればよく分かると思いますが。。。
その財産を取り上げようと言うのですから、間違いなく論理的な根拠がなければなりません。
漫画やアニメーションが青少年を犯罪へと誘っているのであれば、その因果関係をしっかりと説明しているデータを提示しなければならないでしょう。
例えば……タバコの害ならば、喫煙者と非喫煙者のガン発生率として明確に出ております。
しかも、主流煙だけではなく副流煙によるガン発生率向上も問題とされていて……それでも尚、未成年者の喫煙と分煙の推奨だけになっておりますよね??
それは何故か??
タバコを吸うという自由……即ち国民の財産が重んじられているからです。
明確な根拠が出ている、身体にとって害しかない行動すらも、自由を重んじるという理由で優先されているのが日本の自由主義です。
それなのに、何故……何の根拠もない漫画やアニメーションが性犯罪等に結びつくと決め付け、それで居て同様の描写を繰り返している実写を規制しないのでしょうか??
そもそも、漫画は個人がお金を払って買っている商品です。
TVは無料で垂れ流している……言わば誰でも見える放送です。
殺人事件や昼ドラなどは、基本的に真昼間の……子供でも視聴可能な時間帯に放送されております。
しかし、アニメーションはそのTVの中でも、規制の対象とされるようなのは有料放送か深夜帯で放送されている番組でしょう。
どちらがより国民への影響力が高いか、特に青少年への影響が高いか……比較するだけ馬鹿馬鹿しいとは思いませんか??
本当に青少年への指導を行いたいならば、まずどちらへの規制が必要でしょう??
勿論、TVへの規制を行う場合でも、私は同じように国民の権利を主張して反対させてもらいますが。。。
第二に、近代法的な視点からの話に移ります。
近代法というものは、兎に角、権力から力を奪うことを前提に成り立っております。
三権分立を始めとして……ですね。
だからこそ、近代法全ては絶対に権力が必要以上に及ばないように、範囲を限定して効果が発揮されるように非常に限定的な法案が多いのです。
その近代法を中心としたこの日本で、「慎重な運用を求める」なんて付帯決議付きの法律を作ってどうするつもりなのでしょう??
慎重な運用を求めるということは、拡大解釈が可能である……ということです。
それは即ち、国民の自由を法案を運用すべき側の一存で好き勝手に奪えるということを意味します。
早い話が、都知事の権力を異様に拡大する行動ですね。
小さな政府、国家権力の介入を最小にとするこの現代で、そんな時代に逆行する法案を作ってどうするつもりなのでしょう??
別にこういう表現を規制する法案を作るなとは言いません……反対はしますが。
それでも、拡大解釈が可能な法案を強引に可決させるのは近代法の観点から見ても、絶対にすべきでない行動です。
もしこういう法案を作るのであれば、しっかりと利権者や有識者との協議を経た上で、拡大解釈の余地の入らないような、効果が確実に限定される法案を作るべきなのです。
それを、こうも安易に議決されたとなると……議会民主主義が正常に機能しているとは思えなくなります。
要は、都議会議員たちが法の理論も分からないような愚物ばかりで、衆愚政治と化しているとしか思えないのですよ。。。
最後に、民主主義的な反対を言わせて貰いますと。。。
議論がおかしいのです。
「幼い子の強姦(ごうかん)がストーリーとして描かれている」漫画って、要は18歳未満が禁止されるような漫画のことでしょう??
性描写がされてある一般漫画を不健全図書として……つまり、18禁漫画にするという議論を行うときに、例に挙げる事例で不健全図書を挙げてどうするんでしょう??
それこそ、議論の前提がおかしくなってくるとは思いませんか??
勿論、現状の漫画・アニメーション業界の性描写が行き過ぎていることに対して、私も懸念しております。
が、その性描写が犯罪と結びついた根拠は一切御座いません。
年代別の犯罪発生件数がこちら↓です。

ついでに、少年による犯罪がこちら↓。。。

逆に漫画の発行部数(上)とその金額(下)のグラフがこちら↓。。。


犯罪と漫画の間には、何の根拠も無いことが確実に証明されるでしょう。
である以上、そもそもの議論の前提が間違っていることになります。
間違った前提に基づいた議論やその決議に、何の意味があるのでしょうか??
これはとある化学物質の性質を示した文章です。
1. 酸性雨の主成分であり、地球温暖化にも大きく関与している
2. 海難事故などの際、多くの人命を奪う原因となっている
3. 末期のガン細胞にも必ず含まれている
4. 気体状態のこの物質に触れると、水ぶくれやケロイドになることがある。また爆発事故を起こすこともある
5. 固体状態のこの物質に長時間触れていると、皮膚の大規模な損傷を起こす
6. 多くの金属を腐食し、さびさせる
7. この物質は日本中の工場で洗浄・溶剤用などに使われ、何の規制もなく河川へ排出されている
8. 結果、南極の氷や母乳などからも、高濃度のこの物質が検出されている
さて、この化学物質を規制するべきでしょうか??
まぁ、これは有名なコピペですから、知っている方も多いでしょうけれど、その答えは一酸化二水素……つまりがただの水なんですよね。。。
このように、話をする前提条件を明示する/しない、もしくは誇張・賛美する/しないだけで、議論の行方は簡単に変わっていってしまうのです。
である以上、確実に数値データによる根拠と因果関係を示した上で、議論は行われるべきです。
と言うか、数値データと因果関係を確実に示した上記コピペでも、使用規制の署名活動を行った処、50名中43名が同意のサインをしたそうですので、議論が如何に難しいかが分かりますよね??
だからこそ、民主主義的に物事を決める上では、確実なデータに基づき、故意にデータの一部を隠匿するような真似は正常な議論とはいえません。
という訳で、議論の根底に有害図書漫画としての描写を用い、それらが有害であるから規制が必要だという議論を行っている時点で、この青少年育成条例に対する議論は意図的な誘導がなされた正常でない議論だったと断言出来ます。
以上の理由によって、私は今回の東京都青少年育成条例の改悪に反対させて頂きます。
勿論、反対した上で……私は性的な野放図となっている漫画業界にゾーイングを用いることを提案しますが。
だって、酷い描写があること自体は、否定出来ませんもの。。。
手元にあるKiss×sisって漫画なんて……


……コレですからね~~。
この漫画が性犯罪を喚起したり、姉弟による性行為を喚起したりするとは思えませんが、流石に小学生にコレを読ませるのは拙いってのは私でも思います。
ま、載っているのがヤング紙ですから、R指定くらいで十分だとは思っておりますけど。。。
尤も、それはあくまでも民間企業が任意で行うべきであり、その指定に関して行政権が立ち入りを行う事態は出来るだけ避けるべきだ……と、思っております。
権力が民間の自由を奪う行動は最小にすべき……なんですよ、基本的に。
という訳で、しばらくサボっていた分を埋めるくらいの重厚な記事になったとは思っております。
いや、村クエストラストまで辿りつくのに、意外と苦労した所為でね。。。
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■コメント
■Re: 結局、何も分かってないのね。 [キョウシュウ]
さすがの記事でございます。
示威的運用に繋がる問題点。
犯罪率のデータ、言論の自由への言及。
余す所なく言われていてうなずくばかりです。
あとは、「今後の対応」ですね。
新谷さんのお仕事がなくならない様に、都民としても色々とやっていきたい所存です。
あと2~3個の複数討伐で村が埋まりますw
示威的運用に繋がる問題点。
犯罪率のデータ、言論の自由への言及。
余す所なく言われていてうなずくばかりです。
あとは、「今後の対応」ですね。
新谷さんのお仕事がなくならない様に、都民としても色々とやっていきたい所存です。
あと2~3個の複数討伐で村が埋まりますw
■Re: 結局、何も分かってないのね。 [umama01]
褒めてもらったので、暫くトップに置くことにしました。
ちなみに私は都民ではないので、何の関係もないんですけどね、実は。。。
あと、恣意的にですが、出版社や漫画家が言うような、表現の萎縮や販売の利益などは一切使っていません。
そんなのを出しても平行線ですからね。
逆に、法律や財産として、犯罪率などから言葉を重ねる方が説得力が高まると思いまして。。。
ちなみに、私は村クエあと二つ。。。
ちなみに私は都民ではないので、何の関係もないんですけどね、実は。。。
あと、恣意的にですが、出版社や漫画家が言うような、表現の萎縮や販売の利益などは一切使っていません。
そんなのを出しても平行線ですからね。
逆に、法律や財産として、犯罪率などから言葉を重ねる方が説得力が高まると思いまして。。。
ちなみに、私は村クエあと二つ。。。
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