■TPP問題
■中学生でも分かるTPPの問題点。その4。
ブログランキング、こちらも始めました。
ブログ、作ってみませんか?
こんな私でもFC2なら何とかなってます。。。
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なんかここ数日の来訪者数が普段の数倍になってます。
アクセス解析をしてみると、TPPと医療の関係についての来訪者が多い多い。。。
やっぱり自分たちの生活に密接することだと興味が多いのでしょう。
問題は、自分のブログが来訪者さんたちの参考になったのかどうか。
あんまり目新しいことは書いてなく……自分があちこちで学んだことをただ噛み砕いた表現にしているだけなので。。。
さて。
今日のTPPの問題点は……日米関係です。
このTPP……鳩山元総理がやらかしてしまった普天間問題のツケを払うために、野田総理が約束を取り付けた……とのことで。
このTPPを締結することで、日米関係が深まるとのことをよく耳にします。
ですが、アメリカとはなんですか??
オバマ個人ですか??
民主党ですか??
それとも、アメリカ国民ですか??
アメリカで行われた世論調査があります。
英語なんでちょっと拒絶感ある方もいらっしゃるでしょうが。。。
まぁ、嘘は言ってませんって程度の証拠画像なので、拒否反応起こす方は画像は%だけ見てもらうだけで構いませんが。。。
自由貿易はアメリカ人にとって雇用を生み出しますか??

55%の方が失業者を生み出すと答え、仕事が増えるという方はたったの8%でした。
では、次の世論調査。
やっぱり英語ですけれど。。。
自由な貿易はアメリカ人の給料を上げるでしょうか? 下げるでしょうか??

上げると答えた方はやっぱり8%で、下がると答えた方が45%。
変わらないと答えた方は35%という結果です。
では、次。
アメリカにとって自由貿易は良いことですか、悪いことですか??

良いことと答えた方は35%
悪いことと答えた方は45%
分からないと答えた方は21%でした。。。
つまり、アメリカ人はそこまで自由貿易を望んでおりません!!
望んでいるのは自由貿易によって利益を得られそうな方々……農業関係(大規模農場経営の方々ね)、もしくはお金をしこたま持っていて、搾取する側に回れる方々が望んでいるのです。
早い話が、日本や他の国からその資本力によって財をむしり取ることの出来る連中が望んでいるだけなのです。
ちなみに加えて言えば……
アメリカの民主党はTPPを率先しておりますが、共和党は反対しているようです。
早い話が……アメリカ人の全てがTPPに賛成している訳ではありません!!
オバマが推進しているからと言って、このTPP一つでアメリカ人全ての心証が良くなると思えば大間違い。
逆を言えば、TPPで損をする人たちは間違いなく存在し、彼らからは嫌われる可能性が高いのです。
そして、今現在……オバマの支持率はかなり低下しておりまして、次の選挙はもう勝てそうにないとも言われております。。。

http://www.realclearpolitics.com/epolls/other/president_obama_job_approval-1044.html
支持率が44%で、不支持が50%強ですね。
日本の首相に当てはめると、なんか非常に高い数値ですが、アメリカは直接選挙ですので……
しかもこのまま素晴らしい政策を打ち出さないと、このまま落下を続けることになるかもしれません。。。
そうなった場合、共和党が大反対しているTPPに参加した日本が、共和党政権下のアメリカと仲良くやっていけるのか?……という問題があります。
国家間の関係とは、一時的に仲良くする訳でもなければ一政権と仲良くやれば良いというものでもありません。
そして、アメリカはアメリカ人多数の国家です。
アメリカ=オバマではありません。
当然のことながら、日本=野田や民主党の所有物でもないのです。
こういうTPPのような国の形を変える決断を行うときに、国民に正当な情報も議論も与えることなく、勝手に決めている時点で……TPPが胡散臭いものであるという印象はぬぐえませんよね~~。
実際、今までのエントリで挙げてきた問題点を杞憂だと払拭する材料を見た覚えがありません。
あっても「杞憂だ」「これから交渉するんだから」という前向き思考のみ。
国家レベルでの損得は、下手を打てば失業者を%レベルで増やし、真面目に自殺者を数千人増やす類の代物です。
TPPの利益は10年間で2.7兆円と出ております。
その2.7兆円のために日本の現在の形を賭けるには……ちょっと博打過ぎやしませんかね??
しかも、国民にろくな相談もなしに。。。
何となく、家を抵当に出してパチンコに全財産をつぎ込むダメ親父みたいなイメージが。
しかも、家族に何の相談もしていない。
パチンコ店(アメリカ)は金を奪う気満々で……ダメ親父は勝てる気でいる。
まぁ、イメージ戦略はあまり好きじゃないのでこの辺りで止めますが。。。
次は雇用と投資の辺りに踏み込もうかと思っております。
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やっぱり自分たちの生活に密接することだと興味が多いのでしょう。
問題は、自分のブログが来訪者さんたちの参考になったのかどうか。
あんまり目新しいことは書いてなく……自分があちこちで学んだことをただ噛み砕いた表現にしているだけなので。。。
さて。
今日のTPPの問題点は……日米関係です。
このTPP……鳩山元総理がやらかしてしまった普天間問題のツケを払うために、野田総理が約束を取り付けた……とのことで。
このTPPを締結することで、日米関係が深まるとのことをよく耳にします。
ですが、アメリカとはなんですか??
オバマ個人ですか??
民主党ですか??
それとも、アメリカ国民ですか??
アメリカで行われた世論調査があります。
英語なんでちょっと拒絶感ある方もいらっしゃるでしょうが。。。
まぁ、嘘は言ってませんって程度の証拠画像なので、拒否反応起こす方は画像は%だけ見てもらうだけで構いませんが。。。
自由貿易はアメリカ人にとって雇用を生み出しますか??

55%の方が失業者を生み出すと答え、仕事が増えるという方はたったの8%でした。
では、次の世論調査。
やっぱり英語ですけれど。。。
自由な貿易はアメリカ人の給料を上げるでしょうか? 下げるでしょうか??

上げると答えた方はやっぱり8%で、下がると答えた方が45%。
変わらないと答えた方は35%という結果です。
では、次。
アメリカにとって自由貿易は良いことですか、悪いことですか??

良いことと答えた方は35%
悪いことと答えた方は45%
分からないと答えた方は21%でした。。。
つまり、アメリカ人はそこまで自由貿易を望んでおりません!!
望んでいるのは自由貿易によって利益を得られそうな方々……農業関係(大規模農場経営の方々ね)、もしくはお金をしこたま持っていて、搾取する側に回れる方々が望んでいるのです。
早い話が、日本や他の国からその資本力によって財をむしり取ることの出来る連中が望んでいるだけなのです。
ちなみに加えて言えば……
アメリカの民主党はTPPを率先しておりますが、共和党は反対しているようです。
早い話が……アメリカ人の全てがTPPに賛成している訳ではありません!!
オバマが推進しているからと言って、このTPP一つでアメリカ人全ての心証が良くなると思えば大間違い。
逆を言えば、TPPで損をする人たちは間違いなく存在し、彼らからは嫌われる可能性が高いのです。
そして、今現在……オバマの支持率はかなり低下しておりまして、次の選挙はもう勝てそうにないとも言われております。。。

http://www.realclearpolitics.com/epolls/other/president_obama_job_approval-1044.html
支持率が44%で、不支持が50%強ですね。
日本の首相に当てはめると、なんか非常に高い数値ですが、アメリカは直接選挙ですので……
しかもこのまま素晴らしい政策を打ち出さないと、このまま落下を続けることになるかもしれません。。。
そうなった場合、共和党が大反対しているTPPに参加した日本が、共和党政権下のアメリカと仲良くやっていけるのか?……という問題があります。
国家間の関係とは、一時的に仲良くする訳でもなければ一政権と仲良くやれば良いというものでもありません。
そして、アメリカはアメリカ人多数の国家です。
アメリカ=オバマではありません。
当然のことながら、日本=野田や民主党の所有物でもないのです。
こういうTPPのような国の形を変える決断を行うときに、国民に正当な情報も議論も与えることなく、勝手に決めている時点で……TPPが胡散臭いものであるという印象はぬぐえませんよね~~。
実際、今までのエントリで挙げてきた問題点を杞憂だと払拭する材料を見た覚えがありません。
あっても「杞憂だ」「これから交渉するんだから」という前向き思考のみ。
国家レベルでの損得は、下手を打てば失業者を%レベルで増やし、真面目に自殺者を数千人増やす類の代物です。
TPPの利益は10年間で2.7兆円と出ております。
その2.7兆円のために日本の現在の形を賭けるには……ちょっと博打過ぎやしませんかね??
しかも、国民にろくな相談もなしに。。。
何となく、家を抵当に出してパチンコに全財産をつぎ込むダメ親父みたいなイメージが。
しかも、家族に何の相談もしていない。
パチンコ店(アメリカ)は金を奪う気満々で……ダメ親父は勝てる気でいる。
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次は雇用と投資の辺りに踏み込もうかと思っております。
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■中学生でも分かるTPPの問題点。その3。
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という訳で、今日は第三弾。
前の回でちょっとだけ出て来た医療の話をしてみます。
確かに……TPPに参加することで私たちが受けることが出来る医療関係のメリットは、幾つかあります。
TPPというのは、商売がしやすいように、国家の間にある壁を取っ払おうというものです。
その中には当然のことながら医療システムというものも含まれておりまして……
大きなメリットとして……
新薬を導入する際の法律が取っ払われて、新しい薬を利用しやすくなります。
他にも臓器移植法で見ての通り、アメリカと日本では、新たな医療を導入するのにスピードが全然違います。
日本の行政ってのはひどく新たな試みを入れるのに慎重で……
その分、アメリカは新たな制度を入れるのに前向きなところがありますから、日本の医療技術の発展速度が上がることは間違いないでしょう。
なら、TPPは医療的に良いじゃないかって??
ですが、大きな裏があります。
……お金の問題です。
まず、アメリカの医療費はバカみたいに高いのですけれど……

盲腸費用だけで、日本の5倍~6倍はかかるのが分かるでしょうか?
しかもたったの一日で追い出されます。

そして、家計に占める医療費の割合の表がこちら。。。
日本よりも遥かにたくさんお金がかかるのがお分かりでしょうか??
何故、アメリカの医療費がこんなに高いのでしょう?
それは、医療に市場主義を取り入れたから……と、言われております。
早い話がお金儲けのための医療制度となっているのです。
株式による医療法人が近隣の病院を全て買収した後、医療費を釣り上げる……そういう行為がまかり通っているのがアメリカです。
他に病院がない以上、住民はその法外な値段の病院以外に選択肢がありません。
更には……看護師を辞めさせて無資格の非常勤を雇いコストダウンを図ります。
加えて、株式会社となった医療法人は高い株式配当が必要になりますから、その株式配当のためのお金は当然のように私たちが払う医療費に上乗せされてしまいます。
更に悪いことに、訴訟天国のアメリカですから(TPPが成立するとその弁護士が日本に流れ込んでくるのですが)訴訟リスクの分も、医療費に追加されています。
こういう幾つもの条件が重なり合った結果……
アメリカの医療費はアホみたいに高いのです。
そして、こういうアホみたいに高い負担をアメリカ国民に押し付けているからこそ、アメリカの医療法人はお金をたくさん持っています。
そのお金によって買収をされた場合……日本の個人経営の病院が太刀打ちできると思いますか??
はっきり言って不可能であり、だからこそ日本から町医者が全て消滅しかねない、そういうリスクがあるのです。
いや、アメリカが医療の市場主義を導入しろと迫ってくるのは間違いありませんから(昔から言ってきてます)、上記のような最悪の医療システムはリスクではなく……ほぼ高い確率で起こるでしょう。
その挙句、日本にある公共による保険は「アメリカの民間保険会社が利益を得られないから」という理由で解散を迫ってくる恐れがあります。
TPPとは商売のデメリットを排除する訳ですから、日本の公共保険が商売の邪魔となれば、それは排除されるのは分かりますよね??
つまり、上記で説明した馬鹿みたいに高い医療費を、貧乏人は保険なしで払わされる恐れがあるのです。
まぁ、保険に入っていれば良いのですが、その保険自体も……洒落抜きで高くなるでしょう。
だって、それくらい医療費が高いのですから、保険料も上がるに決まっています。
以上の理由により、医療関係にとってもメリットと比べてデメリットが高過ぎる。
これが、医療関係者がTPPに反対する理由なのです。
P.S.
おっと忘れてました。
当然のことながら、上のような市場原理が医療界に導入された場合。。。
真っ先に消えてなくなるのは、採算の取れない、田舎の病院です。
ますます田舎の生活は……年寄は厳しくなるでしょう。
今はインフラが多少は整備されているから少しはマシですが、それでも……田舎から病院までの距離が遥かに増えるでしょう。
その挙句、訴訟を恐れた病院によって、患者のたらいまわしは今よりも遥かに増える恐れがあります。
という訳で、TPPは間違いなく農業だけの問題ではありません。
そして、私たち庶民にとっても他人事ではありません。
我々の日常が破壊される可能性の高い、非常に問題の多い政策なのです。
なんか最終回っぽい引きになりましたが……まだまだ続きます。
まだまだたくさんの問題があるのですから。。。
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前の回でちょっとだけ出て来た医療の話をしてみます。
確かに……TPPに参加することで私たちが受けることが出来る医療関係のメリットは、幾つかあります。
TPPというのは、商売がしやすいように、国家の間にある壁を取っ払おうというものです。
その中には当然のことながら医療システムというものも含まれておりまして……
大きなメリットとして……
新薬を導入する際の法律が取っ払われて、新しい薬を利用しやすくなります。
他にも臓器移植法で見ての通り、アメリカと日本では、新たな医療を導入するのにスピードが全然違います。
日本の行政ってのはひどく新たな試みを入れるのに慎重で……
その分、アメリカは新たな制度を入れるのに前向きなところがありますから、日本の医療技術の発展速度が上がることは間違いないでしょう。
なら、TPPは医療的に良いじゃないかって??
ですが、大きな裏があります。
……お金の問題です。
まず、アメリカの医療費はバカみたいに高いのですけれど……

盲腸費用だけで、日本の5倍~6倍はかかるのが分かるでしょうか?
しかもたったの一日で追い出されます。

そして、家計に占める医療費の割合の表がこちら。。。
日本よりも遥かにたくさんお金がかかるのがお分かりでしょうか??
何故、アメリカの医療費がこんなに高いのでしょう?
それは、医療に市場主義を取り入れたから……と、言われております。
早い話がお金儲けのための医療制度となっているのです。
株式による医療法人が近隣の病院を全て買収した後、医療費を釣り上げる……そういう行為がまかり通っているのがアメリカです。
他に病院がない以上、住民はその法外な値段の病院以外に選択肢がありません。
更には……看護師を辞めさせて無資格の非常勤を雇いコストダウンを図ります。
加えて、株式会社となった医療法人は高い株式配当が必要になりますから、その株式配当のためのお金は当然のように私たちが払う医療費に上乗せされてしまいます。
更に悪いことに、訴訟天国のアメリカですから(TPPが成立するとその弁護士が日本に流れ込んでくるのですが)訴訟リスクの分も、医療費に追加されています。
こういう幾つもの条件が重なり合った結果……
アメリカの医療費はアホみたいに高いのです。
そして、こういうアホみたいに高い負担をアメリカ国民に押し付けているからこそ、アメリカの医療法人はお金をたくさん持っています。
そのお金によって買収をされた場合……日本の個人経営の病院が太刀打ちできると思いますか??
はっきり言って不可能であり、だからこそ日本から町医者が全て消滅しかねない、そういうリスクがあるのです。
いや、アメリカが医療の市場主義を導入しろと迫ってくるのは間違いありませんから(昔から言ってきてます)、上記のような最悪の医療システムはリスクではなく……ほぼ高い確率で起こるでしょう。
その挙句、日本にある公共による保険は「アメリカの民間保険会社が利益を得られないから」という理由で解散を迫ってくる恐れがあります。
TPPとは商売のデメリットを排除する訳ですから、日本の公共保険が商売の邪魔となれば、それは排除されるのは分かりますよね??
つまり、上記で説明した馬鹿みたいに高い医療費を、貧乏人は保険なしで払わされる恐れがあるのです。
まぁ、保険に入っていれば良いのですが、その保険自体も……洒落抜きで高くなるでしょう。
だって、それくらい医療費が高いのですから、保険料も上がるに決まっています。
以上の理由により、医療関係にとってもメリットと比べてデメリットが高過ぎる。
これが、医療関係者がTPPに反対する理由なのです。
P.S.
おっと忘れてました。
当然のことながら、上のような市場原理が医療界に導入された場合。。。
真っ先に消えてなくなるのは、採算の取れない、田舎の病院です。
ますます田舎の生活は……年寄は厳しくなるでしょう。
今はインフラが多少は整備されているから少しはマシですが、それでも……田舎から病院までの距離が遥かに増えるでしょう。
その挙句、訴訟を恐れた病院によって、患者のたらいまわしは今よりも遥かに増える恐れがあります。
という訳で、TPPは間違いなく農業だけの問題ではありません。
そして、私たち庶民にとっても他人事ではありません。
我々の日常が破壊される可能性の高い、非常に問題の多い政策なのです。
なんか最終回っぽい引きになりましたが……まだまだ続きます。
まだまだたくさんの問題があるのですから。。。
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■中学生でも分かるTPPの問題点。その2。
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さて、今日は前回に引き続き第二弾。
農業関税について、です。
まず、そもそも関税というのは何かと言いますと、自国の産業を守るために、諸外国からの輸入品には政府が税金を注ぎ足していて、我々庶民は高い値段で買わされています。
ですから、関税撤廃となると……輸入品を買う時、私たちは得をします。
例えば、とくダネ!でTPPの良いところを説明していたように。

アメリカ産牛肉が580円から419円へと安くなったり。。。


カルフォルニア産のお米3000円が342円になったり……
まぁ、これは輸入手数料とか小売店の儲けとかも関税分減らしておりますので、ここまで極端に安くなるかどうかはかなり疑問ですが……
兎に角、輸入食品に関して、私たちは安く手に入ることが確実になります。
では、何が問題なのでしょう??
農家の方々が生活できなくなるから??
勿論、食料自給率とか農家の方々の生活も問題です。
が、そんなの庶民には関係ない……って思う方がいるでしょうし、安く物が手に入るのに越したことはないと思われるかもしれません。
ですが、そこに罠があります。
食品の安全基準がゆるくされてしまうのです!!
例えば、BSE……狂牛病問題。
少し前に話題になりましたが、覚えておられる方がどれだけいらっしゃるでしょう?
要は、牛の病気の一種で、脳みそがスカスカになってしまう感染症で……恐ろしいことに「人間も病気にかかってしまいます」。。。
だから、アメリカで狂牛病問題が発生したとき、日本は輸入を止めました。
当たり前ですよね??
ですが、TPPが締結されると、食品の安全基準をアメリカに合わせる可能性が高いのです。
狂牛病が流行っていた時でも、その牛肉類はアメリカでは普通に取引されておりました。
つまり、アメリカで狂牛病が流行ったからといって、輸入を止めることがもう出来なくなるのです。
そして、アメリカ産牛肉は安く……日本の牛肉が商売に負けて追いやられるかもしれません。
その時、私たちが牛肉を食べようとすると……日本産の安全でおいしい牛肉がもう食べられなくなります。
食べるものが安全じゃないのと安いのと、どっちを選びますか??
たった580円のアメリカ産牛肉が161円安くなるために、狂牛病の牛を食べたいですか??
中国で毒餃子が輸入された時、日本人はこぞって中国産の餃子を買おうとはしなくなりました。
同じように問題が起こったとき、アメリカ産の牛肉で我慢できますか?ってことです。
しかも今度のは、貿易を停止することさえ、日本政府は出来なくなってしまうのです。
そして全頭検査を求めようにもそれが出来なくなります。
だってアメリカじゃ全頭検査なんてせず普通に取引されている訳ですから。。。
日本人が神経質なのか、アメリカ人がおおざっぱなのか。
私は食品に関しては日本の神経質な姿勢が正しいと思います。
食べるものだけは安全でいて欲しいのです。
他にも、遺伝子組み換え食品の問題、農薬の問題。
それらが日本とアメリカの基準を比べ、日本が厳しいとすれば、たとえそれが危険な農薬を使われていたとしても……アメリカの基準に合わせてしまう。
それが、TPPです。
その上、これらの食べ物によって病気にかかったとしても、医療費も上がってしまう目算なのですが……それはまた別の話にします。
という訳で、農業関税が下がっても、我々日本国民の利益は少ない。
と言うか、安くても安全な食品にありつけなくなる。
だから、農業関税撤廃がいくらお得でも、TPPに良いところは少なく、反対せざるを得ないのです。。。
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農業関税について、です。
まず、そもそも関税というのは何かと言いますと、自国の産業を守るために、諸外国からの輸入品には政府が税金を注ぎ足していて、我々庶民は高い値段で買わされています。
ですから、関税撤廃となると……輸入品を買う時、私たちは得をします。
例えば、とくダネ!でTPPの良いところを説明していたように。

アメリカ産牛肉が580円から419円へと安くなったり。。。


カルフォルニア産のお米3000円が342円になったり……
まぁ、これは輸入手数料とか小売店の儲けとかも関税分減らしておりますので、ここまで極端に安くなるかどうかはかなり疑問ですが……
兎に角、輸入食品に関して、私たちは安く手に入ることが確実になります。
では、何が問題なのでしょう??
農家の方々が生活できなくなるから??
勿論、食料自給率とか農家の方々の生活も問題です。
が、そんなの庶民には関係ない……って思う方がいるでしょうし、安く物が手に入るのに越したことはないと思われるかもしれません。
ですが、そこに罠があります。
食品の安全基準がゆるくされてしまうのです!!
例えば、BSE……狂牛病問題。
少し前に話題になりましたが、覚えておられる方がどれだけいらっしゃるでしょう?
要は、牛の病気の一種で、脳みそがスカスカになってしまう感染症で……恐ろしいことに「人間も病気にかかってしまいます」。。。
だから、アメリカで狂牛病問題が発生したとき、日本は輸入を止めました。
当たり前ですよね??
ですが、TPPが締結されると、食品の安全基準をアメリカに合わせる可能性が高いのです。
狂牛病が流行っていた時でも、その牛肉類はアメリカでは普通に取引されておりました。
つまり、アメリカで狂牛病が流行ったからといって、輸入を止めることがもう出来なくなるのです。
そして、アメリカ産牛肉は安く……日本の牛肉が商売に負けて追いやられるかもしれません。
その時、私たちが牛肉を食べようとすると……日本産の安全でおいしい牛肉がもう食べられなくなります。
食べるものが安全じゃないのと安いのと、どっちを選びますか??
たった580円のアメリカ産牛肉が161円安くなるために、狂牛病の牛を食べたいですか??
中国で毒餃子が輸入された時、日本人はこぞって中国産の餃子を買おうとはしなくなりました。
同じように問題が起こったとき、アメリカ産の牛肉で我慢できますか?ってことです。
しかも今度のは、貿易を停止することさえ、日本政府は出来なくなってしまうのです。
そして全頭検査を求めようにもそれが出来なくなります。
だってアメリカじゃ全頭検査なんてせず普通に取引されている訳ですから。。。
日本人が神経質なのか、アメリカ人がおおざっぱなのか。
私は食品に関しては日本の神経質な姿勢が正しいと思います。
食べるものだけは安全でいて欲しいのです。
他にも、遺伝子組み換え食品の問題、農薬の問題。
それらが日本とアメリカの基準を比べ、日本が厳しいとすれば、たとえそれが危険な農薬を使われていたとしても……アメリカの基準に合わせてしまう。
それが、TPPです。
その上、これらの食べ物によって病気にかかったとしても、医療費も上がってしまう目算なのですが……それはまた別の話にします。
という訳で、農業関税が下がっても、我々日本国民の利益は少ない。
と言うか、安くても安全な食品にありつけなくなる。
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■中学生でも分かるTPPの問題点。その1。
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TPP問題についてのエントリを考察していくに従って、その膨大な量がそもそものネックになると考えました。
前知識のない方にとって、大量の文章は苦痛でしかありませんからね~。
だからこそ、分割&簡略化してお送りすることにしたのです。
こうした方が読みやすいでしょうし、長々と続く文章は気合を削がれますからね~。
ま、私のエントリなんざ、あちこちの意見を聞いてまとめているだけにすぎませんけれど。。。
という訳で、本題。
何故、TPPがダメなのか。
今日はその第一弾。
「参加するまで内容が分からない」
……これが如何に間抜けな話か、中学生どころか小学生でも十分分かると思います。
バスに乗るのに、行先を確かめませんか??
JR(地下鉄でもOK)に乗るのに行先を確かめませんか??
普通、確かめるでしょう??
野田首相は「乗り遅れるから」という論調でTPPに参加しようと言っているようですが、どんなバスでも地下鉄でも、間違った行先に乗ってしまうと、目的地は遠のいてしまいます。
だから、自民党の谷垣総裁は「何処へ向かうかよく調べて話し合いましょう」と言いました。
当然です。
何故か新聞では「参加に前向き」となっていましたが。
ま、マスコミの問題はまた後日として。
賛成している方々は、「乗り遅れるから」という理由をよく持ち出します。
しかし、世の中は「急がば回れ」。
慌てて逆向きの電車に乗ってしまい、大きく遅刻した経験、ないでしょうか??
私はあります。
それの所為で終電を乗り過ごし、酷い目に遭いました。。。
今のTPP論争の問題点は、真っ先にコレなのです。
「行先が分かってないのに、乗り遅れるからと喧嘩になって、まともに話し合いが出来ていない」
……大きな問題だと分かりますよね??
ですが……これが一国の行く末を決める政治家同士の議論なのです。
日本ってのは、それほどまでに政治が弱い国だったりするのです。。。
実際問題、逆向きの電車に乗るくらいなら、一便乗り過ごしてでもしっかりと行先を確かめた方が良いでしょう?
だって、間違えたのに乗れば確実に遅刻なのです。
そのうえ、今回の便を乗り過ごしても、まだ確実に遅刻するとは決まっていません。
……しかも、かかっているのは私たちの生活です。
つまりが、非常に重要な面接や試験と思ってくれて構いません。
だったら、慎重にするのが当然ではありませんか??
勿論、焦る気持ちはわかりますけれど……ねぇ??
という訳で、今日はここまで。
明日も似たような感じでTPP問題を語ろうと思います。
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前知識のない方にとって、大量の文章は苦痛でしかありませんからね~。
だからこそ、分割&簡略化してお送りすることにしたのです。
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ま、私のエントリなんざ、あちこちの意見を聞いてまとめているだけにすぎませんけれど。。。
という訳で、本題。
何故、TPPがダメなのか。
今日はその第一弾。
「参加するまで内容が分からない」
……これが如何に間抜けな話か、中学生どころか小学生でも十分分かると思います。
バスに乗るのに、行先を確かめませんか??
JR(地下鉄でもOK)に乗るのに行先を確かめませんか??
普通、確かめるでしょう??
野田首相は「乗り遅れるから」という論調でTPPに参加しようと言っているようですが、どんなバスでも地下鉄でも、間違った行先に乗ってしまうと、目的地は遠のいてしまいます。
だから、自民党の谷垣総裁は「何処へ向かうかよく調べて話し合いましょう」と言いました。
当然です。
何故か新聞では「参加に前向き」となっていましたが。
ま、マスコミの問題はまた後日として。
賛成している方々は、「乗り遅れるから」という理由をよく持ち出します。
しかし、世の中は「急がば回れ」。
慌てて逆向きの電車に乗ってしまい、大きく遅刻した経験、ないでしょうか??
私はあります。
それの所為で終電を乗り過ごし、酷い目に遭いました。。。
今のTPP論争の問題点は、真っ先にコレなのです。
「行先が分かってないのに、乗り遅れるからと喧嘩になって、まともに話し合いが出来ていない」
……大きな問題だと分かりますよね??
ですが……これが一国の行く末を決める政治家同士の議論なのです。
日本ってのは、それほどまでに政治が弱い国だったりするのです。。。
実際問題、逆向きの電車に乗るくらいなら、一便乗り過ごしてでもしっかりと行先を確かめた方が良いでしょう?
だって、間違えたのに乗れば確実に遅刻なのです。
そのうえ、今回の便を乗り過ごしても、まだ確実に遅刻するとは決まっていません。
……しかも、かかっているのは私たちの生活です。
つまりが、非常に重要な面接や試験と思ってくれて構いません。
だったら、慎重にするのが当然ではありませんか??
勿論、焦る気持ちはわかりますけれど……ねぇ??
という訳で、今日はここまで。
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■こりゃ怒るわ。。。
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「とくダネ!」で京大准教授が放送事故寸前のブチ切れ
今朝のフジテレビ「とくダネ!」で、TPP反対派として知られる京都大学准教授・中野剛志氏が、生放送中にも関わらず声を荒げて怒りを露わにし、「放送事故寸前だった」とネット上で話題になっている。
TPP参加の経済効果を解説する為のパネルに書かれた「“GDP総生産”2.7兆円増加」に突然中野氏が鋭く切り込み、「気をつけた方がいいですよ。これ、10年間の累積ですよ。ここに(パネルに)10年間て書いてないじゃないか!」と激怒。
この模様が放送された直後から、ネット掲示板やTwitterでは「ヤバかった」
「態度はともかく話は分かりやすい。」
「せっかく正論言ってるのに説得力を損なっている」
「態度悪すぎワロタ 」
と、マジギレした中野氏への感想が多数寄せられた。
さらに田村淳がTwitterで、フジテレビとくダネ!に出ているTPP反対を訴えているコメンテーターの態度が目に余る…
せっかくテレビに出て多くの人に自分の意見が言えるのに何だ⁉この態度⁉
知識がある人がこんな伝え方をするから若い人が興味もてないんだと思う。
知識を持っていて伝える能力が無い人は残念で仕方ない…気分が悪い
と書き込み、騒動はさらに拡大した。
中野氏の主張の是非はともかく、その振る舞いが視聴者に強烈なインパクトを与えたのは間違いないようだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/5970757/
これがその番組の動画らしいです。
確かに態度は悪いでしょう。
ですが。
TPPってのは……これくらい怒って当然の内容なのです。
態度が悪いとか、気分が悪いとか……
解説者相手に思う前に、TPPの内容に怒りましょうよ??
それくらい、TPPってのは常軌を逸していると思ってください。
准教授がぶち切れるくらいには、日本国民の生活が大きく損なわれる可能性が高いのです。
この動画を見て下さい。
そして、理解してください。
中野氏の怒りが実に正当なものであると。
そうすれば、氏の態度の悪さなんて、全く気にならないと思います。。。
まぁ……テレビに出る人として、あれを続けるようならば、流石にどうかとは思いますが……ね。
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