■たかが電気、されど電気。
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産経に「たかが電気発言」批判された坂本龍一 産経で連載中
「たかが電気のために、なんで命を危険にさらさなければいけないのか!」
7月16日に行なわれた、『さようなら原発10万人集会』(東京・代々木公園)で語気を強めて演説したミュージシャンの坂本龍一氏(60)。 その発言に食いついたのが産経新聞の名物コラム『産経抄』だったが、その坂本氏は産経新聞に月に一度『いま、僕が思うこと』というエッセイを連載中。
実際、件のコラムが掲載された翌22日付の紙面にも、ニューヨークでの生活を語る氏の連載が掲載されている。 坂本氏はさぞお怒りのはずでは? と、氏の事務所に連絡したところ、
「記事の要旨は人づてに聞いて知っているが、記事全文は読んでいない。なぜなら、そのような記事を読んで煩わされたくないからです。何と言われようとも『電気より命が尊い』という考えは変わりません」
と本人のコメントが返ってきた。ただし、連載との関係をたずねると、産経に対応を一任しているとしてコメントせず。
※週刊ポスト2012年8月10日号
http://www.news-postseven.com/archives/20120731_133778.html
そりゃ電気を使ったら数十名が即死する環境なら、私も言いますよ??
たかが電気のために何で人が死ななきゃならないって。。。
ですが、電気と人命の価値を秤にかけている時点で間違っているのです。
何故ならば、電気がなければ人は死ぬからです。
一番分かり易い例があるので載せますけれど。

熱中症搬送、8686人=前週比1.5倍、死者は16人―総務省消防庁
時事通信 7月31日(火)10時38分配信
23日から29日までの1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で8686人(速報値)で、前週(16~22日)の5678人の約1.5倍(3008人増)に上ったことが31日、総務省消防庁のまとめで分かった。1週間ごとの集計では今夏最多。死者も前週の13人から16人に増加した。
都道府県別の搬送者数は、愛知が668人で最も多く、東京の646人、埼玉の632人と続いた。65歳以上の高齢者の割合は全体の42.8%を占めた。消防庁が今年の調査を開始した5月28日以降の累計では、搬送者数は2万41人、死者は39人。
気象庁によると、全国927の観測地点中、23~29日の1日平均で、最高気温30度以上の真夏日になった地点は615。広範囲で厳しい暑さが記録された。消防庁は小まめに水分や塩分を取るなど体調管理に注意するよう呼び掛けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120731-00000069-jij-soci
これが一番分かり易い例ですよね。
クーラーがあれば、死ななかったかもしれない、という一例です。
と言うか。
電気と命を秤にかけるという愚行を考えるならば……幾らでも案は出ます。
そもそも、水道管内に圧力をかけることで蛇口を開けば水が出るようにしているのは電気によるものです。
蛇口から水が出なくて、どうやって生活するつもりでしょう??
冷蔵庫で食料品を冷やすのも、食料品を加工するのも電力です。
それなしで、どうやって日本国内の12000万人の糊口をしのぐつもりでしょう??
ですから、たかが電気と発言するのはバカ以外の何物でもありません。
たかが電気、されど電気なのです。
電気があってこそ、我々の生活はこうして豊かに保たれております。
その電気漬けの生活を送っておきながら、電気を軽視するなど言語道断。
馬鹿な中学生が「オレ、親なんていなくても生きていけるぜ~」とかって突っ張っているのにも等しい行為です。
が。
原発の要不要にリスクと能力との関係、電力会社の独占状態や経営陣のダメさ危機管理の杜撰さなどは、電気の尊さとは全く別問題です。
反原発は反原発で良いでしょう。
私などは原発をさっさと取りやめて、核融合発電に移行せよという立場ですし。
要は、反原発を訴える余り、論点がずれまくっていることこそ、この坂本龍一氏……名前くらいは聞いたことあったけど、歌うたってる人で間違いないよね?
この坂本龍一氏が間違ってしまっている点なのです。
そりゃ、批判されて当然ですよ。
その批判の対象になったコラム読んでないので、あまり偉そうなことは言えませんけれども。。。
論点をずらし、本来ならありえない二者択一を突き付け、勢いと場の雰囲気でその対象をダメという空気を作る。
これを世間では詭弁というハズです。
反原発で議論に登るべきは、日本の地震の多さと耐震性の弱さに加え、臨界に達したら暴走してしまう原発の構造上の問題点。
そして電力会社の危機管理の杜撰さと無責任な企業体質。
次に代替エネルギーについての話になるべきなのです。
そ~ゆ~真っ当な議論をかっ飛ばして、命と電気とどっちが大事……ってヒス起こした女性の典型みたいなことを叫んでいては、まっとうに話を聞いてくれる人なんている訳ないでしょう。
ってだけの話なのです。
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