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私も一応、人並みに働いている身としましては、上司に求めたくなる資質というのがあります。

そういう視点になって、現在の行政のトップの存在に目を向けた時……
国家公務員の皆様の境遇を思って、つい、他人事とは言え……嘆きたくなりました。

基本的に、私が上司に望む資質というのは、三つの資質です。

まず一つ。
……ブレないこと。
ブレという言葉自体、麻生太郎氏が散々こき下ろされるのに使われた……ある意味、反日用語みたいな感はありますけれど。
実際、これは大事です。
麻生氏が叩かれたような、言葉尻などではありません。
向かうべき指針という、根本的な事象がブレるような上司に価値はありませんと私は断言します。

つまり、何だろうが、方向性が決まっていれば良いのです。
特に一国のトップとなるのですから、二酸化炭素排出禁止なら禁止を最優先事項とするで構わないと思っています。少子化対策が最優先事項ならばそれで。
財政再建化が最優先事項なら……ま、国債発行額を減らすよりも、国内需要を高めることによって税収を増した方が未来のある方針だとは思いますけれど……財政再建化を求めるなら求めるで構わないのです。
……方針がブレなければ。。。
中国の諺で、ダメな政治の見本として朝令暮改ってのがあります。
朝発した命令を、夕暮れ時には改めるというものです。
これをやられると……部下は大変です。
もしくは、方向性が１８０度違う命令を発せられたりしたら……もう目も当てられません。
二酸化炭素削減と同時に高速道路無料化をしろという、現政権の方針……私には一本の軸が通っているとはとても思えないのですけれども。。。


んで、二つ目。。。
……弱音を吐かないこと。。。
リーダーというものは、ムードメーカーでもあります。
そのリーダーが弱音ばかりを吐いていれば、チーム全てが倦怠感に襲われるのは間違いありません。
上司というものは、どんな状況でも自信に満ちた顔を装って、部下のやる気を削がないようにしなければならないのです。
どっかのバカ首相が、疲れたとか抜かしていましたね。。。
ファッションショーとかやって、んで疲れたって……私は、現在の日本国内閣総理大臣が働いていると思ったことは、今の今まで一度たりともないのですけれど？？

そして、三つ目。。。
この中で最も重要なことなのですけれど……
……部下全てを背負うという姿勢を見せること。。。
内閣総理大臣というのは、行政のトップです。
つまり、国家公務員の頂点が内閣総理大臣なのです。
その頂点の人間が、扱うべき国家公務員……その中でも官僚のやる気を削いでどうします？？
部下を庇おうともせずに責めるだけの上司のため、頑張ろうという部下が一人でもいるでしょうか？
例え、国民の投票と党意で選ばれたとは言え、内閣総理大臣なのです。
国家行政の人間の全て……数万人に命令を下せる……即ち、人生を左右する立場なのです。
一億二千万人の命が、その双肩にかかっているのです。
その重みを考えた時……政権交代って理由だけで就ける立場とは、私は絶対に思えません、。

……一億二千万人を背負うんですよ？？
私なんて、たった一人、自分の子供を作るのにだって躊躇します。だって、子供の命って親に全て責任がかかってくるではありませんか。。。
たった一人でさえ、躊躇してしまうほど、命というのは重いと思っています。

……なら，一億二千万人の命というのは、どれくらいの重さでしょうね？？

という訳で、今日は理想の上司という観点から、現在の行政のトップを見比べてみた場合……私はアレが上司という状況は耐えられないという結論に達していしまいました。。。


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