■電力も大変だ……
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伊豆大島 役場周辺約600軒 一時停電
10月20日 19時25分
大規模な土砂災害が発生し、大雨の影響で一部の地区に避難勧告が出されている伊豆大島の大島町で、20日夕方、電線のショートが原因とみられる停電が起き、町役場の周辺のおよそ600世帯が一時、停電しました。
20日午後5時10分ごろ、大島町の町役場周辺の元町地区などで、およそ600世帯が停電しました。
この停電の影響で、災害対策本部が置かれている町役場や、避難勧告を受けて住民が避難している都立大島高校などが停電しましたが、およそ40分後の午後5時50分すぎに復旧しました。
東京電力によりますと、今も140世帯で停電が続いているということですが、2次災害のおそれがあるため、復旧作業は、21日の朝から行うことにしています。
停電が起きた町役場では、職員が住民からの問い合わせへの対応や東京電力などの関係機関との連絡に追われていました。
また、避難所となっている都立大島高校では、避難している人たちが、不安そうな表情で懐中電灯をつけたりしていました。
役場周辺の信号も一時停電し、警察官が交通整理に当たりました。
東京電力は、電線のショートが原因と見て、今後、現地を調査して、詳しい原因を調べることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131020/k10015416441000.html
電力会社の人たちも大変ですよね……こうして大雨の中、電気設備を復旧させるために工事を行わなければならない訳ですから。
しかしながら。
コレ、非常に酷い構造欠陥があると思うのです。
電気設備やどうのこうのじゃなく、人的なレベルで。
例えば、東電ですが。
電線を維持しているのは下請け会社になります。
で、何が言いたいかと言うと……東京電力という組織は。
平均年収:6196181円……620万円。
平均年齢: 41.9歳
平均勤続年数: 21.9年
従業員数:36077人
ってな企業で御座います。
で、その下請け会社である電気工事士の給与額を調べてみると……
電気工事士の基本情報
仕事内容 電気配線工事を一手に引き受ける
平均年齢※ 34.7歳
平均年収※ 400万円以上500万円未満
……現場に出て、感電の危険を冒し、高所の工事を行い、豪雨の中で工事を行い……それで、コレです。
本社に座っているだけの社員より給与が少ない訳です。
まぁ、平均年齢が低いのもありますが、それは単純に高齢になると働けないからなんですよね。
……高い場所ですし、現場ですし、災害時にも稼働させられるし。
ちなみに資格を持っていてコレですから、資格のない一般作業員はもっと低いことでしょう。
個人的に納得いかないのが、こういう社会システムです。
株式を売買し、子会社化して本社の利益を増やす。
聞こえは良いですが、結果として現場労働者を子会社に移動させ、給与を低くすることで出費を抑えるという、現場虐めで株主に金をばら撒いているだけに過ぎません。
こういう西洋式の会社経営方法は、必ずガタが来るでしょう。
だって、現場の人間がいなくなれば、電線の維持すら出来なくなれば……電力会社の本社の人間なんて何の存在意義もない訳ですから。
ま、それは道路維持班の公務員も同じなんですけどね。
土木業者がいなくなれば、何も出来ないという。。。
そういう訳で。
もっと現場の人間が報われる社会が訪れないと……彼らがキツい・危険・汚い・休暇が少ない・給与が安い・屋根がないという5K1Yの仕事に耐えきれなくなり、何もかも全てが破たんしてしまいます。
外国人労働者を入れれば良い?
……そうして日本人が生産能力や維持能力を失ってしまい、国力が低下して外国人が引き払って行った時、どうやって国土を維持すれば良いのでしょう?
それこそ一気に生産能力の喪失によるハイパーインフレ……ジンバブエ化です。
国力とは即ち生産力。
そしてそれは国内の人間が技術力を伝承して持ち得ていくべき技能だと思うのです。。。
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