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　どうやら私は、韓国人よりは亀田の方が好きだったらしい。。。
　気付けば一応、亀を応援してましたし……。

　しかしながら。
　言えることは……まず、放送がクソ。
　最後の判定でぶった切るって何だよ、そりゃ。

　次に言えることは、相手、勢いだけで弱い。
　つーか、事前ビデオや背中を見る限り、そう強そうにも思えませんでした。

　が、それでも亀田はギリギリ。
　つーか、圧されてましたよ。。。
　勿論、相手の技術がない故に、大振り乱打だけど有効打が取れず、だからこそ勝利したっぽいのですが……
　本当に今までは判定で勝てると分かっていたからこそ、待ちハメして、その安定感で優位に進めていただけなんですねぇ。
　……相手の選手がゴリ押ししてきたら、ボロボロとメッキがはがれてましたし。。。

　亀田の苦戦の原因は二つ。
　一つは、韓国人の性質を理解していないこと。
　彼らは勢いづけば調子づくという、厄介な性質をしていますから……いつもの待ち体勢は、相手に弱気と取られ、相手を勢いづけてしまうのですよ。
　だからこそ、最初の一発で相手を圧倒し、圧し切れば良かったのです。
　と言うか、そうしたら楽に勝てるんじゃないかと……相手が圧されると弱かったのを見て実感してました。

　そして二つ目。
　いつもの安定した狩りの体勢じゃないと、亀田自身の技術力が微妙……
　安定して待ってないから、大砲の土台が決まらず、だからこそ亀田の主武器と思われるノーモーションの左ストレートが放てない。
　放てても巧く当たらない。
　そして亀田は日本人の技巧者との対戦に慣れていたんでしょうねぇ。
　ああいうラフな、強引な攻めにテンポが崩れ、いつもの戦い方が崩れてました。
　
　結局のところ、死線を越えてないと言うか、常に安地から狩りをしていた亀田は、安地を崩されると脆かった……という話ですね。

　まぁ、何はともあれ。
　前試合のビデオで相手の能力を計り、そして亀田の今までの試合から能力を推測した……その私の予想よりは、遥かに荒れた、遥かに面白いボクシングで御座いました。。。
　……レベルは兎も角として。
　ああいう撃ち合いも、たまには悪くないですねぇ（精いっぱいのフォロー）。。。


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