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聴覚障害の作曲家 別人が作曲
2月5日 7時21分
耳が聞こえない障害を乗り越えて作曲しているとして、CDが異例の売り上げとなっている、佐村河内守さん(50)が、代表作の交響曲などを別の作曲家に作ってもらっていたことを、5日未明、弁護士を通じて発表しました。
佐村河内守さんは広島県で生まれ、独学で作曲を学び、耳が聞こえない障害と闘いながら作曲活動を続けているとされています。
平成20年に初めて演奏された「交響曲第1番HIROSHIMA」は、「希望のシンフォニー」として、特に東日本大震災のあと注目を集め、CDが18万枚以上の売り上げを記録するなど、クラシックとしては異例の売り上げとなっています。
しかし、5日未明、佐村河内さんは弁護士を通じて、十数年前から別の作曲家に曲を作ってもらっていたことを明らかにしました。
これについて佐村河内さんは、NHKの取材に対し「平成8年ごろ、初めての映画音楽の作曲の依頼があったが、耳の状態が悪くなり、半分以上を作ってもらったことがきっかけだった」と説明しています。
その後も、このときに知り合った作曲家に、曲の構成や楽器の編成、曲調のイメージを伝え、作曲をしてもらう形で作品を発表し、報酬を渡していたということです。
佐村河内さんは「自分は楽曲の構成をしたが、作曲をゴーストライターに任せてしまったことは、大いなる裏切りであると思っています。ファンや深く傷つけてしまった方に、心よりおわび申し上げます」と話しています。
平成8年以降に佐村河内さんの作品として発表された曲としては、「交響曲第1番HIROSHIMA」のほか、東日本大震災のあと、被災地で交流していた少女のために作曲したとされる「ピアノのためのレクイエム イ短調」や、それを発展させた「ピアノ・ソナタ第2番」などがあります。
また、ソチオリンピックに出場するフィギュアスケートの高橋大輔選手が、ショートプログラムで使用する曲「ヴァイオリンのためのソナチネ」も、おととし発表しています。
佐村河内さんの代わりに作曲していたとされる作曲家に対し、NHKは取材を申し込んでいますが、これまでのところ回答はありません。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140205/k10015025061000.html
……何が問題かすら私には分かりませんが。
勿論、経歴詐称について文句がつくのは当然です。
そして、別人が作曲していたことも、ブランド的に考えれば確かに問題でしょう。
……ですが。
ここまで騒ぐほどのモノかという印象は拭えません。
騙されたとか言っている人は、その音楽を自分で聞いて、自分で良いと判断していたんじゃないんですか?
中国製みたいに毒が入っている訳でもなければ、韓国製みたいに大腸菌まみれの食品とは訳が違います。
自分で聞いて、自分で良いと感じ、だからこそ自分が気に入っていた筈です。
……音楽に思想とか、アイドル性とか、プロフィールとか、顔とか、そういう下らない不純物を持ち込んで判断するからこそ、こういう問題が生じるのです。
良い音楽は良い音楽。
悪い音楽は悪い音楽。
……それで、十分じゃないですか。
だからこそ私は、AKBのCDがバカ売れして、天童よしみのCD売り上げが微妙なこの世の中に異議を唱えます。
と言うか、昔から私はこういう意見なのですけれど。
音楽に必要なのは、音楽の雰囲気に合った歌詞と、その音楽の印象を伝えうる歌唱力を持った歌い手。
それだけなのです。
勿論、AKBが悪いとは言いません。
ああいう少女たちが大勢集まって騒ぐタイプの音楽も、悪いものじゃないのですから。
ですが……それよりも声楽の勉強をして、しっかりとした歌手としての技能を持ち合わせた歌い手が不遇の現代社会に納得がいかない、というだけで。
あと、歌い手の顔とか3サイズとか異性遍歴とか、そういう下らない不純物が歌の評価に直接繋がる社会が気に入らないのです。
ま、今日のエントリは……はっきり言うと、ただの愚痴ですね。
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■コメント
■Re:何が問題かすら分からない。 [うたのすけ]
■Re:何が問題かすら分からない。 [umama01]
正直、詐欺は悪ですし、そのことに関しては全く擁護出来ない訳ですけれど。
それでも、誰も彼もがその「背後」ばかりを気にしているのが現状で……その事実に私は憂慮している訳です。