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■共産主義の大間違い。

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今の日本共産党共産主義に対して一つだけ大間違いをしていると思います。
それは……弱者救済についてです。

いや、勿論、私は弱者を救済すべきだと思っていますし、弱者が救済することに関して何かを言いたいとは思いません。

が……一つだけ。

共産主義とは、共に生産した物を産出した者同士で分け合おうという主義ですよ?

働きもしない連中に施そうという主義じゃありません。。。

結局、問題はそこなのです。
マルクスの時代、確かに労働者は資本家によって搾取されていました。
まだ富裕層が凄まじい横暴を誇っていた時代ですから、そりゃあもう貧富の格差は洒落にならないものだったのでしょう。労働者がぶち切れて革命を起こすくらいですからね。。。

人間という生物は基本的に……命の危機が迫って居ない限り、命がけの行動を起こそうとはしません。
つまり、命がけの革命を起こすということはまともに働いていても命の危機が迫っているような状況って訳です。
それほど、当時の労働環境は劣悪で。
「働いても命の危機が迫っている状況」ってことはつまり、働かない人間なんてとっくに死に絶えてしまっている状況だった訳です。

だからこそ、共産主義に一つの盲点があるのです。
即ち……誰もが精一杯頑張るだろうという、盲点が。。。
当時から考えれば当たり前なんですけどね。働かないと死にますし、働いていても命の危機が迫ってくるほど劣悪な環境だった訳ですから。。。

と言うか、カール=マルクスにも想像が出来なかったのでしょう。
過去の戦争責任という捏造に基づいた訳の分からない主張恥知らずにも声高に叫び労働を一欠片もせず、本来ならば労働弱者……働いても生産性の上がらない人間を救済するべき生活保護を持って行くという、想像を絶する下種な民族の存在を……


ま、そういうことです。
共産主義ってのは社会全体が必死に生産活動を行い、それでも報われない社会はダメだと叫ぶ主義です。だからこその弱者救済なのです。
そもそも、必死に生産活動を行わない人間や、生産活動そのものを放棄した人間が救済されること自体、共産主義の思想枠内に入ってなかったのでしょう。。。

それが、私の考える共産主義の誤りであり……恐らく現代で誰もが共産主義が間違っているんじゃないかなぁ?って思われる部分だと思います。。。

ちなみに……繰り返しますけれども、私は弱者救済については肯定的です。
障害者や、働いても働いても能率の上がらない人間が、努力しているのに無能扱いされ生存権すら剥奪される社会ってのは基本的に間違っていると思っています。
努力だけで社会は回りませんから、努力しましただけでは確かに無意味でしょう。
ですが、努力したのに報われない人間がいる社会はイヤなのです。

……勿論、専門性のある職種は論外ですよ? スポーツ選手や政治家等、結果を残さないと価値のない仕事ってのはありますから。

だけど。
……私はそれでも頑張った人間が報われないような、暖かな場所もない社会に住みたいとは思わないのです。


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