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私は何だかんだで、共産主義者の割に麻生太郎内閣総理大臣支持の立場に近いのです。
コレは私がネット人気に左右されるだけの、主義主張のない人間だからでしょうか？

一応、自分では違うと思っています。
傍から見たらどう見えるかは分かりませんが、ね。。。

理由は二つあります。

一つ目は、麻生内閣の経済対策が的を得ているということ。
理詰めの最善手を見せてくれているのです。
少なくとも私は、今回の経済対策に対して異論を全く挟めません。。。
当初は定額給付金にはもう少し良い使い道があったと思っていましたが……今回の経済対策には速度が必要という話を聞いて、納得したものです。
雇用の確保や中小企業への支援は当然のように行われ……（行動が見えてきませんけど。マスメディアが伝えないから……）

多分小さくて見えないので、飛んでいただけると在り難いですが。。。

そして、某政府の如く詰み状態でないならば、当然ながら最善手には結果がついてくるものです。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090803AT2D3100O01082009.html
景気は回復しています。。。
景気の回復は自由主義・共産主義の垣根を超えて最優先事項である筈。
この景気対策に反対していた野党一同の主張自体が信じられません。。。
少なくとも自民党の行動は綿密に計算されており、反対するにしてもそれ以上の根拠が必要なのです。が、私は未だに反対意見に計算された理念というのを感じたことがありません。。。
つーか、審議拒否って何よ？

二つ目の理由は……
彼の景気対策が左寄りってことです。
つまり……自由主義・規制緩和方向へ向かうのではなく、自由経済に一定のルールを加えることで日本をよくしようとしている。
日本共産党の志井委員長がよく言っている「ルールある経済社会を」って理念です。
少なくとも……今回の経済対策は間違いなく日本共産党が掲げる中小企業を救う目的には合致していましたし（大企業も救いましたが）、この経済危機に国債を発行する理念も理解出来ます。


尤も……景気が回復した暁には……って部分、私は反対ですが。
消費税を上げるのではなく、大企業や投機筋への税金を上げてもらいたい。
消費税を上げるのはその後。少なくとも中福祉より上の福祉を目指せるようになってからと思っています。
まぁ、福祉を充実させる方向という理念は私も、そして日本共産党も同じ筈なので、政策的には両者が手を取れると思っているんですけどね。。。

もの凄く簡略化して言うと。。。
経済規律を０が完全自由主義、１００が完全共産主義とした場合、日本の経済規律は２５くらいとします。小泉内閣が規制緩和によって３０→２５としました。格差拡大・派遣労働者増など、それによって生まれた弊害と言えます。
ですが、麻生太郎内閣総理大臣はおおよそ４５くらいを理想として（中負担・中福祉）規律を増やす方向に出ています。
日本共産党の理想は１００、ですが当面の目標は５０～６０の筈です。私の理想も６０くらいですね。

つまり……暫くは麻生太郎内閣総理大臣と日本共産党が共闘しても、方向性は同じ筈なんですよ。
少なくとも経済面での政策は……ですが。。。

ちなみに、民主党の政策は……測定不能。経済的強者に目を向けているのか、経済的弱者に目を向けているのか、それすら分からない状態。繁殖力強者に目を向けているのは間違いなさそうなんですが……
つまり、右とか左とか以前に虚数が出てきてるような……同じ次元のグラフに入れたくないような政策の数々。
支援とか共闘への理念とか、そういうのさえ失いかねないレベルです。。。


そういう訳で、私は経済対策に関しては麻生太郎内閣総理大臣を支援する次第であります。
ぶれてない……ですよね？


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