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■流石は首相。。。
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首相退陣のメド…「冷温停止」を再定義へ
菅首相が退陣時期のメドとした東京電力福島第一原子力発電所の「冷温停止」について、細野豪志首相補佐官は３日、政府・東電統合対策室の記者会見で、原子炉の水温が１００度を下回るという通常の条件に加え、安定的な冷却や放射能の拡散停止なども含め、改めて定義し直す考えを明らかにした。
事故時の冷温停止の定義は明確でなく、解釈を巡って混乱も予想される。細野補佐官は「専門家の検討を踏まえ、早い時期に示したい」と述べた。
炉心が溶融したとされる１～３号機は、既に１００度近くまで原子炉の温度が下がっているが、注水で何とか冷やし続けているのが現状。そのために高濃度汚染水が大量に発生しており、「安定」にはほど遠い。松浦祥次郎・元原子力安全委員長は「（新たな）注水を止めると温度がすぐに上昇する状態は、まだ冷温停止とは呼べない」と指摘する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000914-yom-pol
流石は首相。
自分が怒鳴り散らす悪役になった後で、自分にどうのこうの言われるのがイヤならさっさと原発を直せ……という訳ですね～。
……最大限に好意的解釈すればそう言えます。
まぁ、半分以上は皮肉ですが。。。
しかし、最初からそうやって現場の指揮向上のみに務めていれば良かったのです。
現場は現場。
指揮者は指揮者。
政府……つまりが行政の人間なんて、ただ国民から分捕った税金の用途を決め、更には誰かに命令をする代わりにその責任を取る。
たったそれだけしか出来ない人たちなのです。
だから、ただそれだけをすれば良いのです。
福島原発問題の場合、やるべきだったことは。
１．現場の情報を手早く一箇所集める。
ついでに東電の連中が保身のため偽りを吐いた場合、厳しい処分を行うことを明言しておく。
２．現場の人間が動き易いように現地への資材、行動や補填、給与を手早く行う。
ついでにそれを東電が怠っていると判断した場合（防護服やマスクの不備、下請け社員の給与・保障等）東電へ命令を下す。
３．専門家の意見を突き合わせ、その議論を開示することで国民に正しい情報が入るようにする。
……実際はこの三つです。
自分を専門家と明言するだとか現場に出向いて怒鳴り散らすなんてのは持っての外。
そもそも、行政府はただ税金を動かす場所……そう認識していないと無駄な動きが出てきます。
後、補償費用の問題とかを議論するのは全てが収束した後でと確約し、ついでに避難指示や電力のプラン、復旧の工程などを東電に提出させ、それを専門家と確認して現実味があると理解した上で国民に公表する。
そんなところでしょうか？？
そして、それらの問題が生じた場合、自らの命令系統と部下の行動に問題がなかったかと確認し、全てが収束した後に責任を取る。
それこそが、行政の長……内閣総理大臣の仕事です。
特に最後の「責任を取る」が最も重要な仕事です。
責任をと取ろうとしない人間や、俺に指示を出させるなって叫ぶような人間は、断じて内閣総理大臣には向いておりません。。。
まぁ、実際、この退陣の目処は兎も角。
相手に飴を見せ付けて行動の奮起を促すってのは、自由主義社会では基本中の基本です。
だからこそ飴は……この場合、災害復旧の報酬……つまり災害復旧のための二次補正予算は絶対に確保しておかなければなりません。
それをしないままに、国会を閉会しようとしている時点で。
復旧の意思はなく、被災者を見捨てた。
つまり、国民の生命と財産を守ろうという意思すらないということで、現与党である民主党に国政に参加する資格無しとされて不信任決議が出たのは当然だったりするのですが。。。
……でも、否決されたんですよね、アレ。
まぁ、数の暴力という負の側面があるのも、民主主義の弊害ではあるんですが。
と言うか、民主党政権が被災者を見捨てる行動をしているくらいのこと、マスメディアが報道しろって話なんですがね。
特にＮＨＫ。
国民から受信料を強制的に巻き上げているのですから、国民が見殺しにされそうになっているこの事態に奮起しなくてどうするのですか？？
報道が第三の権力として報道の自由を認められているのは何故か？？
こうして政府によって国民が抹殺（見殺し）されているような状況で情報隠蔽されると、国民はその事実さえも知ることが出来ないまま、殺されていきます。
カンボジアのポルポト政権や中国共産党による虐殺行為など、情報隠蔽に次ぐ情報隠蔽で大多数の国民は知る由もなかったでしょう。
そういう政府の暴挙を止めるためにこそ、報道の中立性は確保されているのです。
それを放棄している時点で……もうマスメディアには何の価値もありません。
戦前の軍国主義が偽りの報道を流したり言論の自由を奪ったことを批判しながら、やっていることは戦前の軍部に追従したマスメディアと全く同じ。
それでは、報道の中立性を確保した意味がありませんよね？？
現状のマスメディアは本当に価値が無い。
現状を見る限り、私はそう思えてなりません。。。
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■コメント
■Re: 流石は首相。。。 [a.liberalist.77]
財務省に勤務している訳ではないのでなんともいえませんが、二次補正予算を作れといわれても、国会への提出には6月いっぱいはかかるのでしょう。
作らないつもりだったなら問題ですが、作るなら国会を閉じた方が役人も質問趣意書に追われたりしなくてよいので、仕事も早くなるとも思います。
むしろ、通年国会にしたということは、さらに高度に政治的な判断、すなわち内閣不信任案の提出を二度とできなくするためではありませんか。
結局は辞任するそうなので、もはや意義はありませんが、仮に退陣表明のないまま否決されていれば、野党は二度と不信任決議案を出せなかった訳です。
私は通年国会は余り賛成できないですけどねぇ。国会を開かなくとも野党と協議はできる訳ですし、予算を編成してから国会を再招集すればよいとも･･･。
ま、全ては新政権の仕事ですが。
作らないつもりだったなら問題ですが、作るなら国会を閉じた方が役人も質問趣意書に追われたりしなくてよいので、仕事も早くなるとも思います。
むしろ、通年国会にしたということは、さらに高度に政治的な判断、すなわち内閣不信任案の提出を二度とできなくするためではありませんか。
結局は辞任するそうなので、もはや意義はありませんが、仮に退陣表明のないまま否決されていれば、野党は二度と不信任決議案を出せなかった訳です。
私は通年国会は余り賛成できないですけどねぇ。国会を開かなくとも野党と協議はできる訳ですし、予算を編成してから国会を再招集すればよいとも･･･。
ま、全ては新政権の仕事ですが。
■Re: 流石は首相。。。 [umama01]
その予算を作らずに／通さずに国会を開始／閉会って時点が既に信じられない訳ですが。
そもそも前の神戸で数兆円の復旧費がかかっている訳で、今回の地震はその数倍といわれております。
ならば、もう概算で前の神戸分くらいの予算を概算とは言え強引に復旧国債で編成、省庁から予算要求が上がってきた分だけ随時配分する。
足りなくなってきた頃に見直し、復興目処がついたら監査を行って正当に予算が使われたか確認。
少し通常予算のやり方からは逸脱した行為ですけれど、緊急事態ですから仕方ありませんし、国会の承認があれば実のところ問題はありません。
逆に野党側が文句をつけてくれば、復旧の邪魔しているとして相手側の支持率を下げる効果も見越せます。
逆を言えば、そうする器量が無いことこそ、民主党に政権運営能力が無い証拠でもあるんですけれども。。。
そもそも前の神戸で数兆円の復旧費がかかっている訳で、今回の地震はその数倍といわれております。
ならば、もう概算で前の神戸分くらいの予算を概算とは言え強引に復旧国債で編成、省庁から予算要求が上がってきた分だけ随時配分する。
足りなくなってきた頃に見直し、復興目処がついたら監査を行って正当に予算が使われたか確認。
少し通常予算のやり方からは逸脱した行為ですけれど、緊急事態ですから仕方ありませんし、国会の承認があれば実のところ問題はありません。
逆に野党側が文句をつけてくれば、復旧の邪魔しているとして相手側の支持率を下げる効果も見越せます。
逆を言えば、そうする器量が無いことこそ、民主党に政権運営能力が無い証拠でもあるんですけれども。。。
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