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花王デモが盛大に行われたようです。
相変わらずマスコミは報道を一切しませんし……
地方一県民でしかない我が身は、首都圏デモには参加できませんけれど。

せめて１ブロガーとして、今回の件について意見を言わせて貰います。。。


そもそも何故花王がこれほどまでに叩かれるか。
それは単純にフジの暴挙を見過ごしていた、フジのスポンサーであったという理由でしょう。
フジのスポンサーを辞めねば不買運動は収まりませんし、もしスポンサーを辞めてもしばらくは不買運動が続いてしまうでしょう。

そもそも、なぜフジがここまで横柄な態度になったのか。
それは……この売り上げを見れば一目瞭然でしょう。。。



花王のセグメント情報というサイトから引用した訳ですが。
あ、クリックでアップ画像が見えます。

http://www.kao.com/jp/corp_ir/summary_02.html

要は、国内売上が頭打ちになったため、国外にシェアを求めて手を広げた訳です。
その内容が、アジア……つまり反日の国家でした。
で、その反日国家での売り上げを増やすために、日本を貶める連中の機嫌を取った訳です。
フジの報道内容がまさにソレですね。。。

そして、日本人を敵に回してしまいました。

結局のところ、花王の首脳陣は一つだけ大きなミスをしたのです。。。
それは、売り上げの１割程度しかないアジア市場拡大を目論む余り、停滞しているとは言え売り上げの８割を占める日本市場を無視したこと。
余りにも日本での売り上げが停滞してしまった所為もあるのでしょう。
だからこそ、何をしても日本市場は盤石だと誤解してしまったのです。
しかし、その売り上げを伸ばそうという行動によって、売り上げの８割以上を占める日本市場を無視してしまったのは明らかな間違いでした。
どう考えても、１割程度の売り上げを僅かに伸ばすために、８割の市場を敵に回してしまったのは正しい選択ではありませんからね。。。

侵略者が良く陥る落とし穴ですね。
国外への侵攻を続けている間に、国内の整備を忘れて内乱によって滅びる。
まさに、花王はその轍を踏んだ訳です。

前に踏み出す時は足元を確認しろ。
花王はその商売の鉄則を見失い、前に進もうとしたところで足を掬われました。。。


そして今、花王は二択を突き付けられております。
１３１百万円のアジア市場を捨てるか。
９１８百万円の日本市場を捨てるか。

答えは簡単だと思います。
冷静に考えたのならば。。。
どう考えても、１割の市場に全てを賭けて９割の市場を捨てるのは割に合いませんからね。。。


反日企業として認識された花王ですが、それでも花王下部組織の従業員は、ただ家族を守るだけのサラリーマンのハズです。
恐らく……９割以上の社員が。
だからこそ……首脳陣はこの現実をしっかりと見据え、彼らの生活が崩壊しないようにしっかりとした判断を下してほしいものです。。。

法人とは、首脳陣の主義主張を満たすために存在しているのではありません。
従業員が生活を営む糧を得るために存在しているのですから。。。


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