■それは、効果的だけど、悪手だと思う。
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流石は師走。
僧侶も走るから師走とはよく言ったもので、しっかりとあちこち回ることすら出来てません。
ついでに、明日は忘年会でダウンするでしょうから、更新出来そうにありませんが。
では、今日の本題。
改革を進める上で、人事権を直轄で行使する行動は、間違いなく効果的でしょう。
はっきり言いますが、大阪市の公務員の現状を幾つか聞いた範囲では、喝采を送りたい気分です。
そして、それは大阪市の有権者も同じだろうとは思います。
ま、改革の直撃を喰らう公務員とか、あおりを喰らいそうな生活保護者とかは別として。
しかし。
しかし、です。
私は……そんな事情を理解したうえで、人事権を直接行使する行動は悪手だと思います。
何故ならば、それは現在の大阪市の腐敗を取り除くには間違いなく素晴らしい手段でしょうが、腐敗を取り除いた後の大阪にとっては毒になるから、です。
すごく簡単に言うと……橋下市長が居なくなった後も大阪市は続くから、です。
今は、橋下氏の理念に民意があります。
彼の改革は大阪市民が望み、選んだことですから、彼の改革方針そのものに文句を言うつもりはあまりありません。
ですが、人事権を首長が握るという前例を作ることは、間違いなく……後々に禍根を残すと思われるのです。
もし、部落系や朝鮮系の支持を大きく握る首長が当選して、人事を自分の意思一つで好き勝手にやってしまったらどうなるでしょう?
そもそも朝鮮系の企業や集団がことごとく凋落してしまうのは、人事権を握った幹部が好き勝手に身内を重役に引き立て、上下関係を絶対と思い込んで反論を許さず、ワンマンで突っ走って滅んでいくからに他なりません。
まぁ、それほど極端な例でなくても、人事権を握られた場合、公務員が首長に逆らうことが不可能になります。
公務員が守るのは、一に法令順守であり、二に首長命令なのです。
命令が第一ではありません。
それを可能にするのが……人事権が首長とは別のところにあること、なのです。
勿論、今回はその権限によって私利私欲を貪る公務員を追い出そうとしている訳ですが。
もしも今後……そんなことを理解しない、己の命令が絶対と思うような首長が出来てしまった場合、法律に反する政策を実行しようとして……法令を盾に公務員が反対意見を述べることが不可能になってしまうかもしれません。
現代の民主主義ってのは、ややこしい分、一個人の暴走を防ぐように出来ております。
だからこそ……人事権が首長にないのです。
それを強引に変更して、改革を断行する。
勿論、現在の大阪市がそれほどまでにヤバいというのは、まぁ、何となくは分かりますよ?
それでも……現在の手術で今後の生活に禍根を残すようなやり方は、あまり良くないと思うのです。
まぁ、今日のエントリは私という、大阪から遠く離れた人間の、ただの杞憂かもしれませんけどね。
ただ、私は……橋下市長自身の改革理念と意思の強さ、そして行動力は評価していても、彼の後に続く市長の人格や理念までを信用する気にはなれません。
だからこそ、この改革手法を……悪手だと、思う次第であります。
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では、今日の本題。
橋下市長「人事権を直轄行使」、人事室創設へ
大阪市の橋下徹市長は24日、市政改革を協議する戦略会議で、市長直轄組織の「人事室」(仮称)を創設することを決めた。
市長が人事権を行使する姿勢をアピールし、改革への求心力を高める狙い。2012年度の当初予算案は最低限の費用だけ計上した骨格予算とし、事業の見直しを進めて8月から本格予算を組む方針も決め、2日間にわたった会議を終えた。
人事室については、橋下市長は「役所を動かす要」と位置づけた。従来は職員の人事編成は総務局が担ってきたが、橋下市長は会議終了後、「組織は予算と人事権で動いている」とした上で、「人事権を直轄で行使する。力がないと権力機構は変わらない」と述べた。市政改革の主要ポストである大都市制度改革監や市政改革室長、区長の意向を人事に反映させる考えも示した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111225-OYT1T00224.htm
改革を進める上で、人事権を直轄で行使する行動は、間違いなく効果的でしょう。
はっきり言いますが、大阪市の公務員の現状を幾つか聞いた範囲では、喝采を送りたい気分です。
そして、それは大阪市の有権者も同じだろうとは思います。
ま、改革の直撃を喰らう公務員とか、あおりを喰らいそうな生活保護者とかは別として。
しかし。
しかし、です。
私は……そんな事情を理解したうえで、人事権を直接行使する行動は悪手だと思います。
何故ならば、それは現在の大阪市の腐敗を取り除くには間違いなく素晴らしい手段でしょうが、腐敗を取り除いた後の大阪にとっては毒になるから、です。
すごく簡単に言うと……橋下市長が居なくなった後も大阪市は続くから、です。
今は、橋下氏の理念に民意があります。
彼の改革は大阪市民が望み、選んだことですから、彼の改革方針そのものに文句を言うつもりはあまりありません。
ですが、人事権を首長が握るという前例を作ることは、間違いなく……後々に禍根を残すと思われるのです。
もし、部落系や朝鮮系の支持を大きく握る首長が当選して、人事を自分の意思一つで好き勝手にやってしまったらどうなるでしょう?
そもそも朝鮮系の企業や集団がことごとく凋落してしまうのは、人事権を握った幹部が好き勝手に身内を重役に引き立て、上下関係を絶対と思い込んで反論を許さず、ワンマンで突っ走って滅んでいくからに他なりません。
まぁ、それほど極端な例でなくても、人事権を握られた場合、公務員が首長に逆らうことが不可能になります。
公務員が守るのは、一に法令順守であり、二に首長命令なのです。
命令が第一ではありません。
それを可能にするのが……人事権が首長とは別のところにあること、なのです。
勿論、今回はその権限によって私利私欲を貪る公務員を追い出そうとしている訳ですが。
もしも今後……そんなことを理解しない、己の命令が絶対と思うような首長が出来てしまった場合、法律に反する政策を実行しようとして……法令を盾に公務員が反対意見を述べることが不可能になってしまうかもしれません。
現代の民主主義ってのは、ややこしい分、一個人の暴走を防ぐように出来ております。
だからこそ……人事権が首長にないのです。
それを強引に変更して、改革を断行する。
勿論、現在の大阪市がそれほどまでにヤバいというのは、まぁ、何となくは分かりますよ?
それでも……現在の手術で今後の生活に禍根を残すようなやり方は、あまり良くないと思うのです。
まぁ、今日のエントリは私という、大阪から遠く離れた人間の、ただの杞憂かもしれませんけどね。
ただ、私は……橋下市長自身の改革理念と意思の強さ、そして行動力は評価していても、彼の後に続く市長の人格や理念までを信用する気にはなれません。
だからこそ、この改革手法を……悪手だと、思う次第であります。
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