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先ほどＮ○Ｋを見ていたら、谷垣総理（笑）が出ておりました。
どうやら民主・自民・その他による大連立の動きが政界で打診されているようです。

その中で谷垣総裁曰く。
「民主党内での権力争いがどう動くかも分からないのに連立するのは時期尚早」
ってなことを言っておりました。
まぁ、耳コピなので文句は違うかもしれませんが、意味はあっていたハズです。


ですが。
私に言わせれば、遅過ぎるんですよ、この大連立の動きは。。。

そもそも震災勃発直後。
初動の段階で民主党政権は自民党に対して大連立を打診すべきでした。
条件は……そうですね。
約一年後の、震災復興がある程度収まるだろう時期に解散総選挙を行う。
これだけで構わないでしょう。
何しろ国民の生命がもろにかかっております。
この打診を蹴れば、自民党は今後絶対に与党に返り咲けない……これは、そういうレベルの半分脅迫に近い要求だった訳です。
と言うよりも、震災に胸を痛める政治家ならば反対なんて考えもしないでしょうし、国民を思う政権与党ならばねじれ国会という時間制約を突きつけられている以上、一刻も早い復興を考えればそうするのが当然でした。

なのに、民主党がやっていたのは……







自民党がこう叫ぶくらいに、協力体制に欠け、情報を提供させず。。。
結果として復興が遅々として進まない有様の訳です。

そして今。
大連立を打診しているそうですが。。。

もう遅すぎるっちゅーねん。

尤も、どんな過ちでも取り返すのに遅すぎるということはありません。
少なくとも大連立をしてくれれば、今のままよりは遥かに多くの被災者が助かることは間違いないのです。

……しかし、その場合、民主の芽は生き続けるでしょうから、今後の日本の政治に悪性腫瘍を残すようなものだとは理解しております。
が、被災者を捨ててまで未来のために……とは、言えないんですよ、私は。
だから、少なくともこの大連立には歯を食いしばりながら賛成します。

自民党も無視は出来ないような気がします。
何しろ……被災者を人質に取られているようなものですからね。
生憎とＴＶの前の国民一同はその人質に取っているのが当の民主党であり、人質に突きつけられている刃物が民主党の無能とは気付いてないのでしょうけれど。


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