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私は、法律が大嫌いです。

このブログや各地のブログ等において、結構話の基礎に法律を置いている私なんですけれども、それでも私はやっぱり法律が嫌いなんですよ。

出来れば法治国家より情治国家で世界が回って欲しいと思うのです。

何故かと言うと、法律というのは刃物みたいなものだからです。
……拳銃でも爆弾でも良いんですけど。

相手の意思に関わらず、問答無用で相手の主張を叩き潰します。
法律として書かれてあることが絶対正義という最大最悪の暴力です。

……勿論、アメリカ合衆国みたいに弁護士が買収され、法律が歪められて無罪を勝ち取る場合もありますので、現状では資本より弱い暴力ではありますが。。。

それでも私は、法律という存在をかなり凶悪な暴力だと思っております。
だからこそ、最後の手段にしたいのです。
現実問題、そうは言いつつも私は、その場に蔓延しているどうしようもない衝動的な発言や、作られた雰囲気によって必要以上に相手を責める発言なんかを見かねた場合は、法律に頼った発言をしておりますけれども。。。

私個人の考えですが、理想的な国家として……
簡単に解決が出来る事象は情治国家として……つまり人情やお互いの言い分を認め合って……
それでも解決できない事象は法治国家として……絶対正義の法律という暴力によって正しさを決定する。
そういう国家こそ、日本が目指すべきだと思います。
……法律が全てになると、アメリカみたいに訴訟天国になっちゃいますし、情治国家になると反日無罪みたいなふざけた法律が横行することになりかねません。

日本人の精神構造では、法律に頼らないと解決出来ない事象はそれだけで避けたい大事という感覚がありますし、人情的に無罪になったとしても、加害者的には罪の意識が残ってしまう。
そういうのが日本人だと思っています。

つまり、法が正義とも言えず、情だけで助かろうとも思えない。
どっちつかずの、風見鶏。。。
そういうのが日本人の本質だと、私は思っております。

……だけど、私はそんな日本人ですし、そんな日本人が好きなんですけどね。。。


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