■2009年07月
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■税金と公共工事について
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最近……というか長い間、マスメディアでは公共工事の無駄ってのを大々的に報道しています。
で、無駄と言われるのを見てみると……ダム工事や人件費……
確かに、報道を見ていると、それらは無駄で不要なものだと思いたくなります。。。
が。
本当にそうでしょうか？
まず最初に公共工事や公務員の人件費。
即ち、国家支出の定義について考えて見ましょう。
国家支出とは即ち、税金の放出です。
経済を放置しておけば貧富の差が拡大する一方であるため、金持ちから金をむしり取って貧乏人へ再び垂れ流すというのが、税収と国家支出の定義です。
自由主義経済ってのはこの流れを極小化するのが理想です。
（ちなみに、共産主義経済はこの流れを極大化するのが理想です）
そういう意味で考えてみた場合。。。
公共工事や公務員の人件費なんて、不要必要の議論以前に支出することにのみ意味があるんです！
工事の目的や公務員の総数なんて議論するだけ無意味です。
本来ならば、道路だって作る必要はありません。流通を強化したい企業や個人が勝手に作ります。空港や港も同じく。維持管理だって金持ちが勝手にやるでしょう。
治安維持も不要です。金があって犯罪に巻き込まれそうな人間は、自分の金で護衛団を雇います。
政府の介入なんて必要ありません。
これこそ、自由主義経済の最大理想郷ですね。
ですが。
こうなったら貧乏人は地獄です。犯罪になっても身を護る術すらなく。道路もない。災害が起こっても助けてくれない。
それを防ぐのが税金って訳です。
自費で道路を作れない貧民のためにも道路を作って貰える。
自費で自分の身も護れない貧民でも警察官は護ってくれる。
そういう貧富の格差がない……要は共産主義寄りな発想が税金という訳です。
（昔は世界各地がコレでした。権力者＝金持ちという構図でしたが。だからこそ庶民は自警隊を構成し、我が身は自分たちで護っていた訳です）
税金の無駄遣いを減らすと言いますが、税金なんて使えば使うほど格差を無くす便利なツールなのですよ。……貧乏人からもばっちりむしり取る消費税みたいなのもありますが。。。
だから、税収は金持ちからバンバン取れば良いし（労働意欲を失わない範囲で、ですが）、使いたいだけ使えば良いのです。
勿論、税金は有限です。
使えばなくなります。そして、使って欲しい対象は日本中に溢れかえっています。
だからこそ、税金には使う優先順位があって当然なのです。
つまり、税金の無駄遣いというのは間違っていて、支出の優先順位を間違っているというのが正解だと私は思うのですよ。
公務員の人件費もそうです。
訳の分からない天下り理事やら委員やらに大金を払うよりも、下っ端公務員の収入を増やす、もしくは公務員の総数を増やすのが優先順位が高い筈です。
（何しろ、天下り連中は金持ちですからね。貧富の格差を無くすための税金で貧富の格差を増やしていたは、それこそ全くの無意味です）
ちなみに。
日本という国家は個人消費が少なく、貯蓄に回す金が多い特徴があります。
だからこそ、銀行には貯金の金が溢れ返り……それを有効利用するために政府は国債を発行して経済の回転を正常に戻しているってのが現状だそうです。
日本の赤字国債が報道で問題となっていますが、それは結局、単に日本人の気質に適した政策というだけで……他の国家モデルを参考にしても無意味みたいです。
難しいバランスシートの話なんかは、ここを参考に。。。
本当に経済に詳しい方のブログですから（有名ですので紹介するまでもないでしょうが）私の稚拙な文章なんかより遥かに分かり易いと思います。
尤も、共産主義方向へ経済を向かわせたい私にとっては、三橋さんの経済論には素直に頷けない部分も多々ありますけどね。。。
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で、無駄と言われるのを見てみると……ダム工事や人件費……
確かに、報道を見ていると、それらは無駄で不要なものだと思いたくなります。。。
が。
本当にそうでしょうか？
まず最初に公共工事や公務員の人件費。
即ち、国家支出の定義について考えて見ましょう。
国家支出とは即ち、税金の放出です。
経済を放置しておけば貧富の差が拡大する一方であるため、金持ちから金をむしり取って貧乏人へ再び垂れ流すというのが、税収と国家支出の定義です。
自由主義経済ってのはこの流れを極小化するのが理想です。
（ちなみに、共産主義経済はこの流れを極大化するのが理想です）
そういう意味で考えてみた場合。。。
公共工事や公務員の人件費なんて、不要必要の議論以前に支出することにのみ意味があるんです！
工事の目的や公務員の総数なんて議論するだけ無意味です。
本来ならば、道路だって作る必要はありません。流通を強化したい企業や個人が勝手に作ります。空港や港も同じく。維持管理だって金持ちが勝手にやるでしょう。
治安維持も不要です。金があって犯罪に巻き込まれそうな人間は、自分の金で護衛団を雇います。
政府の介入なんて必要ありません。
これこそ、自由主義経済の最大理想郷ですね。
ですが。
こうなったら貧乏人は地獄です。犯罪になっても身を護る術すらなく。道路もない。災害が起こっても助けてくれない。
それを防ぐのが税金って訳です。
自費で道路を作れない貧民のためにも道路を作って貰える。
自費で自分の身も護れない貧民でも警察官は護ってくれる。
そういう貧富の格差がない……要は共産主義寄りな発想が税金という訳です。
（昔は世界各地がコレでした。権力者＝金持ちという構図でしたが。だからこそ庶民は自警隊を構成し、我が身は自分たちで護っていた訳です）
税金の無駄遣いを減らすと言いますが、税金なんて使えば使うほど格差を無くす便利なツールなのですよ。……貧乏人からもばっちりむしり取る消費税みたいなのもありますが。。。
だから、税収は金持ちからバンバン取れば良いし（労働意欲を失わない範囲で、ですが）、使いたいだけ使えば良いのです。
勿論、税金は有限です。
使えばなくなります。そして、使って欲しい対象は日本中に溢れかえっています。
だからこそ、税金には使う優先順位があって当然なのです。
つまり、税金の無駄遣いというのは間違っていて、支出の優先順位を間違っているというのが正解だと私は思うのですよ。
公務員の人件費もそうです。
訳の分からない天下り理事やら委員やらに大金を払うよりも、下っ端公務員の収入を増やす、もしくは公務員の総数を増やすのが優先順位が高い筈です。
（何しろ、天下り連中は金持ちですからね。貧富の格差を無くすための税金で貧富の格差を増やしていたは、それこそ全くの無意味です）
ちなみに。
日本という国家は個人消費が少なく、貯蓄に回す金が多い特徴があります。
だからこそ、銀行には貯金の金が溢れ返り……それを有効利用するために政府は国債を発行して経済の回転を正常に戻しているってのが現状だそうです。
日本の赤字国債が報道で問題となっていますが、それは結局、単に日本人の気質に適した政策というだけで……他の国家モデルを参考にしても無意味みたいです。
難しいバランスシートの話なんかは、ここを参考に。。。
本当に経済に詳しい方のブログですから（有名ですので紹介するまでもないでしょうが）私の稚拙な文章なんかより遥かに分かり易いと思います。
尤も、共産主義方向へ経済を向かわせたい私にとっては、三橋さんの経済論には素直に頷けない部分も多々ありますけどね。。。
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