■2009年07月
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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-08/2009070804_02_1.html
共産党の山下芳生議員が、在留資格のない外国人に対しての行政サービスからの締め出しに反対した件についてですが。。。
確かに言われるように、日本国憲法第２５条に「国民は最低限文化的な生活を営む権利がある」……って件はありますよ？
ですが、これ、日本国民に対する憲法です。
外国人……しかも不法在留者に対する法律じゃありません。
基本的に法治国家の場合……
憲法＞人命＞法律です。
憲法で人の生きる権利が与えられているから、人命が大事って発想ですね。
冷酷ですけど、法が全て。それが法治国家です。
が、刑事罰というのがあるように、法律違反をした人間の場合は……
憲法＞法律＞人命になっちゃいます。
死刑なんかが良い例ですね。公共の福祉（大勢の人間の利益）のためなら、少数は殺しても良いという発想です。禁固刑なんかも、自由を認めた権利を奪う行為ですし。
その是非は兎も角。
法治国家という形式を日本がとっている以上、その上下関係だけはしっかりと把握していないと話になりません。
山下芳生議員！
法治国家で立法担当の議員をなされていらっしゃるのですよ？
まず、法治国家の基本を考えてください。
確かに日本人は外国人に対して冷たいところはあります。
日本における外国人労働者の総数は世界最低クラスです。流石は島国日本。自民族以外は入りにくい島国根性です。
確かにそれは改めるべきだと思います。
日本人の失業者が増えている現状で外国人労働者を受け入れた場合、失業者の増大による治安の悪化とか、そういう問題はおいておいて……ですが。
しかしですよ？
在留資格のない外国人ってことは。
不法入国者、不法滞在者ですよ？
法律に違反している＝公共の福祉を妨害する人間ってことですよ？
法＝公共の福祉を護るためのものってのが基本概念でありますので、この等式は間違いではありません。
そして日本国憲法はその性質上、日本国民のための法律になっていまして、日本国民以外の人間を保障する類のものではないのです。
つまり、何が言いたいかと言うと……
山下芳生議員の主張は、法治国家の根源的な順位を間違っているんですよ。
もし、本当に不法入国者・不法滞在者の保護を真剣に考えているのならば……
まず、日本国憲法を改正する必要があります。
つまり、憲法９条と同じく憲法２５条の改正。
衆参両議員２／３の賛成を得た上で、国民の有効投票の半分を得なければなりません。
もしくは、日本国民になりやすくするために、国籍法を改正する必要があります。
法律改正は普通の立法手続きで問題なさそうですので、それを提案すれば良いのです。
それが法治国家としての正しい手続きの筈です。
議員が国民の代表である以上、国会を経て出来た法律は国民の総意である。
それが、法治国家の大原則ですから。
（色々民意と議会が乖離して一人歩きしているのも事実ですけどね）
現状では不法入国者を庇うのは法律的に不可能です。教育や行政サービスなんてもっての他。
そういう法律があるんですから。
確かに解釈の云々ってのは政治家がよくやる手口ではありますけど。
立法を担当する議員なんですから、権利の順番、手続きなどを考えた上で話をしましょうよ。
尤も、発言の自由はありますから、山下議員が議員でなければ発言自体は特に問題ないと思いますけどね。。。
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共産党の山下芳生議員が、在留資格のない外国人に対しての行政サービスからの締め出しに反対した件についてですが。。。
確かに言われるように、日本国憲法第２５条に「国民は最低限文化的な生活を営む権利がある」……って件はありますよ？
ですが、これ、日本国民に対する憲法です。
外国人……しかも不法在留者に対する法律じゃありません。
基本的に法治国家の場合……
憲法＞人命＞法律です。
憲法で人の生きる権利が与えられているから、人命が大事って発想ですね。
冷酷ですけど、法が全て。それが法治国家です。
が、刑事罰というのがあるように、法律違反をした人間の場合は……
憲法＞法律＞人命になっちゃいます。
死刑なんかが良い例ですね。公共の福祉（大勢の人間の利益）のためなら、少数は殺しても良いという発想です。禁固刑なんかも、自由を認めた権利を奪う行為ですし。
その是非は兎も角。
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山下芳生議員！
法治国家で立法担当の議員をなされていらっしゃるのですよ？
まず、法治国家の基本を考えてください。
確かに日本人は外国人に対して冷たいところはあります。
日本における外国人労働者の総数は世界最低クラスです。流石は島国日本。自民族以外は入りにくい島国根性です。
確かにそれは改めるべきだと思います。
日本人の失業者が増えている現状で外国人労働者を受け入れた場合、失業者の増大による治安の悪化とか、そういう問題はおいておいて……ですが。
しかしですよ？
在留資格のない外国人ってことは。
不法入国者、不法滞在者ですよ？
法律に違反している＝公共の福祉を妨害する人間ってことですよ？
法＝公共の福祉を護るためのものってのが基本概念でありますので、この等式は間違いではありません。
そして日本国憲法はその性質上、日本国民のための法律になっていまして、日本国民以外の人間を保障する類のものではないのです。
つまり、何が言いたいかと言うと……
山下芳生議員の主張は、法治国家の根源的な順位を間違っているんですよ。
もし、本当に不法入国者・不法滞在者の保護を真剣に考えているのならば……
まず、日本国憲法を改正する必要があります。
つまり、憲法９条と同じく憲法２５条の改正。
衆参両議員２／３の賛成を得た上で、国民の有効投票の半分を得なければなりません。
もしくは、日本国民になりやすくするために、国籍法を改正する必要があります。
法律改正は普通の立法手続きで問題なさそうですので、それを提案すれば良いのです。
それが法治国家としての正しい手続きの筈です。
議員が国民の代表である以上、国会を経て出来た法律は国民の総意である。
それが、法治国家の大原則ですから。
（色々民意と議会が乖離して一人歩きしているのも事実ですけどね）
現状では不法入国者を庇うのは法律的に不可能です。教育や行政サービスなんてもっての他。
そういう法律があるんですから。
確かに解釈の云々ってのは政治家がよくやる手口ではありますけど。
立法を担当する議員なんですから、権利の順番、手続きなどを考えた上で話をしましょうよ。
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