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なぜ、若者の間でノー“テレビ”ライフが広がるのか?テレビを捨てた人たちの本音
ビジネスジャーナル2013年05月06日14時00分
本当はなくても済む。むしろ、ないほうがよい。人によっては「テレビ」とはそんな存在だ。ノーテレビライフを始めた20~30代の人たちが異口同音に語るのは、生活の質の向上だった。
テレビをまったく視ないという人は微増している。NHK放送文化研究所が実施した「国民生活時間調査」では、平日のテレビ視聴時間が2010年までの5年ごとの調査で、
・1995年:8%
・2000年:9%
・05年:10%
・10年:11%
と推移している。
「ニコニコ動画」を運営するニワンゴが10年に実施した調査では、平日にテレビを視る時間を問う質問で最も多かった回答が「まったく視ていない」で20.9%だった。年代別では20代の24.3%、30代の22.7%の順に多く、若い世代にノーテレビライフが増えている傾向も垣間みられる。
今回、取材に応じたノーテレビライフ実践者3名は、ともにもともとテレビを積極的に視るほうではなかったという。そして、転居、一人暮らし開始、地デジ化といった「テレビを改めて自分の部屋に置くか?」の選択を迫られる場面でノーテレビを選んだ。
自分で選んだノーテレビライフだから当然といえば当然だが、彼らはテレビとの決別の後悔を感じさせない。「無駄に過ごす時間がなくなった」(Nさん、30代、男性)や「生活の質は向上した。読書、執筆、語学、家事などに費やす時間が増えた」(Cさん、20代、女性)。唯一、大地震など災害時にテレビの必要性を感じるようだが、「ツイッターで状況はいち早くわかる」(Mさん、30代、女性)と話す人もいる。
「活字離れ」や「読書離れ」といった言葉にネガティブな印象が付いてまわるのに対して、「テレビ離れ」にはどうもそれがない。その差はどこからくるのか?
テレビは、数ある媒体の中でも、人を“受動的”にさせやすいという特徴をもつ。リモコンのスイッチを押せば、映像が目に飛び込み、音声が耳に入ってくる。自分で買い求め、文字を追って情報を得る書物などの媒体とは対極的だ。インターネットにも、自分でアクセス先をクリックし、情報を得にいくという“能動的”な要素がある。人を“受動的”にさせる媒体の最たるものであるテレビと決別することが、その人の生活全般に積極性やハリをもたらす効果があるのではないか。
「本当は要らなかった物や、要らなかった人付き合いをなくせるようになりました」と、Mさんは言う。彼女にとって“本当は要らなかった物”の象徴だったテレビと決別したことが、この気づきのきっかけになった。
テレビを視ている人の中には、生活するうえでの楽しみを見出している人もいる。一方で、テレビを視ることに対してそこまで積極的でない人もいる。積極的でない人は、一度ノーテレビライフを何日か試してみてはいかが。テレビを視ること以上に得られるものがあるかどうかを、実感することができるだろう。
(文=漆原次郎/フリーライター)
http://news.livedoor.com/article/detail/7650653/
何故テレビが不要なのか。
ちょいと気力が足りないので手短に言いますと二点なのです。
1.情報の取捨選択が限られている。
2.情報が一方通行である。
1.の取捨選択はそう難しいことではありません。
テレビは限られた時間に、限られた番組の中から選ぶ必要があるでしょう。
逆にネットは時間帯も自由な場合が多く、見るサイトもテレビ番組ほど限られている訳ではありません。
要は、時間限定でやっている7つの商品の通販サイトと、10000の商品を扱う24時間営業の通販サイト……そのどっちが理にかなっているか、というだけの話です。
2.も似たようなものですね。
インターネットは情報を与えることも出来ます。
テレビは最近ではお情け程度に視聴者参加型とか言ってますが、それも僅かばかりの影響力しか持ちません。
ですがインターネットで下手に当たれば、数千万人に対する影響力を得ることも出来るのです。
たったこれだけなのですが、これが大事なのです。
情報の質は……どっちもどっち。
確かにインターネットは捏造や誘導が多くて玉石混交なところがあるのは事実です。
ですが、テレビが正しいかと言うと……捏造も誘導もしっかりとやっている、情報源として今一つ信頼できなくなっているじゃないですか。
そうして、テレビとインターネットの情報の質が同質化してしまったところで……テレビを放逐しインターネットに走る人々が増えてきたってのが実情ではないでしょうか??
これを改善してテレビの復興を願うならば……
1.情報の質を高める。
2.情報の双方向性を高める。
3.テレビのみの付加価値を高める。
などの工夫が必要だと思いますよ。
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