■2013年09月
■凄い台風だったみたいですねぇ。
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自分の方はほぼ無傷で、対岸の火事でしたが。
ちなみに、これらの被災した道路などを復旧させるのが土建屋さんで。
TPPだとその地元の土建屋さんが壊滅しかねない……という話もあるから怖いモノです。
また、それらの人材不足を解消するために、外国人が雇用としてきたとしても……災害時に彼らが日本のために危険を冒して働いてくれますかねぇ??
……暴徒にならなきゃ良いんですけど。。。
と、まぁ、それは兎も角。
また台風によって数名の死者が出た訳ですが。
これらの死者が「自由貿易による犠牲者」という話をして、理解してくれるでしょうか?
勿論、直接の被害じゃありません。
自由貿易による、林材価格暴落による、森林整備能力の低下による、土砂崩壊という四段階くらいを踏んだ上での犠牲で御座いますが。
まず、自由貿易によって林材価格が暴落したのは周知のとおり。

この辺りは我が県の過疎高齢化が続いているので、詳しく知っておりますが。
実際、上の記事にある通り、自由化の所為で、木材産業ってのは伐採・搬出だけで赤字なのです。
山の中へ入って間伐をして、手入れして五十年ほどかけて木を育てる。
どうしてその作業が黒字になるでしょう??
黒字にならない以上、そんなことをしない……放置林が増えるのは自明の理で御座います。
その放置林は酷い状態です。
間伐をしないから、密集林が増え、根が育たず、密集しているからこそ地表に光が届かず。
この所為で、花粉は尋常じゃないほど増え、しかも土砂流出が激しくなっています。
表土のない林地は保水力に欠けます。
そのような林地に大きな降雨が降り注いだ場合、保水力がない土地はその雨水を受け止めきれません。
その結果として、土砂崩壊を引き起こします。
土砂崩壊の様相を良く見て下さい。
基本的に、このように↓↓↓人工林にて生じております。

ついでに言うと、山間僻地の過疎高齢化も、その結果引き起こされた一票の格差問題も全てはこの『木材の自由化』によって引き起こされ、数十年間かけて延々と積み重なった問題なのです。
風が吹いて桶屋が儲けたような話ではありますが、その木材自由化が如何に凄まじい被害を日本国内全土に引き起こしているかを、もう一度考えて欲しいのです。
付け加えるならば、保水能力の低下は純粋にダムの貯水量……と言うかダムへと流れ込む流量の低下を意味します。
つまり、近年続いている水不足を解消するためには、森林の手入れが必要にもなるのです。
ま、その辺りの詳しいメカニズムが知りたい方はリクエストを頂いたなら、解説してみますけれど。。。
まとめますと。
木材輸入自由化が引き起こした問題は……
1.国内林業の壊滅。
2.災害脆弱性、そしてそれによる死者。
3.花粉症。
4.田舎の産業壊滅による一票の格差問題。
5.都会の水不足。
と、まぁ、これくらいの多岐に渡る被害を及ぼしているのが実情なのです。
当然のことながら、自由化をしたとしても森林整備に大きな補助金を投入し、荒廃している林地を整備すればそれらの問題は解決するでしょう。
しかしながら。
木材を自由化してこれらの弊害を呑むのと、税金を投入してそれらの森林整備を行うのと。
果たしてどちらが経済的に利益が大きいのでしょう??
TPPを話し合うならば、それらの様々な自由貿易による弊害を理解した上での論議をして欲しいと願うのであります。
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ちなみに、これらの被災した道路などを復旧させるのが土建屋さんで。
TPPだとその地元の土建屋さんが壊滅しかねない……という話もあるから怖いモノです。
また、それらの人材不足を解消するために、外国人が雇用としてきたとしても……災害時に彼らが日本のために危険を冒して働いてくれますかねぇ??
……暴徒にならなきゃ良いんですけど。。。
と、まぁ、それは兎も角。
また台風によって数名の死者が出た訳ですが。
これらの死者が「自由貿易による犠牲者」という話をして、理解してくれるでしょうか?
勿論、直接の被害じゃありません。
自由貿易による、林材価格暴落による、森林整備能力の低下による、土砂崩壊という四段階くらいを踏んだ上での犠牲で御座いますが。
まず、自由貿易によって林材価格が暴落したのは周知のとおり。

この辺りは我が県の過疎高齢化が続いているので、詳しく知っておりますが。
実際、上の記事にある通り、自由化の所為で、木材産業ってのは伐採・搬出だけで赤字なのです。
山の中へ入って間伐をして、手入れして五十年ほどかけて木を育てる。
どうしてその作業が黒字になるでしょう??
黒字にならない以上、そんなことをしない……放置林が増えるのは自明の理で御座います。
その放置林は酷い状態です。
間伐をしないから、密集林が増え、根が育たず、密集しているからこそ地表に光が届かず。
この所為で、花粉は尋常じゃないほど増え、しかも土砂流出が激しくなっています。
健康に育っているスギは花粉を大量に放出しないそうだ。しかし、間伐などの手入れをせず、密集して育っているスギは葉を太陽に向けられなかったり、隣のスギの根が絡んできたりと、相当なストレスを感じている。聞こえないかもしれないが、死の悲鳴を上げているという。生物は死ぬ前に子孫を残そうともがく。スギの場合はそれが大量の花粉放出になるのだ。だから、人間がスギの気持ちになって、きちんと管理していれば、スギは満足してすくすく成長し、異常な量の花粉を放出することはない。
スギを植え過ぎたのが間違いではなく、スギの手入れを怠ったのが問題なのである。
http://teraokanobuaki.info/?p=1373
表土のない林地は保水力に欠けます。
そのような林地に大きな降雨が降り注いだ場合、保水力がない土地はその雨水を受け止めきれません。
その結果として、土砂崩壊を引き起こします。
土砂崩壊の様相を良く見て下さい。
基本的に、このように↓↓↓人工林にて生じております。

ついでに言うと、山間僻地の過疎高齢化も、その結果引き起こされた一票の格差問題も全てはこの『木材の自由化』によって引き起こされ、数十年間かけて延々と積み重なった問題なのです。
風が吹いて桶屋が儲けたような話ではありますが、その木材自由化が如何に凄まじい被害を日本国内全土に引き起こしているかを、もう一度考えて欲しいのです。
付け加えるならば、保水能力の低下は純粋にダムの貯水量……と言うかダムへと流れ込む流量の低下を意味します。
つまり、近年続いている水不足を解消するためには、森林の手入れが必要にもなるのです。
ま、その辺りの詳しいメカニズムが知りたい方はリクエストを頂いたなら、解説してみますけれど。。。
まとめますと。
木材輸入自由化が引き起こした問題は……
1.国内林業の壊滅。
2.災害脆弱性、そしてそれによる死者。
3.花粉症。
4.田舎の産業壊滅による一票の格差問題。
5.都会の水不足。
と、まぁ、これくらいの多岐に渡る被害を及ぼしているのが実情なのです。
当然のことながら、自由化をしたとしても森林整備に大きな補助金を投入し、荒廃している林地を整備すればそれらの問題は解決するでしょう。
しかしながら。
木材を自由化してこれらの弊害を呑むのと、税金を投入してそれらの森林整備を行うのと。
果たしてどちらが経済的に利益が大きいのでしょう??
TPPを話し合うならば、それらの様々な自由貿易による弊害を理解した上での論議をして欲しいと願うのであります。
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