■2012年02月
■数を揃えれば良いというものでも。。。
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橋下新党 シロウト300人国政擁立の亡国度
<大量の“チルドレン”輩出は霞が関の思うツボ>
「次期衆院選には、維新の会から300人を擁立。200人規模の国会議員を誕生させる!」――。タレント弁護士崩れの橋下徹(42)が政界の表舞台に出てから、6日で丸4年。08年2月の大阪府知事就任以降、都構想を掲げて市長に転じた今、野望はとどまることを知らない。
橋下が率いる「大阪維新の会」が、3月下旬に開講する「維新政治塾」には応募者が殺到。すでに定員の400人を超えた。国政選挙の候補者養成を目指し、塾生選びを本格化させているが、問題はそのメンツだ。
「応募者の職業は現職官僚のほか、会社員や弁護士、主婦など」(大阪府政関係者)と、維新の会の「擁立候補」はズブの素人ばかり。中には「政党に所属していても応募は可能か」「塾生になれば選挙で推薦するのか」と、現・元職を問わず、明らかに国会議員経験者とみられる問い合わせもあるようだが、それでも橋下人気にすがる付和雷同の面々に過ぎない。
維新の会も「目玉候補が必要」と焦っているようだが、名前が挙がるのは、お笑い芸人で焼き肉屋経営のたむらけんじ(38)ぐらい。タレント弁護士時代に橋下が爆笑問題の所属先で知られる芸能プロ「タイタン」に在籍していた縁で、「同じ事務所で、元フジテレビアナの山中秀樹(53)や、今や“消えた芸人”の長井秀和(42)にも出馬を打診するのでは」(芸能関係者)とまでいわれている。
<政界の人材枯渇を加速するだけ>
いくら知名度が高くとも、国政の素人には変わりはない。維新の会が本気で霞が関にケンカを売るには、どうにも頼りないメンバーなのだ。
「いつの時代も議員バッジを着けたい一心で、理念や政策も持ち合わせず“勝ち馬”に乗ろうと、国政に打って出る不逞のやからは多い。05年の郵政選挙や09年の政権交代選挙の結果、大量の『小泉チルドレン』や『小沢チルドレン』が生まれ、1年生議員が議席総数の3分の1を占める事態となりました。しかし、彼らが国政の場でどんな実績を残しましたか。ほぼ皆無です」(政治評論家・本澤二郎氏)
2度の総選挙で大量の1年生議員が誕生したのと引き換えに、実績を積んだ議員は減っている。郵政選挙の直前、与党・自民党には当選6~10回の脂の乗り切った議員が57人いた。現在の与党・民主党には24人しかいない。この人材難が田中直紀防衛相のような“お粗末大臣”を生み出す要因となっているのだ。
「橋下市長に有権者が期待しているのは、官僚支配の打破と、税金ムダ遣いの撲滅です。仮に200議席を獲得しても、大量の“橋下チルドレン”を生み出すだけでは、霞が関の思うツボ。官僚にすれば赤子の手をひねるようなものです。議員1人に年間1億円以上の税金が使われる現実を考えれば、途方もないムダにもなる。維新の会の動きは、国民の期待に逆行しています」(本澤二郎氏=前出)
歴史は繰り返す。初めは悲劇として、2回目は喜劇として――哲学者マルクスの言葉だが、3回目は「劇」にもならない。橋下一派の国政進出は、この国を破滅に向かわせることになる。
(日刊ゲンダイ2012年2月6日掲載)
http://news.infoseek.co.jp/article/09gendainet000163894
素人が寄り集まって政治をすると愚行にしかならないのは、民主党がその身をもって示してくれている通りです。
つまり、数を揃えただけの軍隊なんざ、役に立たないのです。
勿論、国政……と言うか民主主義自体が数の暴力と言われるように、数を揃えなければ圧殺されるのも事実ですけれど……
コレは、正直、やり過ぎのような気がします。
私個人の意見ですけれど……
橋下氏は批判家でありぶち壊し屋です。
システムの患部を切り崩す能力には長けているでしょうけれど……
正直、彼の性格的には乱世の梟雄にはなれても、平世を築きあげることには長けてない気がします。
兎に角、即断即決で剛腕を振るうタイプの人間ですからね。
腐ったシステムを叩き潰すことにこそ、その能力を最大限に発揮するタイプだと思う訳です。
だからこそ……私は橋下氏が多大な勢力を持つのは正直、歓迎できません。
氏は、30~50人くらいの、無視できない一大勢力として国政に発言権を有した上で、国政の患部をドンドン切り崩すことにこそ、その能力を発揮できると思うのです。
それに……まだ市長としての活動も着手したばかりじゃありませんか。
大阪市というのがどれほど腐っているのか、正直な話、聞けば聞くほど開いた口が塞がらない始末です。
が、だからこそ……そこに就任したばかりで国政がどうのこうのってのは、まだ気が早いと思います。
勿論、そうやって圧力をかけることで、国政をけん制するってのはそれなりに有効な手段でしょうが……
ただ、一度着手したことを、ある一定の成果が出る前に放り出す人間ってのは、やっぱり信用できないのではないでしょうか??
そして……今の国会議員には、その信用ってのが最も求められているのだと思うのです。
という訳で、私はこの方の意見を支持します。
維新の会の国政進出、「市長として実績挙げてから」 自民・麻生元首相
自民党の麻生太郎元首相は9日の麻生派例会で、橋下徹大阪市長ら「大阪維新の会」による国政進出の動きについて、「市長として、言うだけでなく実績を示してもらう。その上で(意見を)聞くという態度が正しい」と牽制(けんせい)した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120209/plc12020916150017-n1.htm
ま、今回のエントリはあくまでも私個人の意見。
賛否両論でしょう。
ただ、刃物であってもサイズと用途を分けて使うべきです。
鶏を殺すのに牛刀は要らぬ……でしたっけ。
同じように……低草木を刈るのに切れ味の良い鎌は適しておりませんし、藪を刈るのに大ナタは適しておりません。手術をするのにはメスで十分で、日本刀は必要ないのです。
橋下氏に200議席を持たせるのは、内臓の腫瘍を取り除くのに日本刀を用いるようなものだと思うのです。
それに烏合の衆になれば……絶対に足を引っ張るアホの所為で収集もつかなくなりますし……
切れ味の良い氏の行動力を最も有効に、そして正確に扱うには……30~50議席が最も適している……と、私は考えている訳であります。。。
とは言え、この数字にはあまり根拠はありませんけれども。
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