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■個人攻撃？
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片山氏、河本の名前「最初に出してない」
お笑いコンビ、次長課長の河本準一の母親が生活保護費を受けている問題をブログで記述した自民党の片山さつき参院議員が３日、ＴＢＳ系「サンデージャポン」に生出演し、自身の正当性を訴えた。
共演者の元衆院議員の杉村太蔵氏から、「あなたは目立ちたいだけだ。政治手法としてこういう個人攻撃はおかしい」と激しく批判されたが、片山は「最初に（河本の）名前を出したわけではない」と釈明。その上で「こういうやり方があってもいいと思いますよ」と、努めて冷静に主張した。
［2012年6月3日11時13分］
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20120603-961625.html
……個人攻撃？？
いや、生活保護のシステムが水面下では問題になっていたからこそ、国会で取り上げられることになっただけでしょう？
それを表面化する良い餌が、このアホ芸能人だけだったというだけで。
そもそも個人攻撃で生活保護の話題が国会に上がったというのは、時系列的にも間違っております。
順序を記すとこうなると思います。
１．元々生活保護のシステムに歪みがあり、それは知っている人たちの間では問題になっていた。
２．だけど現状のシステムを政治家は変えようとしなかった。
３．それがこのタレントの言動によって世論に上ることになった。
４．その世論の声に後を押される形で片山議員が国会で取り上げた。
５．そうして今、マスコミと芸能人、国会を巻き込む騒ぎになっている。
ってのが正しい順番です。
片山議員が個人攻撃をするために生活保護を取り上げたのではありませんし、個人攻撃を政治手法にしているのでもありません。
水面下で問題になっていたのが、このアホ芸能人のトークから表面化したために、片山議員が改革に乗り出したのです。
今まで生活保護のことを知らなかった一般人にも分かり易くするために、このアホ芸能人の話題を用いているだけなのです。
この手法は個人攻撃ではありません。
国民に分かり易くするために、知名度のある個人から切り込んでいるだけに過ぎません。
そういう経緯をすっとばかして、生活保護で問題になっている芸人を守ろうとするから、こういう時系列を無視した訳の分からない弁護にならない弁護を口走るのです。
実際、この生活保護問題はネット上では少しずつ噴き出ていたのです。
このアホ芸能人が口走らなくても、問題視されていたのは確実でしょう。
景気の問題も背景にあった訳で、実際、この景気では表面化するのは時間の問題だったのです。
そこにたまたまアホが波風立てたものだから、片山議員はその隙を逃さなかった。
それだけです。
そもそもの生活保護に問題がなければ、個人攻撃なんて愚にも付かない手法では、片山議員が幾ら叫んだところで問題にすらならなかったでしょう。
そういう大前提を理解せずに口を開けば……自らの知能の無さを露呈するだけに過ぎませんよ？？
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