■2012年06月
■せきにんやとうってなに??
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真面目にそういう気分です、いえ、冗談抜きで。。。
谷垣自民党―責任野党の矜持を示せ
「動かない政治」を前に動かす責任は、なにも民主党だけにあるわけではない。
野党第1党の自民党も、同じ責めを負っていることを忘れてもらっては困る。
まして自民党は戦後半世紀以上も政権を担ってきた。目下の財政悪化も、社会保障の行きづまりも、その原因の過半は自民党政権時代につくられた。
谷垣禎一総裁に求めたい。
社会保障と税の一体改革をめぐって、野田首相が真摯(しんし)に協力を求めているいまこそ、重要政策の実現に向けて「責任野党」の矜持(きょうじ)を示すべきだ。
一体改革関連法案の修正協議をめぐり、民主、自民、公明3党の幹事長がきのう会談した。
自民党の石原伸晃幹事長が衆院採決の日程を明示するよう求めたが、この日は折り合わなかった。
かりに修正協議に入ったとしても、自民党が賛成の条件として突きつけるハードルは高い。
衆院解散を約束する「話し合い解散」。社会保障政策の自民党案「丸のみ」。ともに、首相が受け入れた途端、民主党が分裂含みになるのは必至だ。
交渉ごとだからと吹っ掛けたい思いも分からなくはない。過去の経緯も理解はできる。
やはり「ねじれ国会」だった福田、麻生政権の時代、早期解散を求める民主党に、法案審議や国会同意人事で徹底的に足を引っ張られた。その不信と怨念は骨身にしみている。
谷垣氏は9月に党の総裁選を控える。再選を確実にするために、なんとしても早期の解散がほしい。そんな事情もあろう。
それでも、谷垣氏ら自民党の議員たちに、あらためて思い出してほしいことがある。
かつて自民党から民主党に「与野党で社会保障の議論の場をつくりたい」として、こう呼びかけたのではなかったか。
「社会保障や税の問題を政争の具にしてはならない」「政権交代のたびに、社会保障制度がくるくる変わるのはよくない」
まったくその通りである。
なのにいま、やられた分はやり返せとばかりに、こんどは自民党が首相の提案を蹴飛ばしてしまえばどうなるか。
一体改革、消費増税が振り出しに戻るだけではない。
いつか自民党が政権に返り咲いたとき、ふたたび不毛な「不信と怨念の政治」に足をとられることになるだろう。
首相は内閣改造で前に出た。次は谷垣氏が歩み寄る番だ。党内基盤の弱い党首同士、トップ会談を先行させて両党を強く引っ張ることも考えていい。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1
……リーマンショックの大問題の時に、散々審議拒否やったのは何処の政党ですか??
そして、その時期にホッケの煮つけやら漢字の間違いでさんざん責め立てたのはどこの新聞社ですか??
もう、いい加減にしろと。
野党の仕事は、与党の出してきた法案を、与党による行政を評価することだけでしょう??
勿論、野党側が法案を出しても良いのですが、行政や予算案を野党側から提出することは出来ないのです。
社会保障と税の一体改革についても同じです。
与党側がまず基本案を提出し、それについて呑めない部分があれば野党は反対するしかないのです。
例えば、景気回復を待つことのない消費税増税とか、ですね。
つまり、与党側が出している法案が呑めないものであるからこそ、野党は反対している訳です。
その反対理由も恐らくはしっかりしているハズです。
これほど新聞各社やマスコミが自民党の上げ足を取っている時に、ホッケの煮つけや漢字の間違い、バーの値段で自民党が審議拒否をしていたら、どれだけ叩かれることでしょう。。。
そういう報道がなされない以上……どうも報道は法案や政策に対してよりも政局による理由で反対しているような報道が多いですが、それも酷過ぎるなら間違いなく自民党を叩く報道が出てくるはずです。
……なのに、それがない。
つまりが、民主党の出している法案、増税案、社会保障の素案が全くもって見当違いの唐変木だからこそ、自民党は反対しているのでしょう。
もしくは自民党が出した条件を、民主党が無視しているか……。
取りあえず、今までの報道と民主党の行動を見る限り、私はこの社説が出てくる背景には、そういう事情があると読んでおります。
自民党が素晴らしい政党なんて欠片も思っておりませんが、それでも日本を支える能力のある唯一の政党であるのは間違いありません。
そして……民主党には日本を支える能力も支える意思も感じられないってのが、私が今までの民主党の政治を見る限りの感想なのです。。。
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