哨戒艦沈没、魚雷の破片から北朝鮮の字体を発見「明白な証拠」
5月19日20時56分配信 サーチナ
　軍民合同調査団は19日、韓国海軍の哨戒艦「天安（チョンアン）」が沈没した白リョン島海域で採集した破片から、魚雷製造を示す固有の数字を確認したことを発表した。複数の韓国メディアが伝えた。


　軍関係者によると、事故周辺海域で採集された魚雷のスクリューの破片や、中心軸の連結部分とみられる破片から、北朝鮮で使われる字体で刻まれた連続した数字を確認。北朝鮮の魚雷が天安艦を沈没させたことが明白となったと伝えた。

　調査団には米国、英国、豪州の専門家も参加し、天安を沈没させたとみられる武器が魚雷であるという分析結果に同意しているという。

　軍関係者は、魚雷の破片からハングルが書かれていると報じられていることについて、「魚雷の破片にはハングルは書かれていない」と否定し、ほかの部分についても調査中であると述べた。

　調査団はコンピューターを用いた模擬実験により、弾道250キロ内外の音響追尾型の重魚雷が天安を真っ二つにした可能性が高いとの暫定的結論を下している。正式な調査結果は20日に発表される。（編集担当：新川悠）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100519-00000092-scn-kr
（流石に古くてリンクは死亡しております）

哨戒艦沈没、韓国軍が放置した「機雷」爆発か＝韓国紙

　　2010年3月に黄海上で韓国海軍哨戒艦「天安」が爆発し沈没した事件について、韓国地震研究所のキム・ソグ所長は27日、韓国海軍が放置した機雷が爆発の原因である可能性が高いと話した。複数の韓国メディアが報じた。

　　キム氏はラジオ番組に出演し、国際学術誌「国際純粋・応用地球物理学」にイスラエル地球物理研究所（ＧＩＩ）の博士と共同で行った事故調査の研究論文を発表したと明かした。キム氏によると、事故当時の地震波と空中音波、水中音波を分析した結果、爆発によって生じた地震規模は、火薬成分のトリニトルエン（ＴＮＴ）136キログラムの爆発力に相当すると指摘した。これは、1970年代に韓国海軍が黄海上に配置し、のまま放置した陸上操縦機雷の爆発力と一致するという。

　　キム氏は爆発によって生じるバブル周期についても注目。魚雷の爆発ではバブル周期が1．1秒以上だが、天安艦の爆発で観測されたデータからは0．99秒が推測されたとし、0．99秒はＴＮＴ136キログラムの爆薬が水深8メートルで爆発した時に観測されるデータと同じだったと述べた。

　　しかし同内容は、ＴＮＴ250キログラムの北朝鮮製魚雷（ＣＨＴ－02Ｄ）が水深6－9メートルで爆発し、地震規模1．5が発生したとする韓国軍と民間による合同調査団の発表とは大きくかけ離れる。

　　キム氏は、「合同調査団の結論は、水中爆発の基礎分野とバブル動力学を十分に反映していない」とし、再調査が妥当だとの考えを示した。一方、国防省の関係者は、「北朝鮮製魚雷によって天安艦が攻撃された」という結果は、各国の専門家が数ヶ月かけて検証し導き出したものだとし、機雷による爆発の可能性を否定した。（編集担当：新川悠）

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0828&f=national_0828_042.shtml