2ntブログ
■2010年12月

■スポンサーサイト

ブログランキング、こちらも始めました。

人気ブログランキングへ
ブログ、作ってみませんか?
こんな私でもFC2なら何とかなってます。。。
ブログ
カウンター


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



本記事に1クリックの価値くらいは見出せたって方は、ブログランキングよろしくお願いします。
            ↓↓↓↓↓
                

■中学生でも分かる「国債を刷れ!」

ブログランキング、こちらも始めました。

人気ブログランキングへ
ブログ、作ってみませんか?
こんな私でもFC2なら何とかなってます。。。
ブログ
カウンター


ちょっと所用……ぶっちゃけ狩り……が忙しいために、今回のエントリは数回に分けて更新します。

今日のお題は国債を大量に発行しても日本国は破綻しません!!って話です。
出来るだけ分かりやすく説明しようと思っておりますので、ご一読下さいまし。。。


まず、日本の現状を説明するために、三橋氏のブログからこの表を持ってきました。

JPBS2010Q1.jpg

……日本国のバランスシートです。
左手が資産、右手が負債……簡単に言うと、左手が財産右手が借金です。
日本政府(上の端の茶色)は借金が多く、家計(下から二番目の緑色)は財産が多いというのが一目瞭然ですね
これが、日本の現状です。
ちょっと簡単に説明するために、私なりにこのデータから画像を作ってみました。

47-1.jpg

家計(黄色)・企業(桃色)・政府(水色)の三分野で、黒字と赤字があるのがお分かりいただけるでしょう。
文字通り、赤い数字が赤字、黒い数字が黒字です。
(日本の貿易黒字を意味する純資産は、後述するために今は無視しております。。。)

次に、お金の流れを理解するために、家計・企業・政府の位置を変えて、真ん中に銀行を配置します。

47-2.jpg

ここで確認ですが、家計は銀行からお金を借りますし、銀行にお金を預けます。
企業も銀行からお金を借りますし、銀行にお金を預けます。
政府もまた、銀行にお金を預けたりお金を借りたりしております。

(お金の流れだけを把握するために、固定資産や設備投資なんかは全て現金換算しておりますので、あしからず)
図式としてはこんな感じでしょうか??

47-3.jpg

これが現状ってのは何となく分かってもらえたでしょうか??
早い話が、家計は銀行にお金を預けたり、借りたりしています。
企業も銀行にお金を預けたり、借りたりしています。
政府も……で、預け額や借金額がそれぞれ違いますよ……って程度ですね。

そして、この現状の中で、今日もお金がやり取りされておりますし、明日もお金が動くでしょう。
ざっと描くと……こんな感じに。

47-4.jpg

では、ここで……政府が赤字国債を発行して、家計に交付金としてお金を、企業に公共工事を頑張って発注したらどうなるでしょうか??

47-05.jpg

分かりやすく説明するために、60の赤字国債を発行することによって交付金と公共事業を発行することにしました。
……当然のことながら、ここでの60ってのはあくまで分かり易い数値です。
こんな多額の赤字国債を一気に発行したら、一気にデフレ解消しかねません。と言うか、インフレに陥るのが間違いないってくらいの額(なにせ60兆円)です。。。
と、閑話休題。
で、こうして赤字国債を使うことにより政府の借金額が、交付金によって家計に15、公共事業で企業側に45流れているのが分かるでしょうか??
それは、即ち……家計と企業がそれぞれ政府の借金を資産として手元に得たということに繋がります。
図解すると……こちら↓。

47-06.jpg

……お分かり頂けたでしょうか??
国内でお金が循環している限り、お金は国の間で回っているだけに過ぎません。
政府の借金は、民間と企業の資産に変わっていくのです。
誰かの借金が誰かの資産と言われるのはこういうことなのです。
だからこそ、政府の赤字が幾ら膨れ上がろうとも、国家が赤字と言われることは全くの別問題なのです。
国家が赤字と言うのは……この数値とは別の場所……貿易赤字が嵩むことによって一番上の図で言うところの純資産って右下の青色の場所がゼロになって、更に貿易赤字を膨らませ……左手の負債側に飛んでいって純負債となってしまった場合のことです。
貿易のやり取りってのを、先ほどの図に落とし込むと……こんな感じ。

47-07.jpg

貿易支出と収入の相殺によって、黒字側には純資産、赤字側には純負債が積みあがっていく仕組みなのです。
で、日本は貿易収支は思いっきり黒字ですので、純資産が溜まっている……国家としては黒字なのです。
だからこそ、日本国が思いっきり赤字!!なんて論調は成立しないのです。
あくまで負債を重ねているのは日本政府であり、日本国は黒字なのですから……


では次に、政府が財政再建を行うとき、国家内でのお金の動きはどうなるでしょう??
この図式で考えた場合……借金を返すということは、銀行上側の資産を用いて、銀行下側の負債を相殺するということになる訳です。
この場合、面白いことに……資産・負債の両方でお金が消えてしまいます。
分かりやすく説明するために……企業が20の借金を返すということを考えてみましょう。。。

47-09.jpg

この上の図が……借金を返すとなると……

47-10.jpg

……こうなりますね。
企業の借金が減ったというのは悪いことではありませんが、この図を良く見てみると……バーの長さが上下ともに短くなってしまっているでしょう??
こうやってどんどん経済が縮小していくと、デフレと呼ばれます。
(正確には流通している資本が回らなくなる訳ですけれど、流通資本の多寡を決定するのは結局は資産量ですので)
早い話が……日本の現状ですね。
企業は借金を返すばかりで借金してまでお金を使わない新しく設備投資や雇用をしないものだから、日本ではどんどんお金が循環せず、雇用も伸びない状況へと陥ってしまっているのです。

さて、政府の財政再建に話を戻します。
……現在の日本はデフレであり、家計上でのお金の出入りは不況ということもあってほぼデータ上の出入りはありません(貯蓄率は2%)が、企業が借金をどんどんと返そうとしているのが現状です。
そこで政府が財政再建……つまりが借金を返そうとしたらどうなるでしょうか??

(今日はここまで。。。)




本記事に1クリックの価値くらいは見出せたって方は、ブログランキングよろしくお願いします。
            ↓↓↓↓↓
                

FC2カウンター

blogram

ブログ翻訳

巡回先

ブログ内ランキング

ブロとも申請フォーム

検索フォーム

カレンダー

11 | 2010/12 | 01
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

ランキング

フリーエリア

メールフォーム

ご意見・ご要望・扱って欲しい時事・政治ネタ等ありましたら、メールを下さい。 善処させて頂きます。。。

名前:
メール:
件名:
本文: