■2011年07月
■今さら、何の意味が……
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埋めた運転席掘り返し 脱線車両、一転調査 隠滅批判で
中国浙江省温州の高速鉄道事故で、中国政府の事故調査チームは、現場に残されていた事故車両を詳しく調べることを決め、26日朝までに搬出を始めた。また、現場近くの穴に投棄した運転席部分の残骸も掘り出した。事故処理を巡る批判を受け、当局が方針を転換した可能性がある。
当局は23日夜の脱線事故の翌朝、高速で前の列車に激突した「和諧号」CRH2型車両の運転席を現場そばの野菜畑に掘った穴に捨て、重機のアームで破壊。脱線したほかの5両の一部も25日に破壊するなどして、現場に放置していた。
運転席を埋めたことについて、鉄道省はこれまでに「作業現場の場所を確保するため」と説明。しかし、事故の原因となったとみられる列車の運転席を埋めたことから、インターネット上では「証拠隠滅だ」などと批判が噴出していた。
http://www.asahi.com/international/update/0726/TKY201107260178.html?ref=goo
ちょっと絶句気味。。。
一度埋めたものを掘り起こして、一体何の意味があるのでしょう??
そりゃ、遺体が回収できるってのは遺族にとってはありがたい知らせではあります。
ですが。
事故車両を調べなければならないのは……事故がどのように起こったのか、事故がどのような破壊をもたらしたのか、速度や破損具合などから事故の原因と結果を徹底的に調べつくし「二度と同じ事故を起こさないようにする」ためのものなのです。
一度事故を起こした車両を破壊して埋めて……掘り起こしたところで、何の意味があるのでしょう??
もう列車は事故で破損したのか埋めるときに破損したのか分からない状況でしょうし。
もしかして埋めるときに生きていたかもしれない生存者すらも、もう間違いなく生きてはいないでしょう。
ま、流石の中国政府も怪我人の口封じのために事故車両を埋めた訳ではない……と、信じたいのですけれど。
結局。
この事故の一連の行動を見る限り……一つのことが理解できます。
それは……「中国政府は事故の原因究明を何故行うのかすら理解していない」ということです。
つまり、原因究明をしろと説いても無駄なのです。
この事故が起こったことで何らかの改善を行おうという気がないどころか、事故が起こったというのに何が悪かったかすら分かってない訳です。
日本における道理すら通じない訳ですね。
こんな国での商売を各種報道機関は、特に公共放送であるハズのNHKは……よくもまぁ、ぬけぬけと勧められるものです。。。
結局。
文明ってのは発展すれば発展するだけ人間の生活が良くなり、平和で豊かな暮らしを享受できる……という、日本社会全体的な合意がある訳ですが……
それは、実は大いなる過ちだったのかもしれません。
なぜならば……犬に包丁を渡したところで、危ないだけで包丁を上手く使うことなんて出来ません。
猫にウランを渡しても、そこからエネルギーを生み出すことなんて出来ないでしょう。
それと同じように……中国人に新幹線の技術を手渡しても、彼らは死者製造機を手に入れただけで、上手く運用出来る見込みがないのかもしれません。
多文化共生として様々な国際交流が発展し、特にアフリカとアジア諸国は駆け足での発展を遂げております。
ですが、それは……実のところ、身に余る道具なのかもしれないと、この中国政府の対応を見て考えてしまった訳です。
やはり、一足跳びの文明を与えるのは、子供の身に余るお小遣いを上げるのと同じで……開発や発明の意思を削ぎその国のためにもならない気がする今日この頃なのですけれども。
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