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３人の死刑執行　下関駅通り魔事件の上部死刑囚ら

　関係者によると、２９日午前、死刑囚３人の刑が執行された。東京、広島、福岡の各拘置所とみられる。死刑執行は千葉景子元法相時代の平成２２年７月以来、１年８カ月ぶりとなる。

　死刑が執行されたのは、山口県下関市のＪＲ下関駅で平成１１年、１５人を死傷させた上部康明死刑囚▽横浜市で１４年、元妻の両親ら３人を殺害した古沢友幸死刑囚▽宮崎県で１３年、女性２人を殺害し現金を奪った松田康敏死刑囚－の３人。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/553128/

三件の死刑が実行されました。
私は別に頑張って死刑反対を主張するつもりはありませんが、反対するべき理由は幾つか持っております。
幾つか理由がありますが……

１．まず、近代司法は懲罰的な意味はないという点。
犯罪を犯した社会不適合者を教育し直すのが懲役刑ですから、生きている間に懲役によって社会に適合できそうにない人間であっても、死刑という形で放逐するのはおかしいのです。

２．死刑の抑止力を考慮してはいけない点。
大昔、ギロチンという制度がありました。
民衆の前で首を落とし、恐怖によって国家への反逆者を抑止するという刑罰です。
死刑の抑止力を問うというのは、これと同じ行為を容認するということです。
恐怖を持って国民の選択の自由を奪うのですから、それは近代自由主義国家としては間違った選択です。
近代的な国家では、国民が恐怖ではなく学習によって犯罪行為を選ばないようにする必要があるのです。

３．先進国に倣うという点。
ヨーロッパを始めとする近代国家では死刑廃止が風潮になり、日本に対しても色々と物を言われるようになってきました。
日本の評判をもっと高くするためにも、余計な突っ込みを受ける要素はなるべく減らしたいものです。


さて。
以上の理由から死刑を廃止した方が良いと考えます。
ですが……死刑を廃止すると、刑務所費用が凄まじく高額になりますし、土地や警護についても考えなければなりません。

だから、考えました。
死刑を廃止しつつ、お金を無駄にせず、死刑賛成派にも反対されない、素晴らしい方法を！！
以前に考えた中国に刑務所を置くってのとはまた別の考え方です。
http://umama01.blog.2nt.com/blog-entry-365.html

それは……彼ら死刑囚に殺した人間以上の人助けをしてもらうという方法です。
え？
鉄格子の向こう側にいるのにどうするのかって？？

簡単じゃないですか。
人間、誰しも人を救える素晴らしい物を持っているのです。
それは……皮膚から始まりまして、毛根から頭髪、肝臓腎臓心臓小腸大腸膵臓腎臓膀胱、角膜に骨髄、血液の一滴に至るまで。。。
これを彼らから頂くことで、病気で死に瀕した方々を助けてあげる訳です。
ちなみに二人殺したら最低三人は助けないとダメですね。
え？
移植した後の死刑囚はどうなるのかって？？
そんなの、どうだって良いじゃないですか。
死刑じゃないのです。
人助けなのです。
彼らが殺した分の命を彼ら自身が購う訳ですから、どこに問題がありますか？？
重ねて言いますが、死刑じゃありません。
人助けです。
社会と人に損害を与えた人間が、その身をもって社会と人のために生きるのです。
これはもうその翌日から社会でもう一度暮らせるほど、しっかりと更生を見せた行為と言えるのではないでしょうか？？
まぁ、彼らが手術の翌日に外で生きていけるかどうかは分かりませんし、知ったことではありませんけれども。

ついでに言うと。
彼らの行う更生手術は早ければ早いほど素晴らしいのです。
だって、臓器は歳が若ければ若いほど新鮮で移植に適しておりますからね～。
つまり、死刑……じゃなかった、更生手術は今のように刑罰をちんたら決めるのではなく、兎に角速度が求められます。
要は、今のようにものすごく長い時間を経過してから死刑にするのではなく、もっとスピーディな死刑、じゃなかった手術が執行されるようになるでしょう。

どうですか？？
死刑を廃止し、死刑賛成派も困らない、素晴らしい手法でしょう？？

……詭弁と言われればそれまでですが、近代法なんざ詭弁の積み重ね以外の何物でもない訳ですし。。。


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