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■犯罪者を弁護している弁護士について。

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今日、ふとしたことでこのまとめブログ記事を読んでおりました。
マジキチ速報さんの「犯罪者を弁護している弁護士って犯罪者と同レベルじゃね?」ってエントリなのですが。
http://majikichi.com/archives/6810017.html

内容は2chまとめですので、話がこんがらがって収集がついてないのですけれど。。。
ちょっと考えさせられたところが幾つかありましたので。

要は、弁護士の仕事について、です。

弁護士とは世界中が敵に回っても、被告人を弁護してその人の権利を守ろうとする存在である。
その職務の価値は分かります。
が、しかし。
私情で光市母子殺人事件の犯人のような人間を、世論に従って残虐な刑に処するのが正しいのか?
それとも、ドラえもん等の話に見えるように、精神患者に仕立て上げて罪を減刑させようとするのが正しいのか?


話の趣旨は、こういったものでした。

私の意見としては、どっちも等しく間違っている……という意見です。

まず、世論や私情による残虐刑についてですが。
私の考えを述べさせてもらえれば……そもそも犯罪者に課せられる懲役刑は復讐のためや罪に対する罰ではないのです。
一般社会で犯罪を行うという愚行をしでかした、社会生活に馴染めない人間が発生した場合。
その加害者は、社会生活を行うだけの学習が出来ていないのです。
だから、その人間に教育を施す必要があります。
同時に、社会生活を送れなかった犯罪者を社会の中に放置していれば社会そのものが混乱しますから、一般社会から隔離する必要があるのです。
この、教育と隔離を両立させた犯罪者更生システムこそが、懲役刑という存在です。
塀の中にいる時間が長ければ長いほど、一般人に混じって社会生活を送るのに必要な学習期間が多い……それだけ一般人と価値観がかけ離れていると考えて良いでしょう。
そして、幾ら学習させてももう手の施しようがない、生きている内には社会生活を送れそうにない存在を、被害者感情を宥めるのと同時に、更生という無駄な手間を省くため、死刑という形で社会から葬っているのが実情です。
そういう意味では、確かに死刑は近代法の考え方からは酷くかけ離れているとも言えますので、死刑反対派の意見というのは間違ってはおりません。
アホみたいに加害者の人権がどうたらこうたらって愚にもつかないことを言うから、死刑反対派は議論にもならないって言われているのが実情なのですけれど。

しかしながら、この近代法的な考え方では被害者の感情なんてのは完全に考慮外とされております。
被害者感情なんて考えると公平な裁きが出来ません。
全ての重犯罪者を処刑とか、そういう結論にしかなりませんからね。
ですが、過失致死……運転中の一瞬の気の緩みによる事故や、正当防衛の判定などはどうなるでしょうか??
犯罪にも情状酌量の余地というのが存在するのは紛れもない事実なのです。
しかし、検察に任せていると、一方的な言い分によって刑罰を押し付けられます。もしくは冤罪で犯罪者に仕立てあげられるかもしれないのです。
だからこそ正当な処分を受けさせるためにも弁護士は必要であり、如何なる犯罪者であっても弁護の必要はあるのです。
それを犯罪呼ばわりするのは、やっぱり間違えていると私は考えます。

だけど。
果たして弁護士はしっかりと己の本分を守っているでしょうか??
被告人に対する冤罪を防ぎ、本当に犯罪を犯しているならば、犯した罪に対して十分な懲役を受ける……つまり、社会生活を行っても問題ない、二度と犯罪を犯さないように学習させるためには当然のことながら必要な懲役期間というのがあり、感情論によって過剰な懲役を与えられるのを防ぐのが弁護士の役割なのです。

そこで考えなければならないのが……最近、重犯罪者に流行りの精神鑑定という存在です。

例えば、光市母子殺人事件の場合、弁護士側は犯罪時には精神的に問題があり責任能力がないため無罪を主張しました。
これは即ち、あの母を強姦殺人し、子供を床に叩き付けて殺した凶悪犯人は、精神的な問題が解決すればすぐに一般社会に出てきても社会生活を営み、犯罪を二度と犯すことがないだろうと判断したという訳です。
果たして、あの殺人事件を犯した犯人をそう鑑定する弁護士が、正しい人物眼と判断力を持っていると言えるでしょうか??

要は、精神鑑定の扱い方と、弁護士の業務が問題なのです。

精神的に問題のある犯罪者の場合、精神病によるものなのか、精神病が治れば犯罪を犯さない類のものなのかを考える必要があります。
心身薄弱状態だからと言って、殺人が無罪になる社会は……どう考えても理屈に合いませんし、そもそも本当に心身薄弱者が元に戻れば……社会に出て犯罪を犯さないでしょうか??
結局、一般人から見れば精神鑑定を無罪の言い訳にしているようにしか思えません。

そもそもこんな議論をしなければならないのも、弁護士が己の業務をはき違えているからです。
弁護士の本分とは、被告人の冤罪を防ぐと同時に、必要以上に重い刑罰が被告人に与えられることを防ぐこと、です。
如何なる手段を使っても、被告人に与えられる刑罰を軽くすることではありません

現状の弁護士の行動は、人権に対する活動や、被告人の罪状を軽くすることばかりに専念し、本分を忘れているとしか思えません。
少なくとも光市母子殺人事件を担当した何名かの弁護士は、間違いなく本分を忘れていると言えるでしょう。


っと。
長いのでまとめると。
近代法は犯罪者の更生を第一に考えているため、被害者感情は考慮されておらず、公平を第一に考える司法に対して被害者感情を持ち込むのは間違いである。
弁護士の職務は必要、だけど本分を忘れているため世論の理解を得られず、彼らへの批判を弁護する気にもなれない。
現状の司法における精神鑑定の扱い方は間違えている。
以上の理由によって、一番上であった二つの問いは等しく間違えていると私は考えております。

……ってな感じのが今日のエントリ。
前に語ったような内容で恐縮ですが。。。


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