■2013年02月
■音楽CDが売れないのは違法DLの所為??
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ある民間機関が10年に行った調査によれば、違法配信サイトなどからの年間ダウンロード数は、正規有料音楽配信の10倍に相当する約43億ファイルになる。売り上げが下降線をたどるのは「この影響がある」と、協会は指摘する。
という意見がありましたので、私なりの反論を。
まず、この10年間くらい、CDの価格はシングルで1000円、アルバムで3000円のままだったと思います。
私が10年前に買ったCDと言えば、中島みゆきの「地上の星」が代表的ですね。
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と言うか、他の曲はあまり思い出せないので。。。
って、アルバムの大吟醸もやっぱり3000円くらいで買った記憶がありますが、これ、17年前です。
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つまり、この20年間ほど音楽CDの価格は全く変わっていないことになります。
では、その売り上げの推移を見てみましょう。

1998年を境に急落しているのが明白です。
生産そのものも下落しているようで……

と、こうしてみれば音楽CDの売り上げは下落傾向にあるというのは間違いありません。
ですが、それは本当に違法ダウンロードの所為でしょうか??
違法ダウンロードの被害額の推移は、生憎と見つけることが出来ませんでした。
まぁ、被害額を把握しきれないのが実情なのでしょうけれど。
ただ、そうである以上、違法ダウンロードと音楽の売り上げダウンとの相関関係を示すものが見当たらない、つまり関係を証明できません。
である以上……もっと重要な問題が他にあるのではないかと考えるのが普通です。
だから、調べてみました。
このグラフ↓↓↓をご覧ください。

一世帯当たりの平均所得です。
平成10年……つまり、1998年を境に急落しているのが分かると思います。
で、音楽CDの売り上げが下降に転じたのは……やっぱり1998年なのです。
早い話が。
世帯内の収入が減ったから、生活必需ではない出費……つまりが音楽に金を使う人間が減ってきたってことじゃないんですかね??
違法ダウンロードとか配信とか、そういうのって実は何の関係もなく。
元々のCDそのものの値段は変わっていない以上、払う額が減れば売り上げ総数が減るのは当然のことです。
廉価多売という手法を取っていない以上、売上枚数が増える訳もなく。
基本的に。
枚数を増やそうと思えば価格を下げます。
そうして売り上げを上げるのが、普通の企業の行動です。
需要と供給の関係とは、そういうものですから。。。
しかしながら、音楽CDは価格を維持したままです。
である以上、その業界に使うお金の限界量が減れば、当然のことながら売り上げも販売枚数も下がって行くのが当然ではないでしょうか??
……早い話が。
違法ダウンロードの所為にするよりもまず、景気に文句を言うべきだ、って話です。
その景気を悪化させているのが、こういう音楽業界と密接なつながりのあるテレビ業界なのです。
民主党を応援して政権交代という悪夢を実現させたり、とかね。。。
である以上、売り上げが落ちたのは自業自得だから、文句を言うなって話なのです。
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