■2009年08月
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■司法の見直し
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日本を良くするために必要なことの一つに司法の見直しがあると思います。
裁判員制度の是非とか、そんな簡単なことじゃありません。
アレはアレで利点・欠点ともにあると思っています。
感情論だけの司法になる欠点、一般人に断罪の負担をかけるという欠点。
逆に、司法の場が透明になるという利点、裁判が早くなるという利点。。。
ま、私は裁判員制度反対派ですけど、それはまた置いておいて。
今言いたいのは……
弁護士の意識改革！
です。
……何故必要か？
簡単な話で、弁護士が自分の仕事の意味を理解していないからです。
弁護士の役割は？
容疑者の罪を軽くすることですか？
……違いますよね？
疑わしきは罰せずの精神に則り冤罪を防ぐと同時に、加害者が犯した犯罪に適した罰を受けられないのを防ぐこと。
要は冤罪はダメ、重すぎる罰はダメってこと。
これなのですよ？
少なくとも設立当初はその精神で弁護士という存在が誕生した筈です。
国家権力からの独立を許されているのも、国家による冤罪を防ぐため。つまり、権力の暴走を防ぐためのものです。
……ですが、今は？
容疑者の罪を軽くすることのみに心血を注いでおります。
資本主義・自由主義の弊害の一つですね。アメリカ式の……金を出せば優秀な弁護士がついて無罪にしてくれる。それが弁護士の正義……って考え方。
これが今の日本でも横行しております。
当初の存在意義を見失い、金儲けが正義と化しております。
金が正義という資本主義なら仕方ないのでしょうが。
……だから、私は資本主義って嫌いなんですけど、それは兎も角。。。
弁護士問題が表に出てきた、有名な事件……光市母子殺害事件について考えてみましょう。
有名な事件なのでソースを示すまでもなく……
ドラえもんがどうたらこうたら。姦淫したのは死者復活をどうたらこうたら。
精神的に問題があるとして、弁護側は無罪を主張。。。
改めて言います。
弁護士の仕事は、その加害者が犯罪を起こしたと断定出来る場合には、その罪に対して重過ぎる罰を受けないように加害者を護ることです。
……つまり、弁護士が主張すべき加害者の刑罰は、彼らがその犯罪に対して、受けるべき罰を示している。そう考えても間違いない筈なのです。
……当初理念に忠実な場合は……ですが。
懲戒請求？
貰って当然です。
そりゃ、確かに検察側も弁護士が刑を軽くするだろうって考えで、刑罰を過剰に申請する癖があるのは認めます。これは訂正すべきでしょう。
ですが。
……その弁護が認められますか！
貴方方は、弁護士の理念に則った場合、母親と生後十一ヶ月の乳児を殺害したても、何も罪を受ける必要がないと言ったも同然なのですよ
刑罰の存在意義は人命が尊いからではなくて、社会秩序を護るため。
（人命の尊さを無視する訳じゃありませんが、刑法の存在意義を考えるとこれが事実）
受刑期間が設けられているのは、犯した罪を更生させるのに必要な期間という意味で。
つまり、この事件の弁護士団は、母親と生後十一ヶ月の乳児を殺害した事件の犯人が、その場で社会に出て生活しても、社会秩序的に問題ないと判断した訳で……
こんな弁護士、必要ですか？
少なくとも、私は不要だと思います。
何が問題って、幾つかありますが……
自分の仕事の存在意義を全く分かっていない点。
社会秩序を護る立場の人間として、社会秩序を全く理解していない点。
罪を軽くするために精神鑑定という手段を使い、精神病患者の社会的立場を全く考慮していない点。
（これは社会秩序を理解していないのに相当するかな？）
私は橋本弁護士（現在府知事）はそれほど好きではありません。
ついでに言えば、遺族感情を考えて弁護活動を控えろとか言うつもりも毛頭ありません。
ただ、弁護士の意義を勘違いし、罪を軽くする弁護士が良い弁護士だと考えている。
そういう弁護士が普通になっている現代社会。
それは問題だと言いたいだけです。
資本主義、大いに結構。
資本主義が社会を発展に導いたのは認めざるを得ない事実です（私は嫌いですが）。
ですが、資本主義が行き過ぎると、金＝正義という社会に傾きます。
私は、それに警鐘を鳴らしたいだけです。
だからこその共産主義なんですが、今日は政治思想的な話は置いておきます。。。
ちなみに。
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感情論だけの司法になる欠点、一般人に断罪の負担をかけるという欠点。
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ま、私は裁判員制度反対派ですけど、それはまた置いておいて。
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弁護士の意識改革！
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……何故必要か？
簡単な話で、弁護士が自分の仕事の意味を理解していないからです。
弁護士の役割は？
容疑者の罪を軽くすることですか？
……違いますよね？
疑わしきは罰せずの精神に則り冤罪を防ぐと同時に、加害者が犯した犯罪に適した罰を受けられないのを防ぐこと。
要は冤罪はダメ、重すぎる罰はダメってこと。
これなのですよ？
少なくとも設立当初はその精神で弁護士という存在が誕生した筈です。
国家権力からの独立を許されているのも、国家による冤罪を防ぐため。つまり、権力の暴走を防ぐためのものです。
……ですが、今は？
容疑者の罪を軽くすることのみに心血を注いでおります。
資本主義・自由主義の弊害の一つですね。アメリカ式の……金を出せば優秀な弁護士がついて無罪にしてくれる。それが弁護士の正義……って考え方。
これが今の日本でも横行しております。
当初の存在意義を見失い、金儲けが正義と化しております。
金が正義という資本主義なら仕方ないのでしょうが。
……だから、私は資本主義って嫌いなんですけど、それは兎も角。。。
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ドラえもんがどうたらこうたら。姦淫したのは死者復活をどうたらこうたら。
精神的に問題があるとして、弁護側は無罪を主張。。。
改めて言います。
弁護士の仕事は、その加害者が犯罪を起こしたと断定出来る場合には、その罪に対して重過ぎる罰を受けないように加害者を護ることです。
……つまり、弁護士が主張すべき加害者の刑罰は、彼らがその犯罪に対して、受けるべき罰を示している。そう考えても間違いない筈なのです。
……当初理念に忠実な場合は……ですが。
懲戒請求？
貰って当然です。
そりゃ、確かに検察側も弁護士が刑を軽くするだろうって考えで、刑罰を過剰に申請する癖があるのは認めます。これは訂正すべきでしょう。
ですが。
……その弁護が認められますか！
貴方方は、弁護士の理念に則った場合、母親と生後十一ヶ月の乳児を殺害したても、何も罪を受ける必要がないと言ったも同然なのですよ
刑罰の存在意義は人命が尊いからではなくて、社会秩序を護るため。
（人命の尊さを無視する訳じゃありませんが、刑法の存在意義を考えるとこれが事実）
受刑期間が設けられているのは、犯した罪を更生させるのに必要な期間という意味で。
つまり、この事件の弁護士団は、母親と生後十一ヶ月の乳児を殺害した事件の犯人が、その場で社会に出て生活しても、社会秩序的に問題ないと判断した訳で……
こんな弁護士、必要ですか？
少なくとも、私は不要だと思います。
何が問題って、幾つかありますが……
自分の仕事の存在意義を全く分かっていない点。
社会秩序を護る立場の人間として、社会秩序を全く理解していない点。
罪を軽くするために精神鑑定という手段を使い、精神病患者の社会的立場を全く考慮していない点。
（これは社会秩序を理解していないのに相当するかな？）
私は橋本弁護士（現在府知事）はそれほど好きではありません。
ついでに言えば、遺族感情を考えて弁護活動を控えろとか言うつもりも毛頭ありません。
ただ、弁護士の意義を勘違いし、罪を軽くする弁護士が良い弁護士だと考えている。
そういう弁護士が普通になっている現代社会。
それは問題だと言いたいだけです。
資本主義、大いに結構。
資本主義が社会を発展に導いたのは認めざるを得ない事実です（私は嫌いですが）。
ですが、資本主義が行き過ぎると、金＝正義という社会に傾きます。
私は、それに警鐘を鳴らしたいだけです。
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