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■私は経済学全てを否定するつもりはありません。

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過去3年にわたり、高い失業率にもかかわらず、世界の先進各国の経済政策は麻痺したままだ。

これは皆,正統派経済学のくだらない思い込みのせいなのだ。

雇用を増やすための政策に関するあらゆる提案が、悲惨な結果を招きかねないという警告によって退けられてきた。


財政支出を増やせば、――きわめて慎重な連中がいうにはだが――債券市場で我々は罰を受けることになるだろう、カネを刷れば、インフレが酷いことになるだろう、だから、何もやるべきではない。なぜなら、さらなる緊縮財政――いつの日か、どういうわけか報われるはずだとされる――の他に、できることはないからだ――彼らはそう言い続けてきたのだ。


http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/index.php/b4/job/264


ポールクルーグマンという経済学者さんの論文を、藤井聡研究室が訳したモノ、らしいです。
三橋氏のブログから飛んで行った先にありましたので。

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11450161396.html


こういう論文を見ても、私は正統派経済学ってのが全て間違っているとは思いません。
ただ、少しだけ前提条件を失念しているだけ、なのだと思っております。
つまり、インフレ率がマイナスになった場合……需要と供給のバランスが崩れた時のことを。

何故、こういう話が言えるかと言うと、私の学んだ水理学でレイノルズ数というややこしいのを習ったからです。

層流とは、流体が規則正しく流線上を運動している流れをいいます。また、乱流はうずが生じて流体が不規則に運動している流れのことをいいます。水理学でのうずとはエネルギー損失の代名詞のようなもので、うずが生じると言われればとりあえずエネルギー損失が起こっているのかと考えてもいいくらいです。

この、層流と乱流の違いは流れに乱れが生じているかどうかに尽きます。この二つを明確に分けるパラメーターは存在しませんが、実験結果から導かれたものがあります。それはレイノルズ数(Reynolds number)というパラメーターです。レイノルズ数はガラス管の直径を d 、流体の粘性を μ 、平均流速を vとしたとき

souryuranryu.gif

と表され、無次元量です。

層流と乱流を分けるレイノルズ数を、臨界レイノルズ数(critical Reynolds number)といいます。臨界レイノルズ数は層流→乱流のときと、乱流→層流のときとでは異なっていて、移り変わるときの速度をそれぞれ上臨界速度、下臨界速度といいます。上臨界速度は不確定なので、このとき Re=2700~4000 程度です。下臨界速度では、Re=2100 と考えていれば大丈夫です

http://www.eco.zaq.jp/env_univ/souryuranryu.html



まぁ、読んでもらっても正直、意味がさっぱり分からないと思います。
早い話が、水の流れの速さを測定するための、このレイノルズ数がある一定数以上か以下によって、層流と乱流が分かれ、それぞれの流速計算が変わってくるというややこしい計算が必要なのですよ。
……水理学ってのはそういうややこしい学問なのです。。
大学で単位を一度落としてしまったのは良い経験でした。
閑話休題。

兎も角、水の流れでさえも、こういう二段階の計算式に分かれるのです。
どうして経済という、水以上に複雑なマネーの流れを表す式が、常にセイの法則の支配下におけると考えられるのでしょう?
層流と乱流のように、一体の閾値によってその法則も崩れると考えるのが当然ではないでしょうか??

つまり、水理学的に言わせて貰いますと。
正統派経済学ってのは、今までずっと層流ばかりを研究してきた訳です。
デフレってのは層流の計算が狂ってくるような、マネーの流れの法則が乱れている状況です。
である以上、経済学においても……その状況における計算式と法則をまた新たに作る必要が出てきているのです。
だから、経済学者が今までの努力全てを放棄する必要なんてありません。
ただ単に、デフレもしくはインフレかを前提条件を事前に導入することによって、より様々な事態への経済学の応用が利くことになるのだと思うのですよ。

……ちなみに。
私は、経済学ってのは三つのパターンに分かれると思います。

需要<供給……即ち、デフレ下経済。
需要>供給……即ち、インフレ下経済であり、正統派経済学が主張する分野。
需要>>供給……即ち、超インフレ下。需要が明らかに足りず、設備投資による需要増が供給に全く追い付かないため、設備投資が全く進まなくなった泥沼の状況。


この三つです。
勿論、私は経済学についてはほぼ素人ですから、この三つを分類する数式なんて出せそうにありませんが。

兎に角。
今まで経済学の発展全てを否定するつもりはありませんので、この条件訳を数式でしっかりと分類し、それぞれの状況に当てはまる数式を編み出すことこそが、これからの経済学者の仕事だと思うのです。
上記論文の一部にありますが……

つまり安倍氏は、目覚ましい結果を出し、それを通して、「正統派経済学者たちをあざ笑っている」というのが今の状況なのだ。



……こんなことを言われて、今まで経済学を学んだ人たちは良い気分になる筈がないのです。
そして、彼らが今まで学んだ経済学の全てが間違っている訳じゃないのです。
ただ、前提条件が一つ入るか入らないか、それだけが間違っているだけなのです。


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