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■健康のための税金という考え方。

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ちょっと面白い記事を見つけたので紹介します。

デンマーク、世界初の「脂肪税」導入 平均寿命延ばす!!

 デンマーク政府は国民の平均寿命を延ばすため、1日から「脂肪税」を導入し、賛否両論を呼んでいる。バターなどの動物性脂肪に多く含まれる「飽和脂肪酸」を一定以上含む食品に対する課税を開始。政府は食生活の改善を目指し、心臓疾患などの生活習慣病を予防するため、3月に導入を決定した。脂肪への課税は世界初という。

 デンマークのヤコブ・ニールセン保健・予防相は、世界初とされる「脂肪税」の導入について、「砂糖、脂肪、たばこに高い課税をすることは平均寿命を延ばすため、重要な施策の一つだ」と述べた。デンマークはここ数年、経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均寿命78歳を下回っており、次の10年で寿命を3歳延ばすことを目標としている。

 一般的に、飽和脂肪酸を多く摂取すると、動脈硬化などを引き起こす悪玉コレステロールが増加し、がんの原因になるともいわれる。課税によって食品の消費を減らすことで国民の健康を守る狙いがある。

 対象となるのは、2・3%以上の飽和脂肪を含むバター、チーズ、牛乳、ピザ、肉、加工食品など。飽和脂肪1キロあたり16クローネ(約220円)の税金がかかる。政府は、今回の課税で約22億クローネ(約300億円)の税収が見込まれており、バターの消費量は約15%減少すると試算している。

 この施策には、否定的な声も上がっている。英BBC放送によると施行前、消費者には買いだめの動きが広がった。また、生産者は「官僚的な課税」と批判し、科学者からは、飽和脂肪酸よりも「塩、砂糖、炭水化物の方が健康に有害だ」との指摘も出ている。

 AP通信によると、この基準を適用した場合、ハンバーガーは1個約10円、バターは約25円値上がりするという。デンマークでは、すでにほかの欧州各国と同様、砂糖、チョコレート、清涼飲料水にも課税している。

 他の国ではハンガリーが先月、肥満防止のため、スナック菓子や清涼飲料水など塩分や糖分が高い食品に対する課税策を導入している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111004-00000027-sph-soci




……課税が適正かどうかは置いておいても……
考え方としては実に面白いものがあります。


即ち、自堕落で健康を害する生き方をした人間に医療費が多額に費やされ。
運動と節制を行い、健康的な人間には医療費が使われないという現状。。。
これは、不平等だ
……という考え方ですね。

かといって病人を見捨てる訳にもいきません。
少なくともそれが全ての国民に生存権を認める国家の政策として打ち出されれば、大きな問題となるでしょう。
尤も、無理に延命している脳死患者とか見ると……それはどうなのかな?ってのは思ったりしますが。


極論を言ってしまえば、障碍者や病人なんざ、国力を低下させる元凶みたいなものなんですけどね。
ついでに生活保護者も。。。
だからこそナチスドイツは国力を最大限に活用しなければヨーロッパ各国に対抗できなかったからこそ、障碍者を迫害する政策を取った訳ですし。
ま、我が家にも障碍者がいまして(祖父)、一年ほど前に90を超えて癌で亡くなりましたが、貧乏ながらもそこまで生きてこれたのは日本国が国力低下を気にせず病人を保護してくれたお蔭だと分かっていますし、だから病人を見捨てろと言うつもりは全くありません。

ただ、病人を生かすってことは、国力を向上させる(つまり国民生活を豊かにする)ために使われるハズだったお金がそっちに費やされているということで……
誰かを助けるために、誰かの富が費やされている。
……良い方は悪くてもその事実だけは頭のどこかに置いておかなくてはなりません。

尤も……福祉を捨てた社会を検討すると……
自分自身が病人や障碍者になったとき、見捨てられるかもと脅えながら過ごす……
という問題が逆に常に付きまとう訳ですが。



まぁ、福祉の是非は兎も角。
脂肪税ってのは面白い考え方です。
ただし、食品にかけてどうするんだ?ってのは思うんですよ。
加えるなら……健康診断のとき!
全ての医療費にかかった費用の内、成人病に費やされた価格を割り出し。
その医療費が体脂肪率で如何に使われているか?を算出。
その上で、太っている人間からは少し多めの医療費を摂る。


そうすれば、税金を納めたくない人は気合を入れて痩せるでしょう。
少なくとも運動がブームになり、医療費の削減が図れるのは間違いありません。


ただし……この策には問題が幾つかあります。

1.体脂肪率を測定する問題。
要は、国民すべてに健康診断を義務付けてしまうことになる訳で……その費用はどこから出てくる?って話です。

2.個人情報に関する問題。
女性の体脂肪率なんざ、そうそう使って良いものではないでしょう。
その情報で税金の多寡を決定するなんて、我ながらむちゃくちゃにも程があるって訳です。

……そもそも、医者には守秘義務が存在しますからね。。。

3.病気の人間はどうするのか?
健康に注意していても体脂肪率が上がる体質の方はいらっしゃいます。
そういう方に対しても通常の人と同じ税金のかけ方で不平等は生じないか?
もしくは、そういう方を特別に扱ったとすれば、脂肪の付き方という個人差のある項目で税金をかけるのは不平等とならないか?


4.男女間の平等問題
男性よりも女性の方が体脂肪率が多いというのはれっきとした事実。
つまり、女性の方が多く税金を持って行かれる、不平等税になる恐れがあるのです。


5.逆にやせ過ぎでの不健康者を加速させないか?
体脂肪率は高過ぎれば悪いのは事実ですが……同時に低すぎても良いものではありません。
拒食症という病気や、やせ過ぎで衰弱死した人間も存在します。
そして脂肪がなければ、人間、持久力が低下するのもまた事実です。
そういう人たちを増やすことは……逆に医療費を増やすことにもつながるのではないか?
という懸念が存在します。
ま、国民の6割が肥満であるアメリカとかで行えば、意外と効果は出そうですが。。。
現在の日本で行う必要がはたしてあるのかどうか
……という問題ですね。。。


まぁ、こんな感じ。
食事に含まれる脂肪に税金を加えるってのも、公平とは思えないので、どっちもどっちですけれど。
ただ……国民の健康を維持するために国家が何かを行うというのは、悪くないと思うのです。。。


科学的根拠信頼できる統計と、そして政策の意図をしっかりと国民に説明出来れば、この手の……国民のためになる政策はそう反対は起こらないと思います。
逆を言えば、科学的根拠と信頼できる統計に基づかない政策では、国民の理解なんぞ得られる訳もないってことなんですけどね。。。


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