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■魔法少女とTPPの相関関係。。。

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現在、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)というものが進行中という最悪の事態がありまして。
私は大反対のつもりなんですが……
詳しく説明できるほどには詳しくなく……今、TPPについて勉強中です。
恐らく、もうちょいしたらまともなTPP関係のエントリを立ち上げようと思っております。
今日はその触り。
何故、TPPが問題かというのを最も分かり易い言葉で説明しようと思っております。


まず、TPP最大の問題点は、「交渉に参加するまで内容が分からない」という一点にあると思います。
現状でさえ、情報は錯綜し……詳しい方々でさえ推測するのが精いっぱいという有様です。
尤も、マスコミがそういう情報を意図的に隠し(もしくは真面目に理解せず)、農業だけが損害を受けると報道しているのも、かなり大きな問題だと思うのですけれど。。。

そして、「交渉に参加して離脱出来た国はいない」というのも問題でしょう。
一度足を踏み入れたら戻れない。
そういう状況なのです。



この状況をしっかりと考えていたら、ふと天啓が舞い降りてきました。

このTPP,魔法少女の契約に似てませんか??



思いっきりネタバレになりますが。
この作品内では、魔法少女として契約してしまった少女たちは、知らず知らずの内に自らの身体をソウルジェムという宝石みたいなのに変えられてしまい……



そして、肉体を魔力で動かしている状態……「ゾンビみたいなものじゃないか」とか作中のセリフでしたけれど。

当然のことながら、元には戻せません。
だから、魔法少女たちは自らの境遇に苦悩する訳ですが。。。


そして、魔法少女たちに契約を迫ったQBというキャラは、そのことを問い詰められると……こう言うのです。

madoka0219_1.jpg


はい。
何というか、TPPと凄まじく似ておりませんか??
まるで、魔法少女まどか☆マギカという作品が、このTPPに対する警告として作られたのだ!……なんて説を大声で唱えたくなるほど、日本の置かれた状況は非常に似通っております。
そして、契約すれば終わり……もう元には戻れないのです。

作中のセリフ。

ほむら「鹿目まどか。貴女は自分の人生が、貴いと思う?家族や友達を、大切にしてる?」
まどか「え…えっと…わ、私は…。大切…だよ。家族も、友達のみんなも。大好きで、とっても大事な人達だよ」
ほむら「そう。もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて、絶対に思わないことね」
ほむら「さもなければ、全てを失うことになる」



まさに、このセリフこそ、今の日本に突き付けられた言葉だと思います。
日本に対して、こう言ってくれる暁美ほむらに該当する国家はいませんけれど、TPPがどういうものなのか……1.詳しい説明はなく、2.脱退できそうにない。
たったのこの二つだけで、怪しい宗教団体か、怪しいネズミ講か、それとも暴走族や暴力団……そういうどうしようもない契約だとしか思えないでしょう??

そんなものを急いで契約して、何になりますか??
しかも、まどかと違って、この契約で日本が得られるものはそう多くありません。

何しろ、参加国を見る限り、日本とアメリカだけでGDP規模は90%を超えますし、その上アメリカは不景気でこれ以上輸入を増やさない……つまり、日本が得られる利益はないと断言されている訳ですから!!

だから。
魔法少女まどか☆マギカを見てQBが酷いと思った方。
魔法少女たちの運命が酷過ぎると思った方。

TPPなんていう怪しげな契約には大反対を唱えましょう。

更に悪いことに……
最終話で己の存在を引き換えにして魔法少女というシステムを改変したまどかの「願い」のようなものは、現実には存在しません。
いや、もしTPPという枠組みを大破させるためには……我々日本国民の命と引き換えにして戦争を起こすか、国際的な信用やアメリカとの同盟を完全に捨て去るか……どっちかしかないのです。

だからこそ、言います。

「今の日本を尊いと思う? 家族や友達、仕事を大切にしてる?」
「そう。もしそれが本当なら、今とは違う日本にしようだなんて、絶対に思わないことね」
「さもなければ、全てを失うことになる」



……と。

という訳で、今日は変な角度からTPPに反対してみました~。
こういうアホと真面目の極まった、混沌とした主張は、そうそうないと思うので。
ちょっと独自性を極めてみようかと。。。


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