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米で強制歳出削減が発動へ オバマ大統領と議会の協議決裂
2013.3.2 01:57
【ワシントン＝柿内公輔】オバマ米大統領は３月１日（日本時間２日未明）、歳出強制削減の回避に向けた最後の協議を与野党指導部と行ったが、話し合いは決裂し、発動が決定的となった。国防予算を中心に２０１３会計年度（１２年１０月～１３年９月）は８５０億ドル（約７兆８千億円）削減される。歳出強制削減は膨大な財政赤字の圧縮が狙いだが、国防や米経済への影響が懸念される。
大統領は議会指導部との協議後にホワイトハウスで会見し、「歳出強制削減は米経済に打撃を与えるだろう」と述べ、超党派の合意に失敗した議会を非難した。
大統領は１日、ホワイトハウスで、与党民主党のリード上院院内総務や野党共和党のベイナー下院議長ら議会指導部と協議した。だが、民主党は富裕層への課税強化を提案したのに対し、共和党は増税に反対。協議は平行線をたどり、超党派の合意を得られなかった。
法律に基づく歳出強制削減は、１日から日付が変わる時点（日本時間２日午後２時）までに大統領が署名することで発動される。
歳出強制削減は、２０１１年の与野党の財政改革協議が決裂した際、年１兆ドルを超す財政赤字を少しでも減らすために導入が決まった。今年１月から発動される予定だったが、緊縮財政の景気への影響が懸念された「財政の崖」をめぐる与野党協議の結果、発動が２カ月凍結されていた。
強制削減される予算の５割を占めるのが国防予算で、国防総省の職員の一部が一時帰休の対象となり、米軍の即応能力に支障が出る恐れがある。また、住宅補助の見直しや教職員が削減される。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130302/amr13030201570000-n1.htm
……大丈夫かよ、コレ……
だって、これでアメリカもギリシアやイタリアと同じように失業率が跳ね上がるってことでしょう？
デフレ一直線ですからね。。。
そうすれば、またしても円高へ舞い戻ることに。
そっちはまぁ、アベノミクスのお蔭で徐々に是正されることになるでしょうけれど。
それよりも遥かに問題なのは、アメリカの失業率が増えること。
そうなった場合、アメリカの取れる道は三つ。
１．議会を解散してでも歳出増への道を模索する。
２．失業率解消を他国の需要を喰うことに依存する。
３．戦争をする。
となります。
いや、１．になれば問題ないのですが、２．だと日本は思いっきり被害を被ってしまうでしょう。
それでも、３．よりはまだマシなのです。
３．の場合……狙われるのは間違いなく中国。
アメリカ国内の需要を喰った先でもあり、現在アメリカも甘く見れないほど国力をつけて来ておりますし。
何よりも、共産党の非道はかなり目に余るものがありますから、手を打ちやすい訳です。
が、しかし。
そうなると主戦場は日本になるでしょう。
いや、基地として使われるってことでしょうけれど……
こっちに被害が飛んで来る可能性が高いのですよ。
まぁ、日本側としても中国は一度叩く必要があるのは間違いない訳ですが……
出来れば、１．を選んで国内で何とか解決してくれないかなぁ。。。
私は、人が死ぬ戦争ってのはあまり歓迎出来ないんですよ。
……兵士同士の、銃を手にした同士の納得ずくの殺し合いなら兎も角、無辜の民が一方的に虐殺されるってのは、流石にちょっとね。。。
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