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■富。

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明治維新以降、日本は富国強兵という政策を取ってきました。
現代でも、強兵は兎も角、国家を富ませる方針は未だに取られ続けているでしょう。
その結果、日本は六十年前の敗戦から立ち直り、世界で最強と言っても間違いない経済大国と化しております。

何故私が日本を世界最強と呼ぶかと言うと……三つ理由があります。

一つ目にはまず、私が資本主義が大嫌いという理由です。
つまり、金融立国……人様の金を左右するだけで儲ける連中は、端っから大国と思っていません。
基盤のない国家は必ずボロが出る筈で……事実、今回の経済危機でそういう国家は軒並みやられました。

二つ目には、環境問題です。
日本を上回るGDPを持つ国家にアメリカがあります。
ですが、アメリカはGDP当たりの原油消費量、CO2排出量が凄まじく……つまり、環境問題を放棄してGDPを成長してきたという背景があります。ま、国家が広いってのが原因でしょうけれど。。。
基本的に環境対策ってのは成長にとってはマイナスです。
何しろ、生産に不要な施設をつけなきゃならないのですから。
だからこそ、環境問題を考えずに成長を続けたアメリカ合衆国よりも、環境問題に配慮しつつ世界第二位の経済大国へと発展した日本こそ、とてつもないと考えるのです。

三つ目に、人口と国土の問題です。
はっきり言って、日本ほど恵まれてない大国はないでしょう。
狭い、産出物はない。人口もそれほど多くない。
つまり、人的資源のみでここまで発展を遂げた。
地殻変動なしの自己噴火だけで大きくなった富士山日本の象徴という辺りが、実に日本らしいと言いますか。。。


以上の三つをもって日本が最強と私が考える理由なんですけれど。。。

この三つの理由……実は、今回のネタにはあまり関係ないんですよね。
ま、言いたかったから言ってみたまでで。。。

そんな訳で、日本は経済大国になっちゃいました。

ですが、ここでマクロ経済の理念を考えてみましょう。
即ち、「誰かの負債は誰かの資産」です。
これを応用して……今の日本は何処かの誰かを犠牲にし、踏み台にして成長してきたのでしょうか??
よくAC……公共公国機構なんかでやっているような、アフリカの難民。ああいう人間が得る筈だった利益を日本が強奪してきたため、彼らは飢え、日本が富んでいるのでしょうか??
実際、サヨク側の人間に言わせると、日本は豊か過ぎると言っています。
そして、同時に……日本の余っている食料を彼らに分け与えれば……ってお決まりの台詞が出てきます。

ちなみに、彼らの理論。
半分正解で半分は大間違いなんですよね。。。

確かに日本には食料が余っております。その食料を捨てずに完全な保存状態を維持することが出来るのならば、アフリカの難民に送ってあげても良いでしょう。
私はもったいない教の人間なので、米には八十八の農家の苦労が詰っていると信じておりますし、食料を不味いってだけで捨てる人間には、はっきり言って反吐が出ます。
お陰で最近は食べ過ぎて……げふげふ。

ですが、日本の発展がアフリカ諸国の人間の富を収奪したかというと、それははっきりと間違っていると思うのです。
勿論、ヨーロッパ諸国が彼らの資源を収奪したのは事実です。
その後、ヨーロッパ諸国は彼らを放置したため、ただでさえ貧しかったアフリカ諸国は残った財産を奪い合い、殺し合い……お陰で貧困のどん底になっているでしょう。
ただ、それが日本の所為と言うと……やっぱり違うと思うのです。

何故ならば、富み方は幾つもあるからです。

まず、一つ目。。。
大航海時代にヨーロッパ諸国が行った、資源と富を強奪するやり方。。。
これこそマクロ経済の理念「誰かの負債は誰かの資産」を地で行くやり方ですね。
他人から富を奪えば、自分が儲かる。
資本主義で言えば当たり前の理念であり、当たり前の行動です。
……やられた方はたまったものじゃありませんが。。。

そして、二つ目。
全体的な資本の総量を変えず、流れの速さそのものを加速するやり方です。
現在の世界経済はコレのお陰で尋常ならざる資本が動いております。
と言うか、加速し過ぎて崩壊しちゃったのが先のリーマンショックだと思うのですけれども。
これの良い点は、どっかから奪ってきて富が増えるのではなく、全体の流れが加速しているからこそ、総量が増えて見えるだけという点です。
F1レースとか、車が凄まじい台数走っているように見えますけれど、あれを公道と同じ速さで走ると……台数はかなり少なく見えるでしょう。
周回時間の差が、台数を増やして見える。
分かり易く言うと、この二つ目の富み方ってのはそういうことです。
……それが世界単位で広がっているからこそ、現代社会はとてつもなく発展し、富んだかのように見える訳です。

三つ目。
これこそ、日本が今現在、陥っている問題そのものなのですけれど。。。
……労働に対しての生産力の向上です。
つまり、100の労力をかけて100の生産しか出来なかった社会が、10の労力で100の生産が出来るようになった。しかも人口は増えているのですから、結局……凄まじく社会全体に物資が溢れているという訳ですね。
尤も、日本はとてつもなさ過ぎて……生産過剰によるデフレに陥っていますけれど。
ちなみにコレは……食糧生産エネルギー問題にも相当します。
発展した技術は、食料の生産性を上げ、同じ面積からの収穫量を倍増以上にさせていますし、1の原油から得られるエネルギーは以前から言うと数倍になっているでしょう。
詳しい資料は面倒だから省きますが。。。


つまり、現在、日本が富んでいる理由は……基本的に二つ目の三つ目の理由が原因であり、他国を収奪し、富を搾取した結果ではないのです。
勿論……貨幣価値の差から、安価で原料を入手している点では収奪しているのかもしれません。
この理論を何度か聞かされた記憶があります。
……だけど、日本円として安価でも、向こう側の価格としては適正単価なんですよね。
ついでに言えば、その商品が売れれば売れるほど、その国家としては通貨需要が増えますから貨幣価値の差は減る一方なのですよ。

それでも原料を売り払う国家が貧困な理由は(産油国除く)それぞれの諸国での労働単価が低いからに他なりません。

まぁ、その辺りは原料そのものが安いから労働単価が低いのか、労働単価が低いから原料が安いのか、鶏と卵みたいな関係でしょうけれども。。。
資本主義が需要と供給で成り立っている以上、原料輸出国が一斉に価格を上げた場合、原料を算出できない国はその価格を呑むしかないんですよね。

価格とは労働の対価であり、今の安価な価格で原料が購入されているということは、結局、輸出国が労働単価を安く見積もっているのが原因ということに他なりません。。。

自業自得とは言えませんけれど、国家的に……つまり国民として労働単価が決定されている以上、先進国としては安すぎるから高くしろとは言えませんから……今の価格で購入するのは問題ない訳です。
そして、その貨幣価値の差を利用している中華人民共和国という国家も存在しているのが今の社会の現実であります。
つまり、貨幣価値の差があるからこそ、日本が発展途上国から収奪を行っているという証拠とはならない訳です。
ま、私自身は貨幣価値って存在自体が気に入りませんけれども。。。
……それは兎も角として。


結局何が言いたかったかと言うと。

今の日本の発展は日本人が築き上げてきた技術の上に立っており侵略と収奪の結果得られた物ではないということ。
だからこそ、日本人は己の裕福に引け目など感じず、日本人に生まれた幸運を噛み締めても問題ないということです。

ま、どれだけ頑張って日本人が素晴らしいと説いたところで、日本人の美徳はやはりその謙虚さでしょうから……私の主張が完全に受け入れられ、日本人が胸を張る日は来ないのでしょうけれども。。。

そして、私はそんな日本人で良かったと思っているのですけれども。。。


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