■2009年12月
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先日、インターネットで検索をかけたときのことです。
某掲示板で誰かがこう書き込んでいたのを見ました。
「教えて～。誰かエロい人～」
そして、その直後に答えがしっかりとカキコされていたのを見て、つくづく実感したものです。
嗚呼、知識の価値って暴落しているな～って。
二千年ほど昔、一国の領主であった劉備玄徳は軍師諸葛孔明の知恵を手に入れるため、三顧の礼を尽くし、ようやくその知恵を借りることが出来ました。
領主自らが出向かなければならないほど、知恵・知識というのは重要な品だったのです。
昔から各国において老人を大事にするのは、その当然の知恵・知識を重要視したからですし、焚書という行為が凄まじく嫌われるのは知識を蔑ろにする行為だからです。
それほどまでに、知恵・知識・書物・識者というのは大事な存在でした。
だからこそ、教師も尊敬されるべき立場でした。
知識を持っている、誰かに何かを教えられる存在というのは、大事な存在でありますし、価値がある存在。
つまりは……尊敬されて当然だったのでしょう。
ですが、現代はどうでしょう？
欲しい知識はテレビをつけていれば、番組で勝手に喋ってくれます。新聞を広げても良いでしょう。
もしくは、キーボードをちょいと打つだけで手に入ります。
調べるのが手間だったら、掲示板にちょいとカキコするだけ。しかも、「エロい人～」なんて呼びかけで。。。
勿論、その知識が正しいかどうかは微妙です。
嘘八百を並べ立てる迷惑極まりないヤツも居るでしょうし、放置されて答えがない場合もあるでしょう。
テレビや新聞だって、かなり偏重記事や誤報が相次いでいるのも事実です。
でも、それを言うならば昔の識者も常に正しかった訳じゃありません。
諸葛孔明も何度か作戦ミスしていますし……あの当時の知識というのは凄まじくいい加減だったでしょうから、今から見ると失笑モノの知識もあったのでしょう。
それでも識者が信頼を勝ち得ていたのは、その人柄が信用できていたから……ってのもあるのでしょうね。
兎に角、現代において……テレビやインターネットの発展に伴い、知識価値は暴落しました。
石油が実用化された後の石炭みたいなものですね。
そりゃもう、はっきり言って昔から考えると洒落にならないほどの価値低下ですよ。
そして、恐らく……その影響を最も甚大に被ったのが……教育者という存在でしょう。
元々、テレビの発達で情報過多の時代が訪れ……インターネットがそれに拍車をかけました。
その結果……知識の価値は暴落し、知識を売り物にしていた教育者という存在は、もうどうしようもないほど尊敬を勝ち取れない存在と化したと思われます。
当たり前ですね。
教育者を尊敬の対象としてきた知識が、その価値を失ったのですから。。。
言うならば、人工のダイヤが本当のダイヤより美しく造られるようになれば、本物のダイヤの価値はかなり目減りするでしょう。天然モノを好む人間は居るでしょうから、暴落まではいかないかもしれませんけれど。
そんな訳で、現代、教育者は価値を失墜しました。
そういう意味では日教組の人間が北朝鮮という国家を理想郷と思うのも頷けます。
何しろあの国は、情報源が少ないですからね。。。
情報源が少なく、知識の価値が高ければ高いほど、知識を売り出す商売……教育者はその価値を高めますし、尊敬を勝ち取れるのですから。。。
……ですが。
それでも、その北朝鮮万歳思想を未来の子供達に押し付け、偽りの歴史を教えるのはどうかと思うのです。
ただでさえ目減りした自分たちの価値を……そういう活動でますます失墜させてどうしますか？？
確かに手持ちの商品価値が下落した日教組にも同情の余地はあるでしょう。
でも……その名誉回復の手段はどう考えても間違っていると思うのです。
そのやり方は……木材価格が下落し、自分たちの商売が成り立たなくなった材木業者木曽屋が……江戸の街並みに火をつけて周り、木材需要を増やして木材価格の上昇を図ったようなものです。何となく時代劇の一シーンが頭に浮かんだのでこの例ですけれど。
……放火が発覚すれば木曽屋の名誉も下落するという、当たり前の事実に気付いて居ない。
実際、発覚して黄門様か辻斬り将軍か、刺青奉行かにヤられたような記憶があります。
日教組のやり方は……そういうレベルの稚拙なやり方でしかありません。
本当に教師の価値を再び上昇させたいならば、教育者としての自覚を増すように日々精進し、道徳と学びなおし、法律を遵守し……教育免許の取得を難しくして総数を減らすというのが正しいやり方だと思うのです。
唯一自分たちの持っている知識という商品の価値を高めるため、故意に偽者を混ぜ……結局は自分たち唯一の商品の信用を失墜させている。
それは恐らく……経営方法で言えば最悪最低の手段です。
彼らがやっていることは、本来行うべき努力の……正反対方向ということが、ますます日教組の名誉失墜を加速させていると私は思うのですけれども。。。
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そして、その直後に答えがしっかりとカキコされていたのを見て、つくづく実感したものです。
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二千年ほど昔、一国の領主であった劉備玄徳は軍師諸葛孔明の知恵を手に入れるため、三顧の礼を尽くし、ようやくその知恵を借りることが出来ました。
領主自らが出向かなければならないほど、知恵・知識というのは重要な品だったのです。
昔から各国において老人を大事にするのは、その当然の知恵・知識を重要視したからですし、焚書という行為が凄まじく嫌われるのは知識を蔑ろにする行為だからです。
それほどまでに、知恵・知識・書物・識者というのは大事な存在でした。
だからこそ、教師も尊敬されるべき立場でした。
知識を持っている、誰かに何かを教えられる存在というのは、大事な存在でありますし、価値がある存在。
つまりは……尊敬されて当然だったのでしょう。
ですが、現代はどうでしょう？
欲しい知識はテレビをつけていれば、番組で勝手に喋ってくれます。新聞を広げても良いでしょう。
もしくは、キーボードをちょいと打つだけで手に入ります。
調べるのが手間だったら、掲示板にちょいとカキコするだけ。しかも、「エロい人～」なんて呼びかけで。。。
勿論、その知識が正しいかどうかは微妙です。
嘘八百を並べ立てる迷惑極まりないヤツも居るでしょうし、放置されて答えがない場合もあるでしょう。
テレビや新聞だって、かなり偏重記事や誤報が相次いでいるのも事実です。
でも、それを言うならば昔の識者も常に正しかった訳じゃありません。
諸葛孔明も何度か作戦ミスしていますし……あの当時の知識というのは凄まじくいい加減だったでしょうから、今から見ると失笑モノの知識もあったのでしょう。
それでも識者が信頼を勝ち得ていたのは、その人柄が信用できていたから……ってのもあるのでしょうね。
兎に角、現代において……テレビやインターネットの発展に伴い、知識価値は暴落しました。
石油が実用化された後の石炭みたいなものですね。
そりゃもう、はっきり言って昔から考えると洒落にならないほどの価値低下ですよ。
そして、恐らく……その影響を最も甚大に被ったのが……教育者という存在でしょう。
元々、テレビの発達で情報過多の時代が訪れ……インターネットがそれに拍車をかけました。
その結果……知識の価値は暴落し、知識を売り物にしていた教育者という存在は、もうどうしようもないほど尊敬を勝ち取れない存在と化したと思われます。
当たり前ですね。
教育者を尊敬の対象としてきた知識が、その価値を失ったのですから。。。
言うならば、人工のダイヤが本当のダイヤより美しく造られるようになれば、本物のダイヤの価値はかなり目減りするでしょう。天然モノを好む人間は居るでしょうから、暴落まではいかないかもしれませんけれど。
そんな訳で、現代、教育者は価値を失墜しました。
そういう意味では日教組の人間が北朝鮮という国家を理想郷と思うのも頷けます。
何しろあの国は、情報源が少ないですからね。。。
情報源が少なく、知識の価値が高ければ高いほど、知識を売り出す商売……教育者はその価値を高めますし、尊敬を勝ち取れるのですから。。。
……ですが。
それでも、その北朝鮮万歳思想を未来の子供達に押し付け、偽りの歴史を教えるのはどうかと思うのです。
ただでさえ目減りした自分たちの価値を……そういう活動でますます失墜させてどうしますか？？
確かに手持ちの商品価値が下落した日教組にも同情の余地はあるでしょう。
でも……その名誉回復の手段はどう考えても間違っていると思うのです。
そのやり方は……木材価格が下落し、自分たちの商売が成り立たなくなった材木業者木曽屋が……江戸の街並みに火をつけて周り、木材需要を増やして木材価格の上昇を図ったようなものです。何となく時代劇の一シーンが頭に浮かんだのでこの例ですけれど。
……放火が発覚すれば木曽屋の名誉も下落するという、当たり前の事実に気付いて居ない。
実際、発覚して黄門様か辻斬り将軍か、刺青奉行かにヤられたような記憶があります。
日教組のやり方は……そういうレベルの稚拙なやり方でしかありません。
本当に教師の価値を再び上昇させたいならば、教育者としての自覚を増すように日々精進し、道徳と学びなおし、法律を遵守し……教育免許の取得を難しくして総数を減らすというのが正しいやり方だと思うのです。
唯一自分たちの持っている知識という商品の価値を高めるため、故意に偽者を混ぜ……結局は自分たち唯一の商品の信用を失墜させている。
それは恐らく……経営方法で言えば最悪最低の手段です。
彼らがやっていることは、本来行うべき努力の……正反対方向ということが、ますます日教組の名誉失墜を加速させていると私は思うのですけれども。。。
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