■2012年07月
■あかんねん。。。
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若者定住へ住宅地タダ 智頭町
智頭町は、若者の定住を進めようと、町有地計1324・7平方メートルに5~6区画の住宅用地を整備し、無償で提供する「定住促進対策事業」を始めた。町有地の無償提供は全国的にも珍しいといい、県内では初めて。住宅を新築する際の支援態勢も整えており、町の担当者は「人口流出に歯止めをかけたい」と意気込んでいる。(家城健太)
提供する町有地は、同町智頭の旧警察官舎と旧法務局、同町南方の沖代団地分譲、同町郷原の旧営林署官舎の各跡地4か所。いずれも町の中心部にあり、1区画あたりの面積は約200~300平方メートルで、町企画課は「庭で家庭菜園を楽しんでもらえるぐらいのスペースは確保した」と胸を張る。
対象は町内外に住む45歳未満の夫婦や親子で、今後10年以上居住できる人。契約後3年以内に住宅を建てて居住することや、住宅は木造で、町内の業者と契約し、町・県産材を使用することなどを条件とした。水道と下水道の引き込みは町が整備し、木造住宅を建てる場合は最大100万円を助成する。
国勢調査によると、智頭町の人口は1960年頃の約1万4000人をピークに減少に転じ、2010年には7718人にまで落ち込み、過疎化に歯止めがかからない状況。また、1年間に生まれる子供の数は、ピーク時の年間約300人から、最近では40人前後にまで減っているという。
町は、空き家バンクの登録者が、空き家を賃貸・売却した際に奨励金を交付するなど、移住支援策を打ち出してきたが、人口減少傾向は変わらず、町有地の無償提供により歯止めをかけたい考え。同時に、地元業者が住宅建設を担うことや、居住者が生活用品、食品などを消費することでの経済波及効果にも期待している。
今後、町のホームページなどで広くPRし、7、8月頃から正式に申し込みを受け付ける。同課は「未利用の町有地はまだあり、事業も継続できる。都会にはない、自然に囲まれた田舎暮らしをアピールして、地域の活性化につなげたい」としている。問い合わせは町企画課(0858・75・4112)へ。
(2012年7月2日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20120701-OYT8T00801.htm
同じような田舎の人間ですから言わせてもらいますけれど。
……あかんねん。
幾ら家が良くても、田舎は所詮、田舎やねん。
と言うだけではなんですので、田舎に足りてないものを優先順位別に挙げていきますと。。。
まず、仕事です。
住宅地がタダでも収入源がなければ話になりませんよね??
持家が欲しい人でも、定住の地が欲しい人でも、仕事がない以上どうしようもありません。
取りあえず、土木業もそろそろ新規参入は望めないので、田舎に新たにある仕事と言えば、介護職か公務員か。。。
当然のことながら、それらは一定数は必要ですけれど、新たに人手を募集するなんて数年に一度くらいでしょう。
つまりが、町の復興には少しばかり力不足なのです。
次に、交通の便です。
はっきり言いますが、田舎は車がなければ生活も何も出来ません。
つまりが上で語った仕事という定期収入がなければ、生活そのものが出来ないのです。
車も持たない若者では、仕事を探しながら生活するという前提がまず不可能なのですよ。
店が近くにありませんからね。
下手な場所では食料を買うのにも車で30分とか。。。
どうしようもありませんね。
加えて言うなら、仕事するにも普通免許必須とか、職場へ通うのに車が必要だったり……車も持たない都会の若者は遥か前に条件からはじき出されているのが実情なのです。
その次には娯楽でしょうか?
最近は通信販売も充実してきて、家に居ても色々変える時代がやってきて実にありがたいことですけれど。
我が家を例に取れば、近くでCD買える店は一件のみ。歩いて20分。
近くで本が買える店も同じ……ですが、品ぞろえ悪いので話になりません。
新谷良子様のアルバムを買おうと思えば、アニメイトまでいかなければなりませんが、それは車で35分です。
結局は通販ですね。
これでも私の家は、この辺りじゃ交通の便の良い、一等地に近い辺りにあるんですけれども、コレです。
ついでに言えば、テレビも壊滅状態。
別にテレビと言えばアニメって訳じゃありませんが、この例が一番分かり易いので。。。

完璧に地方格差が出ておりますよね~。
つーか、どうせ深夜帯の放送枠なんざ余りまくっているんですから、その時間分にアニメを格安で引き受けてやって、兎に角大量に放映するくらいはしてくれても……。
おまけの、禁書の映画上映個所を見れば、我が四国がどういう場所かは分かってくれると思います。

って、コレを見る限り、鳥取って我が四国よりはだいぶ恵まれているような……。
兎に角、そう。
これが田舎なのです。
しかも公共工事の削減で、新たな雇用は欠片もなし。
土砂崩壊に対する維持管理もだんだんお粗末になってきて、橋のメンテナンスもそろそろ……
日本国憲法第14条
すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
……と、ありますが、どう考えても経済的社会的関係において、我が四国の人間は差別されているような。。。
まぁ、それらは経済効果という一言で片づけられるのでしょうけれど。
テレビ局はアホみたいな高額給与で社員を甘やかす前に、地域格差を解消しようとしましたか?
政治家はこの東京集中型社会を築き上げる前に、地域格差を解消しようとしましたか??
一票の格差と叫び、地方と都会の一票比率の差を叫ぶ前に、もっと別の格差を解消しなければならないのではないでしょうか??
と、田舎の人間は叫んでみます。
閑話休題。
兎に角。
住宅地を与えて定住者を確保する前に、仕事やインフラなど、幾つも解消しなければならない問題が山積みだと思うのですよ。
そしてそれらは町単独で行うべき問題でもなく……
もっと国全体が動くべき、大仕事だと思っております。。。
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