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■少年法は改正すべきか??

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未成年者の犯罪が問題になっているようです。
そこで良く名前を見るのが、少年法の改正について。

曰く、凶悪犯を未成年者として責任能力無しとするのはおかしい。
そんな甘い罰則ではすぐに出てきてまた犯罪を起こすだけ……。

そこで、ちょっと調べてみました。

少年院における、再犯率です。

han01.gif

han02-1.gif


こうしてみると、凄まじい実態が明らかになってきます。
強盗や傷害を起こすような少年犯罪は、全くもって更生していないという、どうしようもない実態が。。。
一般刑法犯全てにおいても、再犯率は31.5%とあまり更生していないように思えます。

が、しかし。

h4-6-1-01.jpg

成人が入っている刑務所での再犯率もこのザマです。
犯罪別の統計を見てみましょう。

h4-6-1-03.jpg

見る限り、強盗と傷害以外はそう大差ないどころか、少年院の方が再犯率が低い有様なのです。
特に殺人やら強姦などの、所謂凶悪犯罪においては、少年院の方がマシ、と結論付けざるを得ません。

つまりが、少年法の改正ってのは正直、あまり意味がないという結論を出さざるを得ないのです。
……私自身、少年法改正の賛成派、だったんですけど……。
自分で調べた統計データに勝る説得材料はありません、残念ながら。。。


それよりはまず刑務所の懲役期間や更生カリキュラムの改正によって、成人の再犯者を出さないように努力すべきではないか?と考えます。

と言うか。
結局のところ、クズってのは刑務所入ろうが何しようがクズで、それらは年齢に関係なく一定数存在している……ってのが正しいのではないでしょうか??
そしてそのクズに対しては現状の如何なる矯正教育も刑務所懲役も改心させるには至らない、とも言えます。
逆を言えば、そのクズを決定づける要因を見出せば……DNA鑑定や性格診断などで確認さえ取れれば、それらの犯罪者を外に出さないようにすれば、再犯率はほぼゼロに近づけることが出来る、とも言えるでしょう。

兎に角。
少年院や少年法が問題である……という考え方は、こうして統計でみる限り、あまり意味のない考え方のように思えます。
……私自身、少年法改正賛成派だったんですけどね~。



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