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今日のはふと思っただけ、なんですけれど。
私個人としまして、日本のドラマを見るよりはアニメを見ている方が好きです。
邦画を見るよりは洋画を見る方が好きです。

何故ならば、日本のドラマや映画は……あまり見ませんけれど、どうも見ていて非常に違和感、と言うか、これじゃない感……あれ、同じかな？
まぁ、そういう微妙な不快感を感じていた訳です。
その原因に気付いたのは、先日のこと。
朝の連続ドラマ小説……純と何とかとかってアレが仕事中に流れていた時のこと。

ふと仕事が入ってきたので画面から視線を逸らし、だけど話の内容は耳に入ってくる状態になりました。
その時に気付いたのです。

……うわ、こりゃ……声が、あかん。

って。
アニメでは常に声優がやっておりまして、感情込めて画像とほぼ同じ、違和感のないレベルの演技を聞いております。

……たまにソウルイーターヒロインみたいにとんでもないアレもありますが。
（なずな役の声は好きなので、アレはデビュー時にいきなりヒロインやらせた制作側が問題だと思いますが。そしてその後の小見川千明さんの凄まじい努力あってのことだと思いますが）

しかし、ドラマでは違ったのです。
声に違和感がバリバリ。
声だけを聴いてもさっきまで見ていた画面の内容と酷いチグハグ感がぬぐえないのです。
そう。
ドラマの俳優ってのは基本的に演技は上手くても（これもどうかと思う俳優は見かけますが、ジャニーズ系とか）、発声の訓練をやっている訳ではありません。
いや、やっているのかもしれませんが、声優さんたちが発声レベル１３以上（マスタークラス）だとすると、俳優さんたちのはレベル５～９程度です。
……数値は１３以外適当ですが。
ちなみにマスタークラスがレベル１３ってのは、分かる人には分かると思いますが。

そう。
日本のドラマや映画は……声がなってないのです。
……アニメに比べて。
ですから、アニメで声優さんたちの声に、演技の質に慣れきったアニメ好きの人々は、ドラマを見なくなる。
ドラマを見ても、違和感を覚えるばっかりで中身に入っていけないのですから当然ですね。
勿論、ドラマの内容そのものがアニメ好きの方々の生活や思考回路と乖離し過ぎているところもあるでしょうけれど。
基本的に人間が重んじる感覚は以下の通りらしいです。

五官による知覚の割合　　（産業教育機器システム便覧）
視覚器官　83％　　聴覚　11％　　臭覚　3.5％　　触覚　1.5％　　味覚　1.0%

その内の音声を司る部分……１１％が違和感を訴え続ければ、そりゃ変だと思いますって。
１０％以上もサイズの違う靴を履いてみて下さい。
非常に違和感を覚えるものです。

ちなみに私が洋画を（例え酷いＢ級映画でも）平然と見えるのは、英語の発音とか感情の機微なんてさっぱり分からないからでしょうね～。

そういう訳で。
日本のドラマ衰退は、声優さんたちが原因の一端を担っている気がします。
当然ながら、中間搾取による製作費の減耗、顔重視で演技力を無視した配役、くだらない脚本。
そういう主因の一端でしかありませんけれど。

ちなみに直す手段としては、俳優の必須演技能力に声優レベルの声の技能を加えればよいのです。
当然ながら俳優さんたちに負担がかかりますが、どうせ俳優なんて腐るほどいるでしょ？
もともと一握りしか生きれない世界。
声優レベルの声で演技出来ない俳優がただ廃れていくだけの話です。
イケメン俳優だのジャニーズ系だの、訳の分からない場所ばっかりこだわって声の演技力を軽視した結果がこの状況なのですから、もっと精進しなければならない訳ですね。。。

ちなみにコレはあくまで私の意見ですので、別に真実がこれだって訳ではありません。
そもそも……日本製のドラマなんてろくに見ないので、結論として俳優なんてどうでもいいから、好き勝手言わせて貰ってますが。。。


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