2ntブログ
■2011年05月

■スポンサーサイト

ブログランキング、こちらも始めました。

人気ブログランキングへ
ブログ、作ってみませんか?
こんな私でもFC2なら何とかなってます。。。
ブログ
カウンター


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



本記事に1クリックの価値くらいは見出せたって方は、ブログランキングよろしくお願いします。
            ↓↓↓↓↓
                

■違法と無法。

ブログランキング、こちらも始めました。

人気ブログランキングへ
ブログ、作ってみませんか?
こんな私でもFC2なら何とかなってます。。。
ブログ
カウンター


風邪、治りました。
完治ではありませんが、取りあえず普通に動けるくらいには
明日には何とか直っていると思いますので、今日は手軽く。。。
前回の回答は色々と手間かかるので、次回に回すことにして。


さて。
今日は、ロリータ・エロ漫画の話です。
と言うか、またしてもアホの都知事に楯突く話です。
いや、流石の私もこの発言↓にはカチンときましたので。

「大きな出版社までが何を被害妄想かなんか知らんけどね、アニメフェアやったらね『あんなとこ行かない。おれたちは幕張でやる』って言ったらね、震災が来てね両方ともパーになった。ざまあみろってんだよ」

http://www.j-cast.com/2011/05/18095851.html




まず、最初に問います。
違法無法の違いが分かりますか??

違法とは法律で罰則があるにも関わらずにそれを違反した行為を行うこと。
無法とは他者に害悪を与える行動であるにも関わらず、それを咎める法律がないこと。


……ですよね??

では、まず出版業界の聖描写を咎める法律はあるのでしょうか??
答えは……あります

刑法第175条 わいせつな文書、図画その他の物を頒布し、販売し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料に処する。販売の目的でこれらの物を所持した者も、同様とする。

と並んで、有害図書を青少年育成条例で指定する仕組みとなっています。
そして、漫画などに成年指定のコミックがあると思いますが、それが有害指定された書物ということです。


つまり、エロ漫画が成年指定を受けたコミックとして年齢制限を受けた形で販売されている以上、日本におけるポルノ図書は無法地帯ではないと言えるでしょう。


では、何故、今、この有害図書が問題になっているのか??
これら↓の画像が有害と見做されているからです。




(これ以降は18禁です)





85b58b34.jpg

2008-12-05-113.jpg
103.jpg

29-5.jpg
29-6.jpg

では、これらの画像は何が悪いのでしょう??
答えは簡単で……
誰でも買える雑誌の中にこういう性描写があるのが悪い……です。

では、その問題は何が悪いのでしょう?

1.取り締まるための現行法が無いこと
2.法律があるにも関わらず放置している行政
3.再三の行政指導を無視して売り上げを求める雑誌社
4.雑誌社の意向に逆らうことなく一般紙にエロい絵を描く作者


……どれだと思いますか??

答えは、2.と3.です。
4.にも勿論責任はあると思いますが。。。


まず、何故法律が問題ないかと言うと……
通常図書と有害図書を区分けする法律はあるからです。
そうでなければ、成年指定コミックが販売される訳がありません。

ですが、その法律は効力を失いかかっております。
一般コミックとされる漫画の中に、過激な性描写を含む上記のような作品が現れ始めたからです。
では、その原因はなんなのでしょう??

行政が指導をしてない2.を原因とするものか。
行政指導を全く無視する3.の雑誌社か。

4.の作者も悪いとは思いますが……雑誌の編集者の権力はかなり絶大で、あの鳥山明先生のドラゴンボールも最終回を伸ばし伸ばしさせられ、ピッコロ大魔王以降も酷く冗長した作品になったと聞いたことがあります。

kamesen.jpg

つまりが実質上、悪いのは行政の怠慢と、売り上げ至上主義の雑誌社でしょう。
勿論、作家自身にも問題があります。
ありますが……発行者としてあとがきの辺りに会社名と責任者名を書いてますから、その言い訳は通用しませんね。



改めて言いますが、現行法には何の問題もなかったのです。
通常図書と有害図書を区分けする法律は間違いなく存在していたのですから。。。
機能していなかったのは、区分けする行政のチェック能力と、区分けする法律の存在すら忘れていた会社の社会的責任です。


で。
都知事に発言に戻ります。

被害妄想??

そりゃ怯えるに決まってますよ。
現行法で問題ないのに、平気で法律を強化するんです。

しかも、危険と思われるくらいに区分を曖昧にした、行政の権力を強化して暴走を許してしまう類の法律を!!

いや。
幾ら法律が出来たとは言え、それが機能しない場合もままあるかもしれません。
行政を信用しろと言いたいのかもしれません。。。


ですが、その曖昧な基準で出版社を平然と追い詰めることが出来る法律を扱う行政の長が……
反対意見を平然と無視し、数の暴力によって真っ当な議論さえもしないまま、そういう法律を強権的に通す都知事なんですよ??


まさに、この画像↓状態。。。

f799e1d7d98412fd0349d1855d55a64e_400.jpg

だからこそ、出版社や漫画家の恐れは被害妄想などではありません。
何しろ、常識的に考えて有り得ない以下の三つの問題を飛び越えてこの都条例は成立しているのです。

1.現行法で対処可能だったにも関わらず、強権的な法律を作り上げた
2.新規法案の問題点を幾多も指摘されたにも関わらず、数の暴力で押し切った
3.成立後の反対意見を全て被害妄想などと言い切って聞く耳を持たない


法律を無視し、他人と議論をしようともせず勝手に決めつけ、そしてその後再度忠告しろと言われているにもそれを被害妄想と無視する。

アメリカのセイラムで起こった魔女裁判とどう違いますか??

これは、アメリカの開拓時代におこった……200名近い村人が魔女として無実のまま告発され、19名が処刑され、1名が拷問中に圧死、5名が獄死。無実の人々が次々と告発され、裁判にかけられたという、集団ヒステリーの見本のような事件です。
この事件と、都知事の都条例決定は……
1.集団ヒステリーによる数の暴力で悪を決定
2.恣意的な判断によって大きな権力を行使
3.理性的に協議する場を全く設けなかった

という点で良く似ております。


双方の意見を交わし合い、提案者が気付かなかった欠点を補完することでより良い社会を築き上げていくという、民主主義本来の理想形からは程遠い条例決定です。
と言うか、他人の意見を聞かない人間に自由主義社会で物事を決定する資格なんてないでしょう。

私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る

これこそが、自由主義・民主主義の理想の形であり、その社会に生きる人間にとって、絶対に貫かなければならない大原則なのですから!!


本記事に1クリックの価値くらいは見出せたって方は、ブログランキングよろしくお願いします。
            ↓↓↓↓↓
                

FC2カウンター

blogram

ブログ翻訳

巡回先

ブログ内ランキング

ブロとも申請フォーム

検索フォーム

カレンダー

04 | 2011/05 | 06
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ランキング

フリーエリア

メールフォーム

ご意見・ご要望・扱って欲しい時事・政治ネタ等ありましたら、メールを下さい。 善処させて頂きます。。。

名前:
メール:
件名:
本文: