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■東電の責任はどれくらいでしょうか?

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今日のエントリは自問自答という感じなので、かなり適当なんですが。

まず、今回の原発問題
私は原子力発電は積極的に推進はしないものの、しっかりと対策すれば毛嫌いする必要もない……という考え方です。
だから、別に原子力発電云々に関する情報隠蔽とか政策規模の意思決定に裏金が……とか、そういう面倒くさいことは一切考えません。

ま、「ただちに影響は無い」訳ですから……人体が放射線を浴びたことによる染色体ダメージを抜く技術さえしっかりと確立できれば、事故が起こったときに化学薬品や排ガス・火災によって近隣住民にただちに多大な損害を与える火力発電所よりも安全と言えるのに……とは思ってますけれど。

言うならば、現在は危険だけど技術力次第では火力よりも安全になる可能性を持っている。
……そんな感じですね。

話は飛びますが……足利事件で当時のDNA鑑定捜査の杜撰さが話題になりました。
尤も、アレは捜査員の方の杜撰な捜査手法が主体であり、DNA鑑定技術はその一つの因子に過ぎませんでしたが。
ですが。
今現在、DNA鑑定技術はしっかりと定着するほどに正確さを誇っております。
技術の有用さが先行し、その後に技術が追いつくということも正直な話、存在するのです。
尤も、原子力で利益を得ていた東電がその利益を役員報酬に注ぐ余裕があるならば、まっさきに放射線によるダメージ回復技術をさっさと確立しておけ……とは思うのですが。



さて、前置きが長くなりましたが本題に入ります。
東電による責任はいかほどか。

まず、今回の被害を大きくまとめますと。
1.地震による被害
2.津波による被害
3.初期行動の失策による被害。

……という感じでしょうか?
それぞれ実は分離している訳でもないのですが、それはまぁ、置いておいて。

1.の地震による被害。
これはどうしようもない……と、言いたいところなのですが。
何故か活断層の上に原発を設置するという曲芸に挑戦していますね。。。
その上、地震の際に既に幾つかの損傷が見られたとか。
今回の東日本大震災。
被害の殆どは津波によるもので、地震による被害ははっきり言って大したことはありませんでした。
地震によって亡くなった方もいらっしゃる訳ですから、言い方が良くないのは自覚しておりますが、それでも事実です。
震度は兎も角、直下型地震とそうでない地震には被害に大きな差が生じます。
そう考えると……その程度の地震で原子力発電所にダメージを被っている訳ですから……どう考えてもしっかりした地震対策を行えていたとは思えませんね。。。

2.の津波による被害。
これはもう語るまでもありません。
地震がよく発生する場所で、しかも海の側に原子炉を儲け、その挙句に非常用の発電施設を海側に作る。
完全に設計段階からの落ち度です。

3.は廃炉を恐れて着手が遅れたという訳ですから、もう同情の余地が欠片もありません。


では、以上のことを考えた上で、東電の責任を考えて見ましょう。

誰にでも分かり易く責任問題を考えられるように、交通事故で状況を把握してみましょう。

東電君が車を運転して街へ買い物へ出かけてました。
すると、街のど真ん中で突風が吹き、フロントガラスに鉢植えが衝突し、前が見えなくなりました。
慌てた東電君は必死にブレーキを踏むのですが、突風で飛んできた様々なゴミが道路に散乱している中、職場のみんなに指摘されていたくらい変な音を立てていたブレーキはまともに働かず東電君の運転する車は止まれずに歩道へ突っ込んでしまいました。
そして、道端を歩いていたお年寄りを思いっきり撥ねてしまいました。
あまりの出来事に怯えた東電君は、お年寄りの介抱すらせず車の中で震えているだけでした。
で、お年寄りは亡くなってしまいました。

その東電君が叫びます。
「車は法律通り車検に通していた! 年寄りは放っておいても死んでいたんだ! 全て突風が悪いのであって俺は悪くない!」
……と。

さて、この場合の東電君はどれくらいの責任が生じるべきでしょうか??
何となく、四角い仁鶴がま~るくおさめまっせ……ってあの番組の相談を考えている気分になりましたが。
ま、それは兎も角。
酷く身近にしてしまうと、今回の原発事故というのはこういう感じでしょう。

まず、最初に起こった災害は確かに避けようの無いものでした。
ですが、その災害に起因して日ごろのメンテナンス不足が祟り、大きな災害を招きました。
更に、初期行動によって被害を最小限に抑えれたかもしれないのに、ろくな行動を取らず、それで自分には責任がないと喚いている訳です。。。


だからこそ私は、今回の福島原発事故の東電の責任は……凡そ、7割~9割であると考えております。
災害を起因とするものの、日ごろのメンテナンスで被害は縮小出来たものである……という発想です。
そもそも、何故か東電問題を語る際には。
「国家が保障すべき」
「国家は補償すべきでない」
という二元論に落ち着く場所が多いのですよ。

それは……結論が出る筈もありません。
上記した通り、原因は確かに災害なのです。
そして、人災によって被害は拡大されたのです。
ならば……あとは責任問題。
自動車事故と同じです。
どっちが何割悪いのか?……という話ですね。
ちなみに自動車の場合、車検に通っていても日常点検ってのが義務付けられておりまして、いざという時にブレーキが効きませんでしたは、言い訳になりません。
しかも周囲の人間に指摘されていながら放置していたのですから悪質です。
その上、適切な処置をすれば助かっていたかもしれない人命を見捨てております。


コレとほぼ同じようなことを、東京電力は会社単位で行ってきた訳です。
……正直なところ、かなり悪質です。
だから、私は9割くらいが人災、甘く見てあげても7割は人災だ……と、思っているのですが。


さて、実際はどうなるのでしょうね??
少なくとも10割が天災による損害……なんてアホな結末は、国民の誰一人として許してくれるとは思えませんが。。。


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