■2009年10月
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■ラジオ体操で分かる資本主義の恐ろしさ
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こうして私は共産主義者を名乗っている訳ですが、何故共産主義かというと単に資本主義が嫌いってのが大きいのです。
何故嫌いかと言うと、資本……お金のための行動が何でも正当化されるからです。
判断基準が全てお金。
お金を持っているヤツが正義。だから金を出す方が偉い。言う事を聞け！ ってな態度が嫌いだからです。
勿論、契約とは対等なモノと法律では保証されています。
が、現実問題、資本主義社会において請負とは請け負け……金を貰う側が言う事を聞かなければならないというのが常識。。。
そういうのが我慢ならないのです。
勿論、奇麗事ではありますけれど。。。
そして、資本主義最悪最大の事例が……軍産複合体、所謂死の商人ってヤツですね。
金儲けのためなら人を殺す武器だろうが好き勝手売りつける。
勿論、需要があって供給がある訳ですし、売る側だけに問題があるなんて欠片も思っていませんが、人の死をも金儲けに使う。その態度というものが、私は大嫌いなのです。
薬剤会社なんてのもそうでしょう。人の死や病につけこんで、特許により大量の金を所得する。
……当然ながら、金がなければ新薬開発が出来ない以上、私の嫌悪がただの感傷に過ぎないというのは重々承知の上なのですけれど、それでも、金が無いというだけで救われない命があるという事実は……資本主義を嫌う理由となってもおかしくないでしょう。
ですが、私もただ資本主義を嫌うだけではありません。
資本主義社会に生きてきた中で、資本主義の利点、欠点も色々と承知しております。
特に、資本主義の最大の長所……私が恐ろしいと思う点が一つあります。
その資本主義の真の恐ろしさとは、金儲けのために人の命をも玩ぶということではありません。
金儲けのために人の命をも長引かせる。
これこそが真に恐ろしいと思うのです、。。。
その恐怖を生み出す一つの事例……即ち、ラジオ体操です。
ラジオ体操の起源をご存知でしょうか？
アメリカのメトロポリタン生命保険会社によって考案されたのが大本です。
良いですか？ 生命保険会社なんですよ？
つまり、契約者が病気になったり死んだりして金を払うのを最小に抑え、逆に健康な人間からがっぽりと保険料を分捕るために……必死に考案した。
それがラジオ体操というものです。
何が恐ろしいかって、金儲けのために他人を長生きさせよう。その発想が恐ろしいのです。
人間、誰だって死にたくありません。
たまに自殺者も居りますが、アレは死にたくて死んでいる訳じゃなく、現実から逃げたくて死んでいるだけです。本当に死にたくて死んでいる人間なんて……恐らく、ゼロに等しいでしょう。
つまり、保険会社は金儲けがしたいから、契約相手を長生きさせる。
契約相手は死にたくないからラジオ体操を行う。
両者の利害が一致した訳で、ラジオ体操が広まったのは当然だったと言えるでしょう。
この、両者の利害が一致するという、当然のようでなかなか生まれない等式。
それを発生させた場合の相乗効果。それこそが資本主義の真の恐ろしさだと思うのです。
簡単なことと思う無かれ。
商売と言うか取引ってのは基本的に需要と供給の関係なのですが、本当に両者の希望が一致する例なんて滅多にありません。
双方が落としどころに寄っていき、妥協して生まれるのが取引です。
その中で両者の利害が完全に一致するなど……同時に二人の人間が放った銃弾と銃弾が空中衝突するくらいの確率だと思います。
まずあり得ない確率でしょう。
その確率をラジオ体操の例のように引き起こしてしまうのも、資本主義だからと言えるでしょう。
当然ながら全員が協力して生産を行うという共産主義方式では、利害の完全一致はまずあり得ないでしょう。そして、その利害の完全一致が相乗的に波及していくことも、まずあり得ません。
特にこの……相乗的な波及が出来る出来ないの差は大きいのです。
１＋１を無茶苦茶な数字に跳ね上げる訳ですから、論外の生産性と言えます。こんな詐欺みたいな数式を持ち出してくる相手に、まともに勝負なんて出来る筈もありません。
はっきり言って……この点だけにおいては、共産主義では資本主義に勝てないと断言できます。
勿論、両者共に長所・短所がありますから、後はそれぞれの判断になるのですけれども。。。
そして、その上で、私は資本主義に自由主義が重なった場合の弊害が大き過ぎると思うため、全体主義と共産主義をもっと進めるべきだと主張している訳ですけれども。。。
尤も……資本主義に全体主義が重なった中華人民共和国みたいなのがある以上、結局はその民衆の人間性が全てなのだと思う今日この頃なのですが……
……ちょっと寝不足なので話の筋、通ってるか自信ありませんが。
私の近辺には台風の被害はなかったのですが、私の睡眠時間は大いに削ってくれました。。。
被災された方から見れば、イチイチ言葉に出すほどでもないような、下らないダメージなのでしょうけれども。。。
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何故嫌いかと言うと、資本……お金のための行動が何でも正当化されるからです。
判断基準が全てお金。
お金を持っているヤツが正義。だから金を出す方が偉い。言う事を聞け！ ってな態度が嫌いだからです。
勿論、契約とは対等なモノと法律では保証されています。
が、現実問題、資本主義社会において請負とは請け負け……金を貰う側が言う事を聞かなければならないというのが常識。。。
そういうのが我慢ならないのです。
勿論、奇麗事ではありますけれど。。。
そして、資本主義最悪最大の事例が……軍産複合体、所謂死の商人ってヤツですね。
金儲けのためなら人を殺す武器だろうが好き勝手売りつける。
勿論、需要があって供給がある訳ですし、売る側だけに問題があるなんて欠片も思っていませんが、人の死をも金儲けに使う。その態度というものが、私は大嫌いなのです。
薬剤会社なんてのもそうでしょう。人の死や病につけこんで、特許により大量の金を所得する。
……当然ながら、金がなければ新薬開発が出来ない以上、私の嫌悪がただの感傷に過ぎないというのは重々承知の上なのですけれど、それでも、金が無いというだけで救われない命があるという事実は……資本主義を嫌う理由となってもおかしくないでしょう。
ですが、私もただ資本主義を嫌うだけではありません。
資本主義社会に生きてきた中で、資本主義の利点、欠点も色々と承知しております。
特に、資本主義の最大の長所……私が恐ろしいと思う点が一つあります。
その資本主義の真の恐ろしさとは、金儲けのために人の命をも玩ぶということではありません。
金儲けのために人の命をも長引かせる。
これこそが真に恐ろしいと思うのです、。。。
その恐怖を生み出す一つの事例……即ち、ラジオ体操です。
ラジオ体操の起源をご存知でしょうか？
アメリカのメトロポリタン生命保険会社によって考案されたのが大本です。
良いですか？ 生命保険会社なんですよ？
つまり、契約者が病気になったり死んだりして金を払うのを最小に抑え、逆に健康な人間からがっぽりと保険料を分捕るために……必死に考案した。
それがラジオ体操というものです。
何が恐ろしいかって、金儲けのために他人を長生きさせよう。その発想が恐ろしいのです。
人間、誰だって死にたくありません。
たまに自殺者も居りますが、アレは死にたくて死んでいる訳じゃなく、現実から逃げたくて死んでいるだけです。本当に死にたくて死んでいる人間なんて……恐らく、ゼロに等しいでしょう。
つまり、保険会社は金儲けがしたいから、契約相手を長生きさせる。
契約相手は死にたくないからラジオ体操を行う。
両者の利害が一致した訳で、ラジオ体操が広まったのは当然だったと言えるでしょう。
この、両者の利害が一致するという、当然のようでなかなか生まれない等式。
それを発生させた場合の相乗効果。それこそが資本主義の真の恐ろしさだと思うのです。
簡単なことと思う無かれ。
商売と言うか取引ってのは基本的に需要と供給の関係なのですが、本当に両者の希望が一致する例なんて滅多にありません。
双方が落としどころに寄っていき、妥協して生まれるのが取引です。
その中で両者の利害が完全に一致するなど……同時に二人の人間が放った銃弾と銃弾が空中衝突するくらいの確率だと思います。
まずあり得ない確率でしょう。
その確率をラジオ体操の例のように引き起こしてしまうのも、資本主義だからと言えるでしょう。
当然ながら全員が協力して生産を行うという共産主義方式では、利害の完全一致はまずあり得ないでしょう。そして、その利害の完全一致が相乗的に波及していくことも、まずあり得ません。
特にこの……相乗的な波及が出来る出来ないの差は大きいのです。
１＋１を無茶苦茶な数字に跳ね上げる訳ですから、論外の生産性と言えます。こんな詐欺みたいな数式を持ち出してくる相手に、まともに勝負なんて出来る筈もありません。
はっきり言って……この点だけにおいては、共産主義では資本主義に勝てないと断言できます。
勿論、両者共に長所・短所がありますから、後はそれぞれの判断になるのですけれども。。。
そして、その上で、私は資本主義に自由主義が重なった場合の弊害が大き過ぎると思うため、全体主義と共産主義をもっと進めるべきだと主張している訳ですけれども。。。
尤も……資本主義に全体主義が重なった中華人民共和国みたいなのがある以上、結局はその民衆の人間性が全てなのだと思う今日この頃なのですが……
……ちょっと寝不足なので話の筋、通ってるか自信ありませんが。
私の近辺には台風の被害はなかったのですが、私の睡眠時間は大いに削ってくれました。。。
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