■2009年10月
■日本人の致命的構造欠陥。
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と言っても私の主観ではありますけれど。。。
日本の経済システムの欠陥は、貯蓄過多であるというのはご存知のとおりだと思います。
そして、その貯蓄は高齢者が多数を占め……日本の貯蓄の6割以上が60歳以上に占められている。
……即ち、高齢者による富の寡占。
それが日本の抱える、経済的欠陥だと言えるでしょう。
では、何故そうなったかを考えます。
結論として……非常に間抜けな結論が出ましたが、そこに至るまでの経緯は簡単です。
まず、日本で貯蓄が進む理由の一つに国民性があります。
農耕民族ならではの、貯蓄志向という訳ですね。
正直な話、これは改善のしようがないので没。無視します。
はっきり言って、DNAに刻み込まれている記憶です。
肉を食べれば治るとか、そういう問題ではありません。
治す手段としまして……別のDNAを混ぜるという手段があります。
ユダヤ人みたいな貯蓄型、ドイツ人みたいな堅実型のDNAではなく、もっと浪費するタイプの……短絡的浪費タイプのアメリカ人DNAや、破滅的浪費タイプの韓国人DNAを日本人に導入し尽くせば、日本人の貯蓄志向は治るのでしょうが……前者は多少仕方ないとは思いますけれど、後者は死んでも御免です。。。
という訳で、別の理由を考えます。
日本人が貯蓄する理由の一つ……それは即ち、政府不信だと思います。
年金がダメ。政治がダメ。行政がダメ。
ただでさえ日本人という国民性は、お上といって政治・行政を自分たちと乖離した出来事だと見なす癖があります。
……士農工商時代の弊害でしょうか?
政治が乖離されているからこそ、政治を知ろうともせず……知ろうとしないからこそ、一つダメなところを見つけると、政治全てがダメだと思い込んでしまうのでしょうね。。。
そういう訳で、マスメディアの煽りに加速される形で、日本人の政治不信は極限を極めてしまいました。
何しろ、年金がまともに貰えないと思っている人間が多数を占めていますからね。
年金暮らしの年寄りでさえ、将来の年金を不安に思っている始末。。。
確かに年金問題は洒落にならない出来事です。
アレは公務員の怠惰ではなく、業務上横領……国家反逆に等しい行為です。
時効とか言っている場合ですか。。。
それ以前に、行政の……公務員の仕出かした出来事が、何故自民党の所為にされているのかがちょっと疑問ではありますが、ま、それは兎も角。。。
年金を不安に思っている年寄りや、若者は……何故か貯蓄をしています。
将来に備えないと不安だから……だそうです。
ここで、私は思いっきり首を傾げてしまいます。
貯蓄をする=銀行に預けるでしょう?
貴方たちは銀行をそこまで信頼しているのですか?
……日本国を……国家を信頼して居ないのに??
はっきり言います。
日本の銀行が信頼されているのは……破綻しても預金を一千万円まで保証してくれるという制度があるから。つまりは、国家があるからこそです。
そして、年金も国家制度として存在しています。つまり、国家が保証している訳です。
……年金が信用できない貴方たちが、何故国家が保証してくれている銀行を信用しているんですか??
この信用関係の明らかな齟齬。
それこそが日本人の精神における致命的構造欠陥だと言えるでしょう。
よくよく考えて下さい。
銀行ってのは所詮、数億円、数十億円規模の民間機関でしかありません。
確かに動かしている金は、大きな銀行になれば凄まじい数字になります。
ですが、それでも……国家からしてみれば、小魚にも等しい存在です。
日本国という豪華客船に乗っているのが不安だから……って理由で、嵐の海の中に救命ボートで漕ぎ出そうとするバカの群れ。
これが日本人の精神構造を最も分かり易く表現した構図じゃないでしょうか?
昔、杞の国に一人の男が居ました。
空が……コロニーが堕ちてくる!! どうしよう!!
ってな具合に毎日毎日悩んで憂いて生活出来ません。
まぁ、彼を助けるために一人の年寄りが云々と話が繋がるのですけれど。。。
それを杞憂と言います。
今の日本人の行動と何処が違うというのでしょう?
いや、この男の行動よりも日本人の方が遥かに酷いです。
何しろ、空が堕ちてくると心配する余り、崩落の危険がある洞窟の中に逃げ込んでいる。
……それが現在の日本人の行動そのものなのですから。。。
ちなみに、今回の記事では日本人の精神における致命的構造欠陥を挙げましたが。。。
治す術は正直、見つかりません。
まず、第一に行政を、政治を信頼することが大前提なのですが……
バカな鳩がマニフェストで国家規模の詐欺を行ったため、これから政治信頼を取り戻すのは十年単位で時間が必要なのが目に見えています。
行政を信頼しようにも、天下り・年金問題と幾つも幾つも問題が山積みで……そして、行政を全て一つのものとして国民が捉えている限り、行政の信頼を回復する日は遠そうです。。。
第二としまして。
マスメディアの不安を煽る報道を何とかするしかないのですが……
これも下手に介入すると、報道の自由を奪う結果となりかねません。
隣の半島……南北共に言えることですけれど、自国に有利な報道しか流さない国家が如何に惨めで、如何に狂って見えるか……ご存知の方も多いと思います。。。
上手く報道の腐敗だけを取り除く手段があれば良いのですけれど……
第三としまして。
政治が下手に銀行を庇うのを辞めて……銀行が幾つか潰れれば良いのかもしれません。
そうすれば、預金が安全でないと分かった富裕層が、何かに投資すべく動き出します。
積み立てを必死で貯めていた年寄りには可哀想な結末になるので、この方策も良いとは言えないのが問題でしょうけれども。。。
……結局。
失われた信用というのは、取り戻すのに長い時間がかかるのです。
だからこそ、この件に関して特効薬は見つからない訳ですし……
だからこそ、信用を無くさないために、我々も政府も、お互いに頑張らなければならない。
そうやって堅実に地道に進んで行くことが、こういう事態に陥らないための、唯一にして延々と続く道のりだというだけなのですね。。。
本記事に1クリックの価値くらいは見出せたって方は、ブログランキングよろしくお願いします。
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日本の経済システムの欠陥は、貯蓄過多であるというのはご存知のとおりだと思います。
そして、その貯蓄は高齢者が多数を占め……日本の貯蓄の6割以上が60歳以上に占められている。
……即ち、高齢者による富の寡占。
それが日本の抱える、経済的欠陥だと言えるでしょう。
では、何故そうなったかを考えます。
結論として……非常に間抜けな結論が出ましたが、そこに至るまでの経緯は簡単です。
まず、日本で貯蓄が進む理由の一つに国民性があります。
農耕民族ならではの、貯蓄志向という訳ですね。
正直な話、これは改善のしようがないので没。無視します。
はっきり言って、DNAに刻み込まれている記憶です。
肉を食べれば治るとか、そういう問題ではありません。
治す手段としまして……別のDNAを混ぜるという手段があります。
ユダヤ人みたいな貯蓄型、ドイツ人みたいな堅実型のDNAではなく、もっと浪費するタイプの……短絡的浪費タイプのアメリカ人DNAや、破滅的浪費タイプの韓国人DNAを日本人に導入し尽くせば、日本人の貯蓄志向は治るのでしょうが……前者は多少仕方ないとは思いますけれど、後者は死んでも御免です。。。
という訳で、別の理由を考えます。
日本人が貯蓄する理由の一つ……それは即ち、政府不信だと思います。
年金がダメ。政治がダメ。行政がダメ。
ただでさえ日本人という国民性は、お上といって政治・行政を自分たちと乖離した出来事だと見なす癖があります。
……士農工商時代の弊害でしょうか?
政治が乖離されているからこそ、政治を知ろうともせず……知ろうとしないからこそ、一つダメなところを見つけると、政治全てがダメだと思い込んでしまうのでしょうね。。。
そういう訳で、マスメディアの煽りに加速される形で、日本人の政治不信は極限を極めてしまいました。
何しろ、年金がまともに貰えないと思っている人間が多数を占めていますからね。
年金暮らしの年寄りでさえ、将来の年金を不安に思っている始末。。。
確かに年金問題は洒落にならない出来事です。
アレは公務員の怠惰ではなく、業務上横領……国家反逆に等しい行為です。
時効とか言っている場合ですか。。。
それ以前に、行政の……公務員の仕出かした出来事が、何故自民党の所為にされているのかがちょっと疑問ではありますが、ま、それは兎も角。。。
年金を不安に思っている年寄りや、若者は……何故か貯蓄をしています。
将来に備えないと不安だから……だそうです。
ここで、私は思いっきり首を傾げてしまいます。
貯蓄をする=銀行に預けるでしょう?
貴方たちは銀行をそこまで信頼しているのですか?
……日本国を……国家を信頼して居ないのに??
はっきり言います。
日本の銀行が信頼されているのは……破綻しても預金を一千万円まで保証してくれるという制度があるから。つまりは、国家があるからこそです。
そして、年金も国家制度として存在しています。つまり、国家が保証している訳です。
……年金が信用できない貴方たちが、何故国家が保証してくれている銀行を信用しているんですか??
この信用関係の明らかな齟齬。
それこそが日本人の精神における致命的構造欠陥だと言えるでしょう。
よくよく考えて下さい。
銀行ってのは所詮、数億円、数十億円規模の民間機関でしかありません。
確かに動かしている金は、大きな銀行になれば凄まじい数字になります。
ですが、それでも……国家からしてみれば、小魚にも等しい存在です。
日本国という豪華客船に乗っているのが不安だから……って理由で、嵐の海の中に救命ボートで漕ぎ出そうとするバカの群れ。
これが日本人の精神構造を最も分かり易く表現した構図じゃないでしょうか?
昔、杞の国に一人の男が居ました。
空が……コロニーが堕ちてくる!! どうしよう!!
ってな具合に毎日毎日悩んで憂いて生活出来ません。
まぁ、彼を助けるために一人の年寄りが云々と話が繋がるのですけれど。。。
それを杞憂と言います。
今の日本人の行動と何処が違うというのでしょう?
いや、この男の行動よりも日本人の方が遥かに酷いです。
何しろ、空が堕ちてくると心配する余り、崩落の危険がある洞窟の中に逃げ込んでいる。
……それが現在の日本人の行動そのものなのですから。。。
ちなみに、今回の記事では日本人の精神における致命的構造欠陥を挙げましたが。。。
治す術は正直、見つかりません。
まず、第一に行政を、政治を信頼することが大前提なのですが……
バカな鳩がマニフェストで国家規模の詐欺を行ったため、これから政治信頼を取り戻すのは十年単位で時間が必要なのが目に見えています。
行政を信頼しようにも、天下り・年金問題と幾つも幾つも問題が山積みで……そして、行政を全て一つのものとして国民が捉えている限り、行政の信頼を回復する日は遠そうです。。。
第二としまして。
マスメディアの不安を煽る報道を何とかするしかないのですが……
これも下手に介入すると、報道の自由を奪う結果となりかねません。
隣の半島……南北共に言えることですけれど、自国に有利な報道しか流さない国家が如何に惨めで、如何に狂って見えるか……ご存知の方も多いと思います。。。
上手く報道の腐敗だけを取り除く手段があれば良いのですけれど……
第三としまして。
政治が下手に銀行を庇うのを辞めて……銀行が幾つか潰れれば良いのかもしれません。
そうすれば、預金が安全でないと分かった富裕層が、何かに投資すべく動き出します。
積み立てを必死で貯めていた年寄りには可哀想な結末になるので、この方策も良いとは言えないのが問題でしょうけれども。。。
……結局。
失われた信用というのは、取り戻すのに長い時間がかかるのです。
だからこそ、この件に関して特効薬は見つからない訳ですし……
だからこそ、信用を無くさないために、我々も政府も、お互いに頑張らなければならない。
そうやって堅実に地道に進んで行くことが、こういう事態に陥らないための、唯一にして延々と続く道のりだというだけなのですね。。。
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