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今日のはデータに基づいた訳でもなんでもない、ただの推論ですのでそのつもりで。。。
と言うか、昨夜は19時から飲み会。
(お陰でブログ更新はこうして昼過ぎに成り果てた訳です)
日付変更した後も二時間ばかりアルコールの虜となっていましたので、少しばかり頭脳の回転力が落ちている気がする訳ですけれど。
ま、二日酔いになってる訳でもないので、そこまで見苦しい文章にはならないと思います。。。


……そんな訳で今日のお話は子供手当てが招く最も恐ろしい効果について。


日本国自体には金が有り余っているのは、日本国の持つ債権が世界最高である事実からも明らかな通り。
勿論、政府自身が持つ赤字国債が世界最高クラスというのもまた事実なんですけれど、国家としては最高の金持ちなのです。
何故日本国が金を持っているかというと、貿易で他国から奪い取ったのが原因です。
奪い取るという言い方は悪いですね。正当な取引によって日本製品を売り払い、その対価として正当に利益を得ただけですから。

その結果として、日本企業は膨大なドルを得ることに成功しました。
……何故ドルかと言うと、他国間での貿易は基軸通貨であるドルが用いられるからですね。
そのドルも、ただ持っているだけでは日本企業は扱えません。日本企業で働く日本人に報酬を渡そうとするならば、必ずそのドルを円に変えなければなりません。

ここで変動為替が成立します。
企業はドルが不要、円が必要となる訳です。
円の需要は高まり、ドルは供給される。つまり、円高ドル安を招きます。
つまり、現在の円高は日本企業が頑張り過ぎちゃった結果、円が高くなり……日本の貿易企業は厳しくなっている訳なのです。
まぁ、自業自得と言えば少し語弊がありますけれど、日本製品があまりにも強すぎるため、こういう事態に陥っている訳ですね。
……こうして変動為替というシステムは、一つの国家から産出される製品が強くなり過ぎないようにブレーキをかける仕組みになっている訳です。
逆もまた然り。一国が貿易赤字になり過ぎると……その国家の通貨は安くなり、輸入が厳しくなる替わりに輸出が有利になる訳です。

このシステムに乗っからず、為替を固定することで輸出規模を維持しようと目論むのが現在の中国
このシステムがあるのにも関わらず、強力なドイツが背後に控えるユーロの信頼を傘に、一人負けし続けたのがギリシアだったという訳ですね。

ちなみに、変動為替システムによって日本企業が交換することにしたドルは、日本銀行が入手します
そのドルの扱いに困った日本銀行は、アメリカ国債を購入するなどして、利鞘を少しくらいは稼ごうとしています。
そう、アメリカ国債購入というのは別にアメリカ政府に対して圧力をかけるためでも、アメリカ政府に恭順の意を示すためのものでもありません。
単に、余ったドルの持っていく先がないだけの話です。
と言うか、政府は米国債なんて買わずにドルを円に交換して国内で使えとかいう方々がいらっしゃいますけれど、このドルを円に変えると、ますます円高が進み……日本企業が壊滅しちゃうでしょうね。
加えて、日本企業は海外での稼ぎを海外で消化しようとする節があり、どうも日本国内に金を還元しないという癖があるので、今程度の円高に収まっているのも事実なんですけれど。

ま、この話はそれだけ日本企業が強すぎるという話程度に思ってもらうとしまして。。。


そんな訳で、日本は強力過ぎ、変動為替制のブレーキがありながらも、未だに凶悪な貿易黒字を誇っております。

そして、子供手当ては政府赤字を垂れ流しつつも、国民に円を配ります。
いや、日本国民だけでなく、海外の子供にまでも円を配ろうとしています。

ならば、その円はどうなりますか??
間違いなく他の通貨に交換して、相手の国家で使われるでしょう。
……つまり、日本円の供給が加速されます。
皆さんがお待ちかねの円安の時間です。

そう。この政策は間違いなく円安を生みます。
いや、日本政府による円安誘導策と取られても仕方ありません。。。

そうなるとどうなるでしょう?
この世界不況のご時世です。各国は国内の需要不足……即ち、不況に悩んでいるのが現状です。
特にアメリカは自国の需要不足を補うために保護貿易に乗り出しております。
そればかりか、自国の需要が足りないため、他国の需要を分捕ろうという政策を推し進めると発表しました。

アメリカがそれを行うのは理解できます。
何しろあの国家には、反論を許さない武力という裏づけがありますから。。。
ですが、日本が他国の需要を奪う作戦に出ればどうなるでしょう??

……答えは簡単で、先日のトヨタ叩きを始めとする日本パッシング……で済めば可愛いものでしょう。
下手すれば……各国が日本企業に対する制裁措置を行うか……あまりにも世界中の国民感情が悪化したのならば、完全に戦争を引き起こしかねないのです。。。
大体、食料自給率がここまで低い日本が諸外国の機嫌を損ねると、それだけで滅びます。


勿論、これはただの推論ですし、民主主義という制度は……貿易による交流利益によって、戦争を起こせば起こした側にも不利益になる……そうやって侵略防止を促す制度である以上、戦争が起こるというのは言い過ぎかもしれません。
ですが、このご時世に自国の利益ばかりを求め、他国の利益を奪うという政策方針は、日本の信頼というものを大きく損ねると断言できます。


結局のところ。

私は子供手当て自体にも反対するつもりはありませんし前回参照)、諸外国に富をばら撒くことで輸出企業を助けようという国家戦略に反対するつもりもありません。
ですが、諸外国に富をばら撒くならばら撒くで、台湾・チリ・トルコ等への災害復旧支援ODAによる発展途上国支援IMFへの資金提供などなど……もっと日本の国力を見せつけ、信頼を得る戦略を打ち立てることこそ、日本国としての資金の使い道だと思うのです。
私個人としましては、中国のチベットやその他の未だに開発が進んでいない上に政府が統治に苦慮している土地を信託統治させて貰い、貿易黒字であり余ったドルを使って膨大な土地改良を行うことで、安価で安全な食糧生産基地を作るような戦略を打ち立てることこそ、日本の取るべき国家戦略だと思うのですけれども。。。

あ~。何処かで聞いたような戦略だと思ってみれば、実は……第二次世界大戦前、満州国を日本が打ち立てたあの戦略ですね。
こうして考えると、あの戦略、実はしっかりとしていたんですよね。
あんまり日本が上手くやり過ぎたから……黄色人種の癖に白人を超える成長戦略を見せ付けたから、酷く嫌われて……戦争を引き起こしてしまいましたけれども。。。


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