■2010年11月
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■未だに納得いかない話。。。
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今日は単なる愚痴ですので、読み飛ばしも可です。
いや、本当に。
小学校時代のお話なんですけどね。。。
うちの小学校はお昼休みに物語を流しておりました。
それらは主に童話などであり、殆どが記憶の欠片にも残っていない内容なのです。
ですが、未だに納得がいかないお話が一つあるのです。
凡そ２０年前の話を、記憶だけで再現しますので間違いだらけではありますが。。。
メアリ（適当）という少女がパン屋で働いておりました。
彼女の実家は貧しく、日々パンの一切れも食べられないことがありましたから、パン屋で働くことが楽しくて仕方ありません。
勿論、仕事は忙しかったし辛いこともありましたが、それでもパンに囲まれる仕事を彼女はとても気に入っておりました。
そんな毎日を送るメアリは一人だけ気になるお客さんがおりました。
向かいのアパートに住む眼鏡をかけた学生だろう彼は、毎日毎日、お店で一番安いコッペパンばかりを沢山買っていくのです。
他にも美味しそうなパンは一杯あるのに、よほど貧しいのは、一番安いコッペパンばかり。
メアリはそんな彼のことが気になって気になって仕方ありません。
毎日毎日夜遅くまで部屋を灯して勉強しているだろう彼が、毎日毎日そんな安いものを食べているのを想像したメアリは、不意に思いつきます。
彼の買っていくパンにバターを挟んであげようと。
毎日毎日味気ないパンばかりを食べている彼は、そんな不意の親切にどんな顔をするだろうかと、そう考えただけでメアリは微笑みながら、彼の買っていくコッペパンにバターを挟み込みました。
次の日。
その青年がパン屋に来た途端、突然怒鳴ります。
「何てことをしてくれたんだ！！ お前の所為で全てが台無しになってしまった！！」
そう言って去っていった彼の剣幕に戸惑うメアリに、彼の友人が事情を語ります。
「彼は画家（建築家だったかも）で、数日後のコンクールに向けて毎日毎日キャンパスに絵（図面？）を描いていたんだ。それを消すためにコッペパンを使っていた。
そのパンの中にバターが入っていたから、今日までの努力が全て無駄になってしまった。
そして、彼は夢破れて田舎に帰っていくしかなくなったのだ……と。
その話を聞いたメアリは、自分の起こした行動の愚かさを知って、泣き崩れるのでした。。。
……と、私の記憶にある限りではこんな感じの物語でした。
流石に人物名までは覚えておりませんので、名前は適当なんですが。
……この話を小学生に聞かせる意味って何なのでしょう？？
正直な話、私はこの話から一つの教訓しか浮かびません。
「小さな親切、大きなお世話」
少なくとも小学生に教える内容ではありませんわな。
確かに親切心から行ったことでも、相手の事情を考えずに行えばそれは罪悪になることもある……とも取れますが、このメアリ（仮）はその事情を知らなかったのです。
知らなければ何をしても良いではありませんが、親切心から行動を起こす行為を阻害するこの教育を小学生にする行為が何らかの意味があったとも思えません。
現実に、私はこの話が延々と納得いかず、だけど親切で他人を助ける行為が果たして良いことなのかどうか……当時の私はかなり悩んだ覚えがあります。
だからこそ、この話をここまで覚えているのですが。。。
当時の私が何とか自分の中で折り合いをつけた結論は……「食べ物を無駄にするヤツはその報いを受ける」だったのですが。。。
……正直な話、私の受けた教育が今問題になっている日教組関係の洗脳教育だったかどうかは全く分かりません。
何しろ私は真っ当に授業を受けるような子供ではなかったので……事実、私を含む三バカ連中によって学級崩壊を引き起こした経験もあります。
１０年くらい前に流行した時代の最先端を、その更に１０年くらい前に起こしていた訳ですな。
……いや、子供の頃の話で、今は非常に反省しておりますが。
それでも、創作された物語が好きな私は、未だにこの物語の意義というか定義が理解出来ずに、こうして納得出来ないまま２０年間を過ごしたという訳です。
ま、この通り……今回は本当に全く何の意味もないエントリだった訳ですが。。。
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いや、本当に。
小学校時代のお話なんですけどね。。。
うちの小学校はお昼休みに物語を流しておりました。
それらは主に童話などであり、殆どが記憶の欠片にも残っていない内容なのです。
ですが、未だに納得がいかないお話が一つあるのです。
凡そ２０年前の話を、記憶だけで再現しますので間違いだらけではありますが。。。
メアリ（適当）という少女がパン屋で働いておりました。
彼女の実家は貧しく、日々パンの一切れも食べられないことがありましたから、パン屋で働くことが楽しくて仕方ありません。
勿論、仕事は忙しかったし辛いこともありましたが、それでもパンに囲まれる仕事を彼女はとても気に入っておりました。
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向かいのアパートに住む眼鏡をかけた学生だろう彼は、毎日毎日、お店で一番安いコッペパンばかりを沢山買っていくのです。
他にも美味しそうなパンは一杯あるのに、よほど貧しいのは、一番安いコッペパンばかり。
メアリはそんな彼のことが気になって気になって仕方ありません。
毎日毎日夜遅くまで部屋を灯して勉強しているだろう彼が、毎日毎日そんな安いものを食べているのを想像したメアリは、不意に思いつきます。
彼の買っていくパンにバターを挟んであげようと。
毎日毎日味気ないパンばかりを食べている彼は、そんな不意の親切にどんな顔をするだろうかと、そう考えただけでメアリは微笑みながら、彼の買っていくコッペパンにバターを挟み込みました。
次の日。
その青年がパン屋に来た途端、突然怒鳴ります。
「何てことをしてくれたんだ！！ お前の所為で全てが台無しになってしまった！！」
そう言って去っていった彼の剣幕に戸惑うメアリに、彼の友人が事情を語ります。
「彼は画家（建築家だったかも）で、数日後のコンクールに向けて毎日毎日キャンパスに絵（図面？）を描いていたんだ。それを消すためにコッペパンを使っていた。
そのパンの中にバターが入っていたから、今日までの努力が全て無駄になってしまった。
そして、彼は夢破れて田舎に帰っていくしかなくなったのだ……と。
その話を聞いたメアリは、自分の起こした行動の愚かさを知って、泣き崩れるのでした。。。
……と、私の記憶にある限りではこんな感じの物語でした。
流石に人物名までは覚えておりませんので、名前は適当なんですが。
……この話を小学生に聞かせる意味って何なのでしょう？？
正直な話、私はこの話から一つの教訓しか浮かびません。
「小さな親切、大きなお世話」
少なくとも小学生に教える内容ではありませんわな。
確かに親切心から行ったことでも、相手の事情を考えずに行えばそれは罪悪になることもある……とも取れますが、このメアリ（仮）はその事情を知らなかったのです。
知らなければ何をしても良いではありませんが、親切心から行動を起こす行為を阻害するこの教育を小学生にする行為が何らかの意味があったとも思えません。
現実に、私はこの話が延々と納得いかず、だけど親切で他人を助ける行為が果たして良いことなのかどうか……当時の私はかなり悩んだ覚えがあります。
だからこそ、この話をここまで覚えているのですが。。。
当時の私が何とか自分の中で折り合いをつけた結論は……「食べ物を無駄にするヤツはその報いを受ける」だったのですが。。。
……正直な話、私の受けた教育が今問題になっている日教組関係の洗脳教育だったかどうかは全く分かりません。
何しろ私は真っ当に授業を受けるような子供ではなかったので……事実、私を含む三バカ連中によって学級崩壊を引き起こした経験もあります。
１０年くらい前に流行した時代の最先端を、その更に１０年くらい前に起こしていた訳ですな。
……いや、子供の頃の話で、今は非常に反省しておりますが。
それでも、創作された物語が好きな私は、未だにこの物語の意義というか定義が理解出来ずに、こうして納得出来ないまま２０年間を過ごしたという訳です。
ま、この通り……今回は本当に全く何の意味もないエントリだった訳ですが。。。
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