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延坪島で５０発以上着弾、民家にも　兵士２人死亡、住民など２０人負傷

　【ソウル＝加藤達也】韓国合同参謀本部によると、２３日午後２時３５分ごろ、韓国が海の軍事境界線と定める北方限界線（ＮＬＬ）に近い韓国西方沖の延坪（ヨンピョン）島と周辺の黄海水域に、北朝鮮側から砲撃があり、５０発以上が着弾、多数の民家が炎上した。韓国軍が応戦し南北双方で交戦となった。交戦で韓国軍兵士２人が死亡、兵士や住民２０人が重軽傷を負った。韓国側は、警戒水準を最高度に引き上げ、北朝鮮に対する警戒を強めている。

　現場付近の海域ではこの日午前、韓国軍が通常の射撃訓練を行っていた。韓国軍などの情報では、北朝鮮からの砲撃は１時間あまりにわたり断続的に加えられた。金泰栄国防相は、北朝鮮の砲撃は５０発余りで、韓国軍の応戦は約８０発だったとしている。韓国側は戦闘機を緊急出動させ、警戒水準を最高度に引き上げた。

　ＫＢＳテレビは、島の数カ所から黒煙が上がる様子とともに砲撃音を伝えた。着弾地付近の山林では山火事が起き、家屋６０～７０軒が炎上、住民は防空壕（ごう）に逃げ込んだり、漁船で脱出したりしているという。住民に多数の死傷者が出ているとの情報もある。韓国空軍は航空機で上空から監視、偵察飛行を続けている。

　この事態を受け、李明博大統領は青瓦台（大統領府）で安全保障関係閣僚会議を緊急招集し、対応策を協議、「断固対応し、状況を悪化させないため万全を期すよう」指示した。

　北朝鮮側は２３日午前、韓国軍の訓練に対し、「射撃を行えば黙っていない」とする内容の通知文を送っていたという。

　ＮＬＬ付近の海域では南北間の銃撃戦がこれまでにも起きているが、民間人が被害を受けた陸地への砲撃は１９５３年の朝鮮戦争休戦以降来初めて。北朝鮮は今年１月と８月にもＮＬＬ付近の海域に砲撃を加えていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101123-00000547-san-int

来るべき時が来てしまった……という雰囲気でしょうか？？
私は戦争自体は好きですけれど、戦争で死亡者や犠牲者が出るのは大嫌いというへそ曲がりです。

戦争するならば、人型ロボット同士を戦わせ……
１．頭部を破壊されたものは失格となる（補足：かすり傷程度なら失格にはならない）
２．相手のコクピットを攻撃してはならない（補足：試合中の過失による搭乗者の殺傷は認められる）
３．破壊されたのが頭部以外であれば、何度でも修復することが出来る
４．双方での協議した上で、同数での闘いが原則である。
５．国家の代表である搭乗者は、その威信と名誉を汚してはならない
６．限定された区間内での戦闘を厳守させる。
……という条件の元で戦争すれば良いと思っております。
ぶっちゃけ、この条件だと日本とアメリカに勝てる国、ないですが。。。
いや、ドイツ、ロシア辺りも健闘するでしょうか……。

ちなみに、このルールはとあるアニメのルールをもじっておりますが、気にしないように。。。


と、冗談はこの辺りにしておきまして。。。

実際、私の見解ではこの砲撃戦の意図は幾つか考えられると思っております。

１．北朝鮮軍部の暴走であり、金正日の死、もしくは食糧難によって国家の統率が不可能に陥っている。
私自身はこの案が基本的に可能性が高いとは思っております。
まぁ、実際に食料難で軍部の統率が不可能となった場合、ソウルを一斉に全力攻撃すると思われますから、新たな後継者に対して軍部の力を見せつけ、軍部の発言権を確保するためのデモンストレーションの可能性が高いと思っております。
要はこうして問題を起こされたくなかったら、予算と発言権を寄越せって訳ですな。。。

２．いつもの救援物資要求砲撃。
北朝鮮は非常に国家運営が下手です。
素直に餓死者を出さないような国家生産力を保つという、文明国ならば当然のことが出来ません。
そのため、韓国や諸外国から送られる人道支援物資に頼りきりであります。
が、このところの不景気や天候不順で北朝鮮の食糧事情は打撃を受けた様子。
だからこそ、ちょっと派手に韓国を脅すことによって救援物資をせしめようという腹積もりなのでしょう。
……日本人的思考からしてみると、非常に理に適ってないとは思います。
救助の手を差し伸べる相手を砲撃するなんて。
ですが、あの国の民族性では、救助＝朝貢です。謝罪＝服従なのです。
だからこそ、救援物資を要求する砲撃……なんて日本人的に斜め上の発想は、あの民族には普通だと思われます。

３．尖閣諸島問題で日本人の間に芽生えた反中意識を逸らすための、話題作り。
まぁ、あり得なくは無いって程度の可能性ではありますが。
日本人が飽きっぽいというのは一つの情報として確立されてますからね……。
上手く目を逸らして、暫くはほとぼりを冷まそうという戦略かも知れません。


……こんなところですか？？

もしも、今後、韓国側の島々を延々と攻撃し続けて、どこか一島でも占拠するという暴挙に北朝鮮側が出るようでしたら、それは確実に背後で中国が指示を出しているでしょうけれど。
要は、米軍への試金石ですね。
そうやって同盟国の所有している島を不法占拠した場合、同盟軍である米軍が攻撃してくるかどうかを、まずは北朝鮮に溜めさせている……という可能性も考えられるのです。
米軍が出てくるか出てこないかで、中国が尖閣諸島を実効支配するための手順が変わってくるから、先遣部隊を様子見の捨て駒として使うのは、戦略的にはある意味当然の行動ですね。
ま、これは今後の攻撃で韓国領の島を占拠した場合に考えられるシナリオですが。。。
現状ではまだこの戦略の条件を満たしていませんから、１．の軍部内紛程度が主な理由だとは思っておりますが。。。
こういう事態も考えられるので、米軍が早急に介入してくれることを祈りますが。
まぁ、アメリカとしてはとっとと大規模な戦争をすることによって、国内の景気回復に努めたいところなのでしょうけれど。。。


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