■2011年12月
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真珠湾攻撃70年 「ルーズベルトは狂気の男」フーバー元大統領が批判
【ワシントン=佐々木類】ハーバート・フーバー第31代米大統領(1874~1964年)が、日本軍が1941年12月8日、米ハワイの真珠湾を攻撃した際の大統領だったフランクリン・ルーズベルト(第32代、1882~1945年)について、「対ドイツ参戦の口実として、日本を対米戦争に追い込む陰謀を図った『狂気の男』」と批判していたことが分かった。
米歴史家のジョージ・ナッシュ氏が、これまで非公開だったフーバーのメモなどを基に著した「FREEDOM BETRAYED(裏切られた自由)」で明らかにした。
真珠湾攻撃に関しては、ルーズベルトが対独戦に参戦する口実を作るため、攻撃を事前に察知しながら放置。ドイツと同盟国だった日本を対米戦に引きずり込もうとした-などとする“陰謀説”が日米の研究者の間で浮かんでは消えてきたが、米大統領経験者が“陰謀説”に言及していたことが判明したのは初めて。
ナッシュ氏の著書によると、フーバーは第33代大統領のトルーマンの指示で戦後の日本などを視察。46年に訪日し、東京で連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー元帥と会談した。その際、フーバーはマッカーサーに対し、日本との戦争は「対独戦に参戦する口実を欲しがっていた『狂気の男』の願望だった」と指摘。在米日本資産の凍結など41年7月の経済制裁は「対独戦に参戦するため、日本を破滅的な戦争に引きずり込もうとしたものだ」と語ったという。
マッカーサーも、「ルーズベルトは41年夏に日本側が模索した近衛文麿首相との日米首脳会談を行い、戦争回避の努力をすべきだった」と批判していた。
著書ではフーバーが「米国から日本への食糧供給がなければ、ナチスの強制収容所並みかそれ以下になるだろう」とマッカーサーに食糧支援の必要性を説いていたことも詳細につづられており、フーバーの対日関与の功績に光を当てるものにもなっている。
ナッシュ氏は「この著書が、今でも米国の英雄とされているルーズベルト大統領への歴史評価を見直すきっかけになってほしい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000592-san-int
また、こういう見方もあります。
真珠湾攻撃70年 フーバー元米大統領の実績再評価を
【ワシントン=佐々木類】真珠湾攻撃に関し、当時のルーズベルト米大統領を批判したフーバー元大統領の発言は、「歴史的な検証に値する」(歴史家のジョージ・ナッシュ氏)ものだ。日米開戦から70年も経って初めて、これまで公にされてこなかったフーバーの発言が明らかにされたのは、遺族が一部資料の公開に応じたためである。
根っからの共和党員だったフーバーは1932年の大統領選で民主党のルーズベルトに大敗を喫した後、国家主義的な傾向があるとして、大規模な公共工事による雇用創出をねらったルーズベルトのニューディール政策を非難。大統領退任後に執筆した「自由への挑戦」で、ルーズベルト自身と側近らによる社会主義的な政策の遂行の仕方に警鐘を鳴らした。
実際、ルーズベルト政権中枢にソ連のスパイが深く広く浸透していたことは、通信傍受などを中心とした米国の対ソ諜報活動をまとめた「ベノナ文書」で明らかにされている。
ルーズベルト政権下の財務次官だったハリー・ホワイトが、「ソ連のスパイだった」(ブラウネル元米司法長官)ことが判明したのは氷山の一角だ。
ホワイトは、41年11月、事実上の対日最後通牒とされるハル・ノートの起草者で、米国だけでなく、ソ連の意向も受けて日本軍の中国からの撤退をハル・ノートに盛り込んだとされる。
フーバーは真珠湾攻撃後、表向き対日戦勝利に向けた米国の結束を強調したが、親しい周囲には米国の対独参戦を実現するため、日本を挑発したルーズベルトのやり方を強く批判していた。フーバーは「ルーズベルトは日本人の心理が分からなかった。彼のやったことは、歴史がきちんと公正に評価するだろう」とメモ帳にしたためている。
こうした事実からは、政敵を批判するという、ルーズベルトに対する個人的な感情を差し引いても、選挙に大敗するまで政権中枢にいたフーバーが、ルーズベルト政権が持つ潜在的な危うさと、対日政策のいかがわしさに気づいていたことがうかがわれる。
フーバーは大恐慌時に有効な手を打てなかったとして米国内での評価は高いとはいえないが、対日政策の観点からその実績を再検証する必要がありそうだ。
ハーバート・フーバー 1874年8月、アイオワ州生まれ。カリフォルニア州のスタンフォード大卒。1929年~33年まで第31代米大統領(共和党)。29年10月の世界恐慌で政府の経済介入を最小限に抑える政策で景気を好転できず、32年の大統領選でフランクリン・ルーズベルトに大敗、政界を引退した。64年、90歳で死去。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000593-san-int
だからと言ってあの敗戦の評価がマシになるとはあまり思えませんが。
日本が自衛のために仕方なく戦争に突入したという背景だけは、世界中の基本認識として広がってほしいものです。
そして同時に、アメリカという国家がこういうことを行ってきて、現在もまた同じようなことをしている国家であるということを。
ただ、日米同盟がありますから、日本としてはそこまで警戒する必要はありません。
利害関係が一致している間は、そして、同盟関係にある間は「信用」出来る相手ではあります。
が、しかし。
信頼はしてはいけないのです。
アメリカの契約履行能力を信じて、防衛や貿易のために用いるのは問題ないのです。
ただ、アメリカの契約履行能力を信じて、防衛や貿易で頼ってしまえば、もうそれは独立国家ではないでしょう。
では、用いると頼るの違いはどこにあるでしょうか??
この辺り、なかなか難しいのですが……
用いるとは、自分でも出来るけれど相手に任せても問題ない(もしくは効果的な)場合……だと思います。
頼るとは、自分で出来ないからこそ、相手に任せることで問題を解決する場合……でしょう。
あくまで私の中の解釈法程度ですけれど。
この違い、似ているようで全く違います。
何故ならば、信用して裏切られても、損害は被りますが、ソレを自分で出来るからまだ何とかなるのです。
逆に、信頼していて裏切られていた場合、ソレを自力で全く解決できないから、袋小路に陥るのです。
私は、国家間の付き合いは「信用」までしか発展させてはいけないと思います。
信頼するのは勿論悪いことではありませんが、裏切られた場合に日本では一億人以上に大損害を与えてしまうことになるのです。
食料自給率なんて幻想と言う方がいます。
確かにカロリーベースの自給率なんざ……この日本では化学肥料を自ら産出出来ない以上、あまり意味がないのも事実です。
ただし、食料が(最低限は)手元にある場合と、輸入が止まれば即餓死以外にありえない場合では、全く戦略の立て方が変わってきます。
そして日本が経済大国と言えども、ちょっとシーレーンを止められただけで、輸入の大部分が厳しい状況に陥ってしまうほど、脆弱な国家であるのも事実なのです。
だから、他国を信用するのは構わないと思うのです。
信用しないと貿易すらままならない訳ですから。
ですが、信頼はしてはいけないのです。
国家レベルで考えて、相手国が裏切った方が利益になると判断した場合、その国は容赦なく裏切ってくるでしょう。
そうならないように、様々な国家との連携を深め、相手の産業と深く絡みつくのも争いを避けるための一つの手段ではありますが。
戦争がそれ以上の利益を与える場合……もしくは存亡の危機で戦争以外に活路がなくなった場合、そんな利益くらいじゃ何の抑止力にもなりません。
私は、そういうのが国際関係であり、国家関係だと思っております。
個人的には、こういう考え方が普通だと思うのですが。
世界は平和と言いますが、まだ日本ですら平和になってから65年あまりしか経ってないのです。
国家間の戦争が続いていたのは、二千年ほどの間、世界中で延々とです。
そもそも今でもアメリカはイランとかイラクとかリビアとか攻め込んでますからね。
日本はその対象になってない、と言うだけだと思っているくらいでちょうど良いのです。
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